12月3日 金曜日 冬キャン野宿失敗
このくそ寒い中、海岸の砂浜にテントを張ってキャンプしようと考えた。もちろんキャンプ場ではない。よく行く遠州灘である。
嫁は言う。
「アンタ、ホントに大丈夫?」
なあに、雪山で慣らした経験があるから、冬キャンなんて軽い軽い。
遠州灘でもいつも行く赤羽海岸ではなく、数キロ離れた太平洋ロングビーチに行った。車を駐車場に停めた時刻は夕方5時。もう夜である。
車から学生時代使っているMt,Daxの56リットルのザックに・・・、
テント一式・銀マット・ロールマット・寝袋・シュラフカバー・LEDランタン・ヘッドランプ・超軽量チタンコンロ・小型鍋・水1リットル・豚肉と白菜ネギ切ったもの(キムチ鍋用)・トイレット紙・ライター・焼酎・文庫本を詰める。
よし、忘れ物無し!およその総重量12~15キロぐらいかな。
車から500m~1キロ離れた海岸の砂浜に、テントを設営し野営するつもりである。車の横なんてタルイ事をしてはいかん。
それぐらいなら膝に負担無く歩けます。
最近反省しております。
いくら膝が悪くなったからと言って、車に寝る車中泊ってのは、あまりにも楽すぎてイカン。体はともかく、心まで鈍ってしまってるではないか。
若い頃みたいに冬の八ヶ岳で野営するなんてもう出来ないけど、せめて歩いて行けるところまで行って野営しろよ!この軟弱者め。
と、自分を鍛えるために言い聞かせております(笑)。
・・・後ろで嫁の「年寄りの冷や水」という声が・・・。
さて真っ暗な中でヘッドランプの灯りを頼りに、テントを設営する。
まず下に薄手の銀マットを敷いて・・・って風で飛ばされるがなあ!
テントを広げてポールを差し込み設営完了。
中に荷物を入れようとした途端、猛烈な風が吹き始め、テントが吹き飛ばされて転がる。
おおおおおお!どこ行くねん!
必死で追いかけるが、風が止まないので50mほど追いかけようやく捕まえる。
ひいはあひいはあ。なんて風だ。
風に逆らって野営場所に戻る。急いで荷物を放り込み、気休めのペグを打ち(砂浜なので役に立たん)、入り口を閉めて風が入らないようにした。
ダメだ。こんなに風が強いとは思わんかった。
もう私は全身砂だらけである。鍋なんて作ってる余裕無し。作ったら砂だらけになってしまう。
テント内でチョコと焼酎の晩飯。食事の内容は25年前冬の恵那山の時と同じではないか(笑)。
夜7時過ぎから、今まで以上の風が吹き始めた。海岸に転がってる丸太をテントに入れて、重しにする。
流木と添い寝なんてヤダよう。若い女の子と添い寝したいよう。
どんどん風が強くなっていく、テントを内側から必死に抑える。
突然突風が吹いて、テントがぐにゃりと曲がった。
アカン、このままだとポールが折れる!
撤収!
撤収・・・帝国陸海軍では「転進」とも言う(笑)。
このままではテントが持たないと判断し、大急ぎでポールを外した。ぺしゃんこになったテントの上に流木を置いて吹き飛ばされないようにし、ひとまずテント以外の物を車に引き上げた。
ところがどっこい、テントを回収に行ったら、夜なので場所がわからん。ランタン置いとけば良かったと後悔するが、ヘッドランプを頼りに15分後発見。
這う這うの体で車に帰り、そのまま寝袋に包まる。動けん、もうダメ。

朝日と共に目が覚める。
結局「海岸での野営」は失敗であった。嗚呼残念。せめて写真撮っておけば良かったなあ。
風が強かったので、車の中で鍋をして、日が昇って気温が高くなるのを待ってから、ゴミ拾いボランティアをして家路につきました。
本日は20リットルのゴミ袋2つ分の燃えるゴミを回収しました。いっぱいあったけど、風が台風並みに強く、寒くて寒くて2時間が限界です。
悔しいので今月中に再チャレンジします。
目指せ、野宿のおっさん!
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このくそ寒い中、海岸の砂浜にテントを張ってキャンプしようと考えた。もちろんキャンプ場ではない。よく行く遠州灘である。
嫁は言う。
「アンタ、ホントに大丈夫?」
なあに、雪山で慣らした経験があるから、冬キャンなんて軽い軽い。
遠州灘でもいつも行く赤羽海岸ではなく、数キロ離れた太平洋ロングビーチに行った。車を駐車場に停めた時刻は夕方5時。もう夜である。
車から学生時代使っているMt,Daxの56リットルのザックに・・・、
テント一式・銀マット・ロールマット・寝袋・シュラフカバー・LEDランタン・ヘッドランプ・超軽量チタンコンロ・小型鍋・水1リットル・豚肉と白菜ネギ切ったもの(キムチ鍋用)・トイレット紙・ライター・焼酎・文庫本を詰める。
よし、忘れ物無し!およその総重量12~15キロぐらいかな。
車から500m~1キロ離れた海岸の砂浜に、テントを設営し野営するつもりである。車の横なんてタルイ事をしてはいかん。
それぐらいなら膝に負担無く歩けます。
最近反省しております。
いくら膝が悪くなったからと言って、車に寝る車中泊ってのは、あまりにも楽すぎてイカン。体はともかく、心まで鈍ってしまってるではないか。
若い頃みたいに冬の八ヶ岳で野営するなんてもう出来ないけど、せめて歩いて行けるところまで行って野営しろよ!この軟弱者め。
と、自分を鍛えるために言い聞かせております(笑)。
・・・後ろで嫁の「年寄りの冷や水」という声が・・・。
さて真っ暗な中でヘッドランプの灯りを頼りに、テントを設営する。
まず下に薄手の銀マットを敷いて・・・って風で飛ばされるがなあ!
テントを広げてポールを差し込み設営完了。
中に荷物を入れようとした途端、猛烈な風が吹き始め、テントが吹き飛ばされて転がる。
おおおおおお!どこ行くねん!
必死で追いかけるが、風が止まないので50mほど追いかけようやく捕まえる。
ひいはあひいはあ。なんて風だ。
風に逆らって野営場所に戻る。急いで荷物を放り込み、気休めのペグを打ち(砂浜なので役に立たん)、入り口を閉めて風が入らないようにした。
ダメだ。こんなに風が強いとは思わんかった。
もう私は全身砂だらけである。鍋なんて作ってる余裕無し。作ったら砂だらけになってしまう。
テント内でチョコと焼酎の晩飯。食事の内容は25年前冬の恵那山の時と同じではないか(笑)。
夜7時過ぎから、今まで以上の風が吹き始めた。海岸に転がってる丸太をテントに入れて、重しにする。
流木と添い寝なんてヤダよう。若い女の子と添い寝したいよう。
どんどん風が強くなっていく、テントを内側から必死に抑える。
突然突風が吹いて、テントがぐにゃりと曲がった。
アカン、このままだとポールが折れる!
撤収!
撤収・・・帝国陸海軍では「転進」とも言う(笑)。
このままではテントが持たないと判断し、大急ぎでポールを外した。ぺしゃんこになったテントの上に流木を置いて吹き飛ばされないようにし、ひとまずテント以外の物を車に引き上げた。
ところがどっこい、テントを回収に行ったら、夜なので場所がわからん。ランタン置いとけば良かったと後悔するが、ヘッドランプを頼りに15分後発見。
這う這うの体で車に帰り、そのまま寝袋に包まる。動けん、もうダメ。

朝日と共に目が覚める。
結局「海岸での野営」は失敗であった。嗚呼残念。せめて写真撮っておけば良かったなあ。
風が強かったので、車の中で鍋をして、日が昇って気温が高くなるのを待ってから、ゴミ拾いボランティアをして家路につきました。
本日は20リットルのゴミ袋2つ分の燃えるゴミを回収しました。いっぱいあったけど、風が台風並みに強く、寒くて寒くて2時間が限界です。
悔しいので今月中に再チャレンジします。
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