大雑把な日常

日常のあれこれ。

アイランド 森瑤子

2018-09-09 | よんだ
感想を書いた気になっていましたが、
どうやら書いていないらしい。




1980年代に書かれた30年後の未来。
2008年を舞台に運命に道びかれた男女の恋愛小説。
森瑤子先生がどんな未来を描いたのか
2018年の今、それを考えて読むと面白い。

交通網の発達がすごいことなっています。
国内は15分くらいで移動。海外もスッと行ける。
ところが携帯電話でいろいろできるという発想はない。
電話は電話だし、手紙は紙で超高速の筒を通ってやってくる。
一家に一台お手伝いロボット、自動体洗い機、出前サービスなど。
未来っぽい。

でもなんかみんなが空虚に感じていたりとか
豊かさとは何かと考える気持ちとか
あえて不便を楽しむこととかが
この2018年に常々感じていることであり、
けっこうすごい当たっているって思いました。

未来の話を書こうとしているんだけど
頭で描けないんだよな。
すごくムズイ。ない世界を書くって、すごい。



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