鎌倉・東慶寺の「岩ガラミ」が、日にちと時間を限定して公開されていると聞きましたので、出かけてみました。
「岩タバコ」は今までに何度か見ましたが、「岩ガラミ」は見たことがありませんでした。
「岩ガラミ」は、本堂裏手の崖下に1本の幹が根を下し、崖全体に蔓を伸ばして、花は崖全面で咲いていました。
その花の姿は、額あじさいに良く似ており、周りに白い額がついた花で、花自身は小さな花でした。
「岩タバコ」も咲いていましたが、こちらはピークを過ぎて、所どころにその花が残っているという感じでした。
東慶寺は花のお寺といわれるだけあって、この時期いろいろな花が咲いていました。
1本の「岩ガラミ」の幹(写真(中)下部中央付近)がしっかりと根をおろし、崖面全体に蔓を伸ばして花を咲かせています。
周りの白い葉は花の額で、中の小さなつぶみたいなものが花だそうです。
花のお寺といわれるだけあって、この時期 いろいろな花が咲いています。
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海水を飲むという不思議な習性がある「アオバト」が、今年も大磯町照ヶ崎海岸の岩場に
4月末から飛来しているという 新聞報道がありましたので、数年ぶりに出かけてみました。
9時過ぎに岩場に着きましたが、アオバトの飛来は時々という感じでした。
5月末には午前中に3000羽くらい飛来したと伝えられていましたが、
夜明けとともにやって来るということなので、時間とともにその数は少なくなるようです。
岩場には比較的大きな波が打ち寄せていましたので、波しぶきの中のアオバトを撮りたいと 思いましたが、
大きな波とアオバトの飛来のタイミングなかなか合わず、 残念ながら 狙ったような写真はあまり撮れませんでした。
アオバトは、数十羽の群れで上空を旋回しながら岩場に舞い降ります。
岩場に舞い降りた後、波が打ち寄せてしぶきが飛んだりすると驚いて飛び立ちます。
岩場では、さかんに何かついばんでいました。
(羽根に赤いところがある方がオス、黄緑っぽいのはメス)。
照ヶ崎海岸の岩場からすこし離れるときれいな砂浜が続いています。
そして、右奥の方には富士山が見えます。
アオバトは、富士山が見える方向から数十羽の群れで飛来して、岩場で海水を飲んだ後、また舞い戻って行きます。
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鎌倉・室町時代に、三浦半島で栄えた三浦一族の鎮魂祭として行われている「道寸祭り」。
「道寸祭り」では、三浦一族(最後の城主・三浦道寸)を偲ぶ供養祭とともに、
三浦一族のお家芸として永く伝えられてきた「笠懸」が披露されます。
三浦一族は戦いの訓練の中で、笠を敵の顔と見立てて、
疾走する馬の上から弓を放つ訓練をしていたそうですが、
その訓練がいつしか「笠懸(かさがけ)」と呼ばれるようになったそうです。
「笠懸(かさがけ)」は、的の左右両側には竹矢来などを設けて、その間から的をねらうというやり方で
「流鏑馬」と比べても極めて実践的で難しい弓馬術と言われています。
今回の「笠懸」は、油壷の荒井浜海岸で武田流の射手により行われましたが、
大小2つの的がそれ2ヶ所に設けられて
射手はまず大きな的を狙って馬場先の方に走り、
その後 帰りに砂浜近くに設けられた小さな的を狙って馬場元の方へ走って行きます。
まずは、三浦一族を偲ぶ供養祭 その後「笠懸」に先立っての神事が執り行われました。
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