ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

11月の読書メーター

2022-12-01 06:49:08 | 読書メーター
11月に読んだのは6冊だけやったけど、どれも僕の好みに合った本でした


11月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1828
ナイス数:243

とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時感想
サクッと読める作家さんのひとときエッセイ。ちょっともの足りないけど、読者にもいいひとときを与えてくれてます。短いエッセイ中にはさまれた淡い色のイラストもいい雰囲気でした。
読了日:11月01日 著者:
明日へのペダル明日へのペダル感想
50代半ばのサラリーマンが健康のため部下の女性の勧めでロードバイクを始める。5万円のクロスバイクを買うのに清水の舞台からと思う僕とは総額50万なんて雲泥の差(^^;) でもどこかで聞いた(読んだ)ような会社名だと思ったらロックバンドT.K.Gの黒沢さんとバンドのマネージャーの居る会社…なんかそれだけで嬉しくなる。 震災から10年、そして新型コロナ。 最後は思わぬ展開になったけど、きっといい方向に向かいますよ(^^)
読了日:11月07日 著者:熊谷 達也
本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫 な 13-5)本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫 な 13-5)感想
この本をなぜ図書館に予約したのか全く覚えていない。題名と表紙のイメージなのか、それともどこかで感想でも読んだのか。猫が書店を救うファンタジーかと思ったら活躍するのは引きこもりの古書店に暮らす引きこもり男子高校生。言葉を話す猫と共に本を助けに異世界(?)へ。高校生の精神的な成長や本好き、本に対する愛・・・途中、通勤電車で読んでて感動の涙を我慢してたら鼻水が・・・マスク外して鼻かみました(こんな話は要らんなぁ^^;)。とにかくいい言葉もいっぱい。本が好きなら読んでみて損はない(←あくまで僕の感想です)
読了日:11月10日 著者:夏川 草介
ディーセント・ワーク・ガーディアンディーセント・ワーク・ガーディアン感想
『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』中の「部下の迷い」を読んでそれが入っている本書を読んでみたくなりました。労働基準監督官の三村を主人公とした事業所・経営者や労働者がかかわる謎解きばかりかと思ってたら、書き下ろしの最終話「明日への光景」は三村自身に降りかかった監督官を続けられるかどうかと、妻からの衝撃の告白の二重苦。これ最後どうなるんやろ、と思ってたら、え?こうなっちゃうの、と少し期待外れ(^^;) これ続編ってあるんやろか?
読了日:11月16日 著者:沢村 凜
扉守(とびらもり)扉守(とびらもり)感想
潮ノ道(イメージは尾道)を舞台にした短編。山と海に囲まれチカラが溜まるという土地にこの世でもあの世でもない世界があったり、人間ではない特殊な力を持った人(?)が現れたり。ても、とても優しいファンタジー。ほんとはアミの会のアンソロジーに書かれていた潮ノ道FM局の話を読みたかったけど、作者が居なくなった今はかなわぬ夢(?)ですかね(;_;)
読了日:11月22日 著者:光原 百合
月の裏側 (幻冬舎文庫)月の裏側 (幻冬舎文庫)感想
塚崎多聞さんが登場すると知り借りてみました。多聞さんの独特の雰囲気みたいな話かと思ったら、だんだん重〜くなってくる、気持ち悪くもなってくる。月の裏側…Dark side of the Moon…ピンク・フロイドの音楽みたいに重い、深い。自分ってなんだろ?三崎亜記さんの「ニセモノの妻」を思い出したり、全く関係ないけど北野勇作さんの小説に出てくる泥で作られたヒトデナシなんかも思い出した。
読了日:11月30日 著者:恩田 陸

読書メーター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする