丸山慎一 県議ブログより転載
県議会健康福祉常任委員会に出席しました今日は、県議会の閉会中ですが、千葉県立知的障害者施設の職員による暴行死事件について調査するために、健康福祉常任委員会が開かれました。
この事件は、千葉県立知的障害者施設「袖ケ浦福祉センター」で起こりました。
昨年11月25日に入所者の一人が呼吸困難になり救急車で病院に運ばれましたが、26日未明に死亡。警察の検視の結果が伝えられ、暴行による死亡事件が明らかになりました。
その後、県が調査をした結果、昨年末までに10人の入所者に5人の職員が暴行虐待を行い、そのうち一人が死亡したということが明らかになりました。
今日の常任委員会ではその後の調査の結果、虐待にかかわっていた職員は、「身体的虐待(暴行)」10人、「性的虐待」2人、「心理的虐待」3人の計15人の他、疑義がある職員が4人いると報告されました。
また、過去10年にわたって繰り返し虐待が行われていた事実も明らかになりました。
これにたいして、なぜその時点で発覚しなかったのかが問題だとして、2002年の内部告発文書を提示しました。
そのなかには「入所者を血だらけになるほど殴りつけ大けがをさせているにもかかわらず、これを本人がベッドにぶつかったことで処理した」
「仕事に失敗した入所者に対して、角材をひざの裏に挟んで見せしめのように一日中、正座させていた」
「歯を折る、骨折させる、箒の柄を背中にさして正座させる、みんなで囲んでリンチまがいのことをする、食事を抜く」
などの虐待の実態が克明に記されていました。
これを読み上げ県としてどう対処したのか問いましたが、「是正勧告を行った」と答えるのみで、まったく是正されていない現実については語られませんでした。
さらに常任委員会では、あらためて職員のリストラが背景にあるとして、2004年4月に152名いた正職員が次の年には85人に減り、非正規職員が17名から69名に急増した事実を上げ、設置される第3者委員会では、こうした問題についても検証すべきだと求めました。
また、今日の常任委員会では委員会として袖ケ浦福祉センターに視察に入ることが確認されましたが、そのときに、職員からの聞き取りができるよう要請しました。
常任委員会では第3者機関を設置して年度内に一定の方向性をまとめることも報告されました。
県議会健康福祉常任委員会に出席しました今日は、県議会の閉会中ですが、千葉県立知的障害者施設の職員による暴行死事件について調査するために、健康福祉常任委員会が開かれました。
この事件は、千葉県立知的障害者施設「袖ケ浦福祉センター」で起こりました。
昨年11月25日に入所者の一人が呼吸困難になり救急車で病院に運ばれましたが、26日未明に死亡。警察の検視の結果が伝えられ、暴行による死亡事件が明らかになりました。
その後、県が調査をした結果、昨年末までに10人の入所者に5人の職員が暴行虐待を行い、そのうち一人が死亡したということが明らかになりました。
今日の常任委員会ではその後の調査の結果、虐待にかかわっていた職員は、「身体的虐待(暴行)」10人、「性的虐待」2人、「心理的虐待」3人の計15人の他、疑義がある職員が4人いると報告されました。
また、過去10年にわたって繰り返し虐待が行われていた事実も明らかになりました。
これにたいして、なぜその時点で発覚しなかったのかが問題だとして、2002年の内部告発文書を提示しました。
そのなかには「入所者を血だらけになるほど殴りつけ大けがをさせているにもかかわらず、これを本人がベッドにぶつかったことで処理した」
「仕事に失敗した入所者に対して、角材をひざの裏に挟んで見せしめのように一日中、正座させていた」
「歯を折る、骨折させる、箒の柄を背中にさして正座させる、みんなで囲んでリンチまがいのことをする、食事を抜く」
などの虐待の実態が克明に記されていました。
これを読み上げ県としてどう対処したのか問いましたが、「是正勧告を行った」と答えるのみで、まったく是正されていない現実については語られませんでした。
さらに常任委員会では、あらためて職員のリストラが背景にあるとして、2004年4月に152名いた正職員が次の年には85人に減り、非正規職員が17名から69名に急増した事実を上げ、設置される第3者委員会では、こうした問題についても検証すべきだと求めました。
また、今日の常任委員会では委員会として袖ケ浦福祉センターに視察に入ることが確認されましたが、そのときに、職員からの聞き取りができるよう要請しました。
常任委員会では第3者機関を設置して年度内に一定の方向性をまとめることも報告されました。