うそつき

作文。

小さいころから

得意なほうでした。

ただ

自分の書きたいことを書くよりも

先生や親にどう見られるか

ということばかり考えて書いておりました。

だから

気持ちはちっとも入っていない

ちょうどいい文章を書いていた。

自分の気持ちを文で表現する

という方法が分からなかった

とも言えます。

あるとき

みんなの前で作文を読む国語の授業がありました。

小学3年生くらいだったか。

最初の一文、読み始めようと思って、

これはこう変えたほうがいい

ととっさに思ったのです。

それで書いてある文章とは

まったく違うことを話し始めてました。

まるで読んでいるかのように朗読していましたが、

作文に書かれている文章とはまったく違う内容を

みんなのまえで堂々と話しました。

読み終わると

クラス中が拍手。

先生にもとっても褒められて

逆に罪悪感にさいなまれました。

バレやしないか

と思っていた。

でも結局バレなかった。…と思う。

作文、提出しちゃえば、すぐに分かることですけど。

わたしは

クラスでも目立つほうでもなく、おとなしい太った子だったので、

そんな口からでまかせが

スラスラ出る自分に若干ひいていたのを覚えています。

こんなに嘘が上手に言える自分は

将来、詐欺師にでもなっちゃうんじゃないか。

と本気で悩んでました。

今でも嘘は得意ですが、

なるべくその能力を発揮しないように

本音を心がけています。

結局

極端

ってことだと思います。

八千草薫的一日

本日は

冬の寒さが一段と厳しくなり

外へ出るのが辛かったので

日がな一日

ソファに座り、

本を読んだり、編み物をしたりして過ごしました。

ほんの一時、外を眺めておりましたら、

窓から見える自宅前の公園で

数人の小学生が

みんなでお尻を振って踊っておりました。

一様にらららと歌っていて

きっとこれは今流行りの踊りに間違いない。

そう思いました。

友人にいただいたカモミールのハーブティが美味しく

少し飲みすぎたくらい飲んでしまいました。

年も年ですし

少し控えめにしなくては

トイレに立つのが頻繁になり

寒い思いをしてしまいます。

ところで

本日妹に

昨日日記に書いた外食の件を聞かれたので

イトーヨーカドーのフードコートで

マクドナルドを買ったと言ったら、

驚かれました。

アメリカの地名がついたハンバーガー

クーポンを利用したものの、

少し私の財布には痛かったので、

単品で注文し、

夕飯はそれだけで済ませましたので、

深夜ごろ、お腹がすいて

ひもじい想いをしました。

妹はそれを聞いて

ご褒美だったんじゃないのか

と笑っておりました。

ひとの笑いのツボってイロイロですね。では。

 

OL冬のいちにち

バス停で

気付いた。

ipodと携帯を枕元に置きっぱなし。

あちゃあ。

ipodをシャッフルで聴きながら

携帯でツイッターするのが

私の通勤方法なのに。

これでは何をしたら。

バスも電車もいい場所に座れた。

ずっと妄想妄想。

今日は、１１時から会議。

朝いちで資料をコピーしなきゃならないので、

遅刻はできない。

と思いつつ、

一本早い電車に乗れたので、

お気に入りのパン屋で

買い食い。

美味しそうなコロッケパンと

新商品のレモンリーフパイを買う。

こりゃまた太るな。

そう思いながら出勤。

資料の差し替えがあったりしてちょっぴりあせったけど、

なんとか会議も乗り切り

持ってきたお弁当でお昼。

コンビニで買った焼きプリンがうまい。

午後は眠くなりながら

のんびりお仕事。

夕飯は外食しちゃおう。

金曜だし、一週間がんばったご褒美でいいよね。

それにしたって、

乾燥する。

ぽりぽり。

今日は一日ぽりぽり体を掻いてました。

背中を

おしりを

乳首を。

でわでわ。

 

ｐｓ

携帯とipodがないと

一日妄想しまくりです。

ニヤニヤ笑ったり

独り言いったりで危ないです。

携帯電子機器は必要。

STOP妄想。

 

女の子のメンテナンス

仕事中に

あれ？

右足の親指の爪が

異様に伸びている気がしました。

ソックスの下の

ストッキングの下で。

二重履きしたから気がついたわけではないんです。

最近いつも二重履きですけど。

今日は特に右足の親指先端に

圧力を感じました。

家に帰って見てみると

まあ伸びていること。

半年に一度か二度しか

切らないので

0.8ｃｍはあるかという

伸び具合。

バッサリ切ってスッキリしました。

 

こんなんだから

女性誌で「メンテナンス♪」

なんて文字を読んで

しばし言葉の意味を読み取るのに

時間がかかった。

心に余裕があれば

あたしだって…。

野菜炒めを作ることにして

いつもより

やることが多くなって

テンパっているようじゃ

まだまだ

無理っ。

 

妄想少女

妄想。

小学生の高学年から

わたしは妄想の世界にハマって行きました。

聞こえは

乙女チックですけど

現実から逃げたくて

ご飯を食べている時間以外

ずううと妄想しまくって

現実のことはそっちのけで生きているやばい思春期でした。

 

最近

フィクションの文章を書き始めました。

妄想のはなしを書いてます。

妄想のところから

また妄想が湧き出しています。

そんでもってそっちの妄想のほうが気に入ってしまって

白昼夢。

そればっかり考えてしまう。そちらの世界に引きずらられてしまう。

 

まずいまずい。

これも文章化しよう。

と考え中です。

お話は

妄想ばかりしていて

それがどっちか分からなくなっていく

悲惨な三十路女の話です。