大雑把な日常

日常のあれこれ。

去年の読書

2020-01-13 | よんだ

本を読みながら、ふと思い出した。

そういえば、去年60冊を目標に読書していたのでした。

55冊で〆で、目標を達することができませんでした。

 

今年も読むよ。でも60冊つらいな。

一冊でも多く読みたい。去年より。

 

去年読んだ本で、振り返ると、ベストは2冊です。

 

ベスト1は白夜行。(→白夜行の記事。 )

本当にすごかった。

何一つ主人公の内面を描写せず、

こちらの想像だけを使って、いくらでも話を深く広くする手法に、

なるほど!

と、膝を叩いた。

その世界の人がいつまでもいつまでも脳内で生きていることを想像するようなもの。

ウソの世界を本当だったらいいのに、って思うもの。

ダークなのに、これだけこの世界にのめり込めるって、とにかくすごい。

 

もうひとつは、コンビニ人間。→コンビニ人間の記事。

読んでいる人を異世界に連れていくことも、

創作物の醍醐味で、

それをこれでもか、と味わった。

私の脳とシンクロ率がすごくて、しばらく自分に戻れませんでした。

生きづらさをあんなにも体現できたことはない。

 

このように、読んでいたら、すごくいいことあるから、

本当に読まなきゃいけません。

今年も読む。

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