やはり仕事が入ったら読書量激減。「光媒の花」が良かったです。
12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2544
ナイス数:299
浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん (講談社文庫)の感想
アラビア式の平方根の解き方に驚き(でも頭ウニウニ)、複素数ではガウス平面を使うと何となく理解できたような気になり(でも頭ウニウニ)、あとがきで「虚実織り交ぜる」が実数と虚数に似てるというのに感動したw でもシリーズに慣れたせいなのか、今回は渚ちゃんからテロリストに投げかけられる言葉にあまり感動せんかったなぁ。 次作に期待しましょ。
読了日:12月03日 著者:青柳 碧人
東京ピーターパン (角川文庫)の感想
何らかの形でミュージシャンだったりミュージシャンを目指したいろんな年齢の男たち・・・ホームレス、つけ麺屋のバイト、印刷会社の営業、警察官、引きこもりの高校生・・・彼らが偶然にも高校生が引きこもってる土蔵に集まり一夜限りのバンドを結成。 あり得ないフィクション、でもB級映画にでもして見たら涙しそうな感じもする。 生きてりゃいいことあるんだよね、きっと。
読了日:12月05日 著者:小路 幸也
鬼の跫音 (角川文庫)の感想
「鈴虫」「犭(ケモノ)」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の6篇。 どの話も人が自分を見失って鬼になってゆく話。 全部怖かった~。
読了日:12月09日 著者:道尾 秀介
弥勒戦争 (1978年) (角川文庫)の感想
弥勒が救いではなく邪悪、という設定にビックリ。 戦後の帝銀事件や朝鮮戦争、マッカーサーという実際にあった事件・人物などを交えながら、邪悪な弥勒を止めることができるのか。 ちょっと最後にもうひと盛り上がり欲しかったような気がするけど、物語に引き込まれて、読み進めるのがほんま早かった(^^)
読了日:12月11日 著者:山田 正紀
光媒の花 (集英社文庫)の感想
円環をなす連作短編。各短編には前の短編の登場人物の誰かが主人公。そして最後の話には最初の話の登場人物が。 前半は殺人がらみでしたが、後半は死ななくなった(^_^;) でもどの話も重いけど、なんとなく前向きな終わり方。 またいい本に出会ったように思います。
読了日:12月15日 著者:道尾 秀介
エヴリシング・フロウズ (文春文庫)の感想
主人公のヒロシを中心に同じクラスのヤザワ、野末、大土井、増田や小学校時代の塾で一緒だったフジワラ、フルノ・・・彼らの中学3年の1年間を描いた作品。 時々事件のようなことも起きるけど、恋愛が成就するでもなし、ある意味ダラダラと過ぎていく毎日。 後半で大土井の家庭に関する事件で盛り上がるけど、悲惨でもハッピーでもなく、そこそこ落ち着く。 でも、彼らが高校生になってからの続きも知りたい・・・でも、みんなバラバラになったから続編は難しいかな。
読了日:12月24日 著者:津村 記久子
日本SF傑作選2 小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か? (ハヤカワ文庫JA)の感想
2017年の最後は700頁余りのこの本。「地には平和を」「時の顔」「紙か髪か」「御先祖様万歳」「お召し」「物体O」「神への長い道」そして文庫本の中に長編の「継ぐのは誰か?」 全て既読かと思ってたら「継ぐのは誰か?」は未読でした。 いろんな小松左京さんを楽しめた太い一冊です。「継ぐのは誰か」は人類進化に関する重いテーマだけど読むのがやめられませんでした。
読了日:12月31日 著者:小松 左京
読書メーター
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読んだ本の数:7
読んだページ数:2544
ナイス数:299
浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん (講談社文庫)の感想
アラビア式の平方根の解き方に驚き(でも頭ウニウニ)、複素数ではガウス平面を使うと何となく理解できたような気になり(でも頭ウニウニ)、あとがきで「虚実織り交ぜる」が実数と虚数に似てるというのに感動したw でもシリーズに慣れたせいなのか、今回は渚ちゃんからテロリストに投げかけられる言葉にあまり感動せんかったなぁ。 次作に期待しましょ。
読了日:12月03日 著者:青柳 碧人
東京ピーターパン (角川文庫)の感想
何らかの形でミュージシャンだったりミュージシャンを目指したいろんな年齢の男たち・・・ホームレス、つけ麺屋のバイト、印刷会社の営業、警察官、引きこもりの高校生・・・彼らが偶然にも高校生が引きこもってる土蔵に集まり一夜限りのバンドを結成。 あり得ないフィクション、でもB級映画にでもして見たら涙しそうな感じもする。 生きてりゃいいことあるんだよね、きっと。
読了日:12月05日 著者:小路 幸也
鬼の跫音 (角川文庫)の感想
「鈴虫」「犭(ケモノ)」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の6篇。 どの話も人が自分を見失って鬼になってゆく話。 全部怖かった~。
読了日:12月09日 著者:道尾 秀介
弥勒戦争 (1978年) (角川文庫)の感想
弥勒が救いではなく邪悪、という設定にビックリ。 戦後の帝銀事件や朝鮮戦争、マッカーサーという実際にあった事件・人物などを交えながら、邪悪な弥勒を止めることができるのか。 ちょっと最後にもうひと盛り上がり欲しかったような気がするけど、物語に引き込まれて、読み進めるのがほんま早かった(^^)
読了日:12月11日 著者:山田 正紀
光媒の花 (集英社文庫)の感想
円環をなす連作短編。各短編には前の短編の登場人物の誰かが主人公。そして最後の話には最初の話の登場人物が。 前半は殺人がらみでしたが、後半は死ななくなった(^_^;) でもどの話も重いけど、なんとなく前向きな終わり方。 またいい本に出会ったように思います。
読了日:12月15日 著者:道尾 秀介
エヴリシング・フロウズ (文春文庫)の感想
主人公のヒロシを中心に同じクラスのヤザワ、野末、大土井、増田や小学校時代の塾で一緒だったフジワラ、フルノ・・・彼らの中学3年の1年間を描いた作品。 時々事件のようなことも起きるけど、恋愛が成就するでもなし、ある意味ダラダラと過ぎていく毎日。 後半で大土井の家庭に関する事件で盛り上がるけど、悲惨でもハッピーでもなく、そこそこ落ち着く。 でも、彼らが高校生になってからの続きも知りたい・・・でも、みんなバラバラになったから続編は難しいかな。
読了日:12月24日 著者:津村 記久子
日本SF傑作選2 小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か? (ハヤカワ文庫JA)の感想
2017年の最後は700頁余りのこの本。「地には平和を」「時の顔」「紙か髪か」「御先祖様万歳」「お召し」「物体O」「神への長い道」そして文庫本の中に長編の「継ぐのは誰か?」 全て既読かと思ってたら「継ぐのは誰か?」は未読でした。 いろんな小松左京さんを楽しめた太い一冊です。「継ぐのは誰か」は人類進化に関する重いテーマだけど読むのがやめられませんでした。
読了日:12月31日 著者:小松 左京
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