茅ヶ崎海岸の沖合1.5kmにある「えぼし岩」をめぐる周遊船が、11月から定期的に出ているという話を
聞きましたので、富士山を背景にした 「えぼし岩」の写真 を撮りたいと思い、出かけてみました。
「えぼし岩」は、その形が特徴的なので、江ノ島や森戸神社からもその姿が小さく見えますが、
茅ヶ崎漁港から船で約15分くらいのところにある「えぼし岩」はかなり広い岩礁で、
30くらいの島や磯があり、その中の一番大きな岩が「えぼし岩」(高さ15m)と呼ばれている岩です。
そして、その岩礁付近は釣りのスポットなのでしょう、釣りをしている人がたくさん居ました。
周遊船は岩礁をひと回りしますが、沖合から「えぼし岩」を見ると、富士山が背景に入るところがあり、
こちらは、正に撮影のスポットですが、残念ながら、当日は富士山に雲がかかり、
すっきりとしたツーショットにならず、残念でした。
このえぼし状の岩は、大正12年9月1日関東大震災で隆起した岩だそうですが、
戦後 進駐軍により砲撃の的にされ、その形状も変わってしまったそうです。
「えぼし岩」は、昔 公家や武士などが用いた帽子である烏帽子(えぼし)に似ていることから、
この名が付けられたといわれていますが、正式には「姥島(うばじま)」というそうです。
富士山を背景に「えぼし岩」。(富士山には雲がかかって中腹がよく見えません。)
周遊船が廻るにつれて、背景の富士山も左手から右手へ。
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