試験最終日は三年生むけの進路講演会。隣町の予備校から講師をお招きし受験生の心構えについて話してもらう。ここの予備校はいわゆる「大手」ではないが厳しく熱心な指導で地元では有名。私も学生のころ夏期講習と冬期講習でお世話になった。授業もひと味違ったが、なんといっても自習室の張りつめた空気が違うのだ。
とても良い講演で、ためになる話はいくつもあったが、私が好きだったのは勉強の「質」と「量」のどちらが大切かというくだり。私個人は例によって量が質に変わっていくという話をよくするからだ。
今回のお話しでは「質」と「量」のベクトルが合ったところに「がむしゃらさ」があるということ。つまり、「質」、「量」のどちらかに偏った学習に本物の真剣みはあるといえるのかというわけだ。
思い出したのは、この予備校で一浪ののち関西で最も難関と思われる大学の法学部に合格した高校時代の友人のこと。一年間、一番早く登校し一番遅く下校するという決め事をし、それを果たしたと聞いた。単に長い時間予備校にいるというだけでなく質の高い勉強もできていたのだろう。
とても良い講演で、ためになる話はいくつもあったが、私が好きだったのは勉強の「質」と「量」のどちらが大切かというくだり。私個人は例によって量が質に変わっていくという話をよくするからだ。
今回のお話しでは「質」と「量」のベクトルが合ったところに「がむしゃらさ」があるということ。つまり、「質」、「量」のどちらかに偏った学習に本物の真剣みはあるといえるのかというわけだ。
思い出したのは、この予備校で一浪ののち関西で最も難関と思われる大学の法学部に合格した高校時代の友人のこと。一年間、一番早く登校し一番遅く下校するという決め事をし、それを果たしたと聞いた。単に長い時間予備校にいるというだけでなく質の高い勉強もできていたのだろう。