48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

野宿でGO!

2021年12月13日 23時48分02秒 | 野宿・アウトドア
12月10~11日 金~土曜日 野宿でGO!

先週遠州灘の大風で失敗した野宿なのですが、今週決行しました。
前にも書きましたが、キャンプ・車中泊ってのはあまりにも楽なので、「ちとこれではいかん!」と最近考えるようになったのだ。
そうなのです。男はあえてしんどい事をしなければいかん!野生だ野生!

半年前に半月板を怪我してから、運動がほとんど出来なくなりました。しかもコロナで柔道もマラソン大会も無い日が続いております(注:柔道は再開しました)。
ダントツで時間を取られていた空手を辞めたことが、一番の理由だと思う。いろいろあって辞めたのですが、理由を書くと又めんどくさい事になりそうなので、これは書かない。
それはともかく、あまりにも暇なので、車を改造して寝泊りできるようにし、あちこちキャンプに行きました。これはこれで結構面白かったですよ。
最近ようやくリハビリ(ウォーキング・自転車)が出来るぐらい回復してきましたので、
「じゃあ、自分の足でちょっとは移動して、野宿をしよう」
車の横にテントを張る事もありましたが、それではちょっと野宿には入らないと思う今日この頃なのです。

今日は電車で行きます。
JR蒲郡駅近くの有料駐車場に車を停めて、そこから新快速・各停を乗り継いで、静岡県浜松市舞阪駅まで行きます。
上の写真は蒲郡駅のホームで撮影したザックです。今回は暖かかったので衣類が少なくて済みました。それでも15キロの重量です(体重計で測った)。
歩いてる時は膝に負担がかからないように、左側だけストックを使っております。

豊橋の2階コンコースの売店で、レモン酎ハイとサラミソーセージを買い込んだ。もちろん吞み鉄です(笑)。久しぶりの吞み鉄ですなあ。
電車を2本見送って、ポカポカ陽気の7番線ホームの一番端のベンチで、新幹線や名鉄・在来線を見ながら酒を飲む。かなり離れたベンチでは、お母さんと男の子が弁当広げてました。入場券で入り、お昼を食べながら電車見学かあ。
嗚呼、のどかだ。

豊橋から30分で舞阪駅に到着してしまった。近い。
駅から南下して地元のスーパーに寄り、食料と酒を買い込みました。握り寿司が安かったのとインスタントラーメン・ウィンナーソーセージぐらい。野宿の場合は調理器具をあまり持てないので、簡単なものしか買えません。
目指す遠州灘舞阪海岸は、約1.5キロ先。

さて津波防止の高さ13mの堤防を乗り越えて、「舞阪ビュー」と呼ばれる海岸にテントを張りました。ホントはもっと海の近い砂浜に設営予定でしたが、突風があった時の事を考えて、巨大堤防沿いの風が来ない所です。堤防を散歩する地元の人からは丸見えですが、他人の目なんぞ気にしてはいかん。
しかし遠州灘は釣り人で凄い!
100m置きに投げ釣りの人が必ずいます。舞阪は駐車場があって来やすい事もあるのですが、それでも海岸にはずっと釣り人が続いております。

夕陽を見ながら寿司を食って晩酌。
一寝入りして夜の11時過ぎに起きると、海の向こうにはオリオン座が見えました。空気の澄んだ山の中ほど綺麗に見えるわけではありませんが、真夜中の釣り船の灯りもあちこちに灯ってます。
波の音を聞きながら、焼酎で晩酌。最高の贅沢だわ。
一つ欠点があるとすれば、国道1号線のバイパスがすぐ近くを通ってるので、車の音が(笑)。
驚いたのは、この真夜中にもかかわらず、ランタンを点けて釣りをされている方が数人いた事である。ゴム長履いて海に浸かって・・・凄いよなあ。
星を見ながらラーメンで飲んで明け方に寝た。

すっかり明るくなった7時前に起きたら、土曜日という事もあって、30~50m置きに釣り人がいました。皆早起き(笑)。

さて私がテントの横で朝飯ラーメンを食べていると、釣りに来たオジサンが私の横で帰りの準備をし始めました。
「テントでお泊りですか?」
と聞かれてからいろいろ話をさせていただいたのですが、
「今は空前の釣りブームでして、御前崎から伊良子岬まで、ずーっと釣りの人が途切れなく続くようになったんですよ」
との事。そいつは驚いた。120km区切りが無いのか。
コロナで釣りとキャンプは大盛況なんだなあ。
その方は人混みが嫌いなので、夜中に来て朝8時には帰るそうです。キャンプ場の人混みが嫌いで、野宿している私と何だか似ております(笑)。

読んだ本は、
「蜘蛛女のキス」マヌエル・プイグ 集英社文庫
いいねえ。うちの嫁さんも推薦のラテン文学の傑作です。

昼前には撤収しました。
しかし久しぶりに銀マットと寝袋だけで寝たので、背中が痛い。
でも精神的に楽しい。むっちゃ気楽。
「俺はどこでも生きていけるんだ。何やっても大丈夫」
という自信にもなる。野宿は最高です!

帰りの「舞阪~豊橋」の各駅電車は、土曜日という事もあって結構混んでました。その中で、汚い格好の大荷物を背負ったウドの大木は、異様な雰囲気だったと思う。
ちょっとジロジロ見られて恥ずかしかった。

膝が治ったら・・・という前提ですが、20~35歳までどっぷり漬かっていた登山や貧乏旅行に、もう一度チャレンジしようと考えております。今でも貧乏なので(笑)。
まずは野宿から。

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コメント (2)
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