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トリチウム8000ベクレル検出 第一原発、3号機海側の地下水

2014-05-13 14:44:08 | 原発
     福島民報より転載
トリチウム8000ベクレル検出 第一原発、3号機海側の地下水
 東京電力は12日、福島第一原発3号機の海側で7日に採取した地下水から、これまでの最高値の3倍超となる1リットル当たり8000ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。
 東電によると、この井戸のこれまでの最高値は同2600ベクレル(4月30日測定)で、急上昇した。2、3号機間のくみ上げ地点から7日に採取された地下水からは同5500ベクレルのトリチウムが確認され、最高値だった同5200ベクレル(4月30日測定)を上回った。
 東電は相次ぐ地下水の放射性物質濃度の上昇について、「原因は分からない」としている。

(2014/05/13 11:18)

人間の尊厳かけ たたかう 谺雄二さんの訃報を聞いて

2014-05-13 11:16:15 | 日記
          しんぶん赤旗     2014年5月13日(火)
人間の尊厳かけ たたかう

谺雄二さんの訃報を聞いて


(写真)重監房資料館の開館式典に臨む谺さん(手前)=4月30日、群馬県草津町
 ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長の谺(こだま)雄二さんが11日に亡くなりました。

 ハンセン病患者にたいする日本政府による「強制隔離絶滅政策」の歴史は、世界的にも異様な国家的犯罪でしたが、同時に、人間の尊厳をかけた、たたかいの歴史でもありました。谺さんは、このたたかいの先頭に立ち続けた1人です。

 私が初めて谺さんに会ったのは、国を断罪した画期的な熊本地裁判決(2001年5月11日)が出た後でした。

 ハンセン病問題の知識がまったくなかった私は、臆面もなく群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」に谺さんを訪ねました。

 判決直後で多忙を極めていたはずなのに、「だれでも初めは知らなくて当たり前。遠慮せず、何でも聞いてくれ」。初歩の初歩から聞く私に、ねばり強く答えてくれました。

 何日も谺さんの部屋に入り浸りました。体力が尽きると、その日の取材は終了。ヘトヘトになって退室する私は、別の訪問者とすれ違いました。谺さんはごく自然に、数時間前に私に話した内容を一から、ていねいに語り始めたのです。あぜんとしました。後日、谺さんは「知らせることがたたかい」といいました。

 私は何の準備もせずに訪ね、谺さんを必要以上に長時間“拘束”したことを恥じました。谺さんの温かい対応は変わることがありませんでした。熊本地裁判決の前も後も終生、この「たたかい」は続きました。

 かつて、「オレ自身が党。党に入って、オレは思想的に社会復帰した」と語った谺さん。人生を丸ごと奪った連中が、もっとも忌み嫌う日本共産党員として、堂々と彼らの前に立ちはだかりました。「しんぶん赤旗」日曜版は創刊以来、ずっと配達を続けました。筋金入りです。同じ党の一員であることを誇りに思います。

 谺さんは「隔離状態の生活が継続し、いまだに社会復帰できないでいるわたしたちの真の姿」と書き残しています。晩年は、療養所内納骨堂の傍らに亡くなった方々の名前を刻印すること、地域とともに生きる療養所の社会化を模索していました。谺さんのことばを聞きたい。「ここを永久に残せ…土地ごと残せ」

(青野圭)

「美味しんぼ」の問題に関する個人的見解

2014-05-13 09:32:19 | 原発
きっこのブログより転載
2014.05.12

「美味しんぼ」の問題に関する個人的見解

小学館の漫画週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「美味しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)の「福島の真実編」の内容が波紋を広げてるので、いろんな人が取り上げてるけど、あたしも取り上げることにした。それは、どうしても納得できない点があるからだ。

詳しい内容については、いろんな媒体に取り上げられてるから、ここではいちいち繰り返さないけど、現在の状況をザックリと説明すると、「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲氏の主張は、以下の通りだ。


「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」などと書けばみんな喜んだのかも知れない。今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。私は真実しか書けない。自己欺瞞は私の一番嫌う物である。きれい事、耳にあたりの良い言葉を読み、聞きたければ、他のメディアでいくらでも流されている。今の日本の社会は「自分たちに不都合な真実を嫌い」「心地の良い嘘を求める」空気に包まれている。「美味しんぼ」が気にいらなければ、そのような「心地の良い」話を読むことをおすすめする。」
http://kariyatetsu.com/blog/1685.php


また、「美味しんぼ」に実名で登場している双葉町の前町長の井戸川克隆氏は、「私も鼻血が出ます」「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢います」「(鼻血は)被ばくしたからです」「今の福島に住んではいけないと言いたい」などの発言をしている。同じく実名で登場している福島大の荒木田岳准教授は、「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと思います」と発言している。

これらの内容に対して、これまで「福島は安全だ」と主張し続けてきた人たちは、いっせいに噛みついた。双葉町は「風評被害を増長させる」として小学館に抗議をし、石原伸晃環境相は「原発事故による被曝と鼻血には因果関係はないという評価が専門家から出ている」として「風評被害を引き起こすことはあってはならない」と批判した。そして、この発言を受けて、今度は井戸川克隆氏が「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と反論して、自分が鼻血を出している写真まで公開した。

すると今度は、福島県が「週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について」として反論を展開。「本県への不安感を増長させるものであり、総じて本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾であります。」と厳しく批判した‥‥ってなワケで、今日は「いかがお過ごしですか?」は割愛して先へ進むけど、フランク・ザッパにマトメると、井戸川氏側の主張は「福島県では鼻血を出したり、ひどい疲労感に苦しんでいる人がたくさんいる」「これは原発事故による被曝が原因だ」というもので、雁屋氏は井戸川氏を始めとした綿密な取材に基づいて書いている、というもの。

一方、反論や批判には2種類あって、1つは「福島県に鼻血を出す人がたくさんいるという事実はない」というもので、もう1つは「鼻血を出す人はいるが、原発事故とは何の因果関係もない」というもの。あたしの個人的な意見としては、後者はともかく、前者はあまりにもメチャクチャだと思う。だって、原発事故の直後から、ツイッターでは「鼻血が止まらない」というツイートがたくさん流れて来たし、「自分の子どもの鼻血が止まらなくなったから避難を決意した」という若いお母さんのツイートも覚えてる。

こうした鼻血に関するツイートは、10や20じゃなかったし、何ヶ月後かに福島を取材に行ったジャーナリストも「未だに鼻血が出る」という話をたくさん聞いたと証言してる。だから、「現時点では原発事故と因果関係があるかどうかは分からない」というのならともかく、「福島県に鼻血を出す人がたくさんいるという事実はない」というのは事実を捻じ曲げた物言いだと思う。


‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻るけど、あたしが冒頭で「どうしても納得できない点がある」と書いたのは、自民党のスタンス、そして、福島県のスタンスについてだ。それは、原発事故後の民主党政権下で、当時、野党だった自民党の議員が、国会で、「子どもたちがたくさん鼻血を出している。これでも安全だと言えるのか?」と民主党に詰め寄ったり、当時の双葉町町長だった井戸川氏の鼻血の例を挙げて、民主党政権の原発事故対応を批判していたからだ。具体的に言うと、2012年3月14日の参院予算委員会で、自民党の参議院議員の熊谷大(ゆたか)氏は、民主党政権に対して、次のように質疑をしている。


「(大臣や官房長官は)大きな不安はないと言っていますが、これは(宮城県の)県南のある小学校の保健便りです。4月から7月22日までの保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数469名に頭痛、腹痛、鼻出血が出ているんです。こういう結果が出ているのに、それでも本当に不安はないと言えるのですか?」


そして、自民党の熊谷大氏は、翌週3月22日の文教科学委員会でも、次のように質疑している。


「(多くの子どもたちが体調を崩している)そういった状況で、(当時の枝野幸男)官房長官は『人体には影響はない』と繰り返し発表していました。この前の予算委員会でも紹介しましたが、宮城県の南部のある小学校の保健便りを見ると、4月から7月22日までの保健室利用状況では、内科的症状で延べ469名が利用し、頭痛、腹痛、鼻出血の順に多かったのです。平野(博文文部科学)大臣、この事実をどのようにお考えになりますか?」


そして、翌月4月25日の憲法審査会では、自民党の参議院議員の山谷えり子氏が、次のように質疑している。


「(双葉町の)井戸川町長が雑誌のインタビューでこんなことを言っています。『国や東電は、止める、冷やす、閉じ込めると言い張って絶対に安全だと言ってきたが、このような結果になり我々は住むところも追われてしまった。放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊してしまった。私は脱毛しているし毎日鼻血が出ている。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、調べられないと断られましたよ。我々は被曝させられたのに、その対策もない検査もしてもらえない』、これは本当に重い発言だと思います」


また、6月14日の東日本大震災復興特別委員会では、自民党の参議院議員の森まさこ氏が、次のように質疑している。


「(将来的に子どもたちが原発事故が原因で病気になった場合)被害者の方が、子どもたちの方が、この病気は原発事故によるものだということを立証しなければならない。これはほとんど無理なのです。(中略)具体的には、こんな心配の声も聞いています。子どもが鼻血を出した、これは被曝による影響じゃないかと心配で、診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですか?ということです」


‥‥そんなワケで、これらの自民党議員の質疑を見れば分かるように、今から2年前の民主党政権下では、自民党は、「原発事故による被曝の影響で、周辺地域では子どもたちに鼻血などの症状が多発している」として、当時の民主党政権の事故対応を批判していたのだ。「安全だ」「直ちに健康に影響はない」と言っていた事故当時の枝野幸男官房長官や、後の平野博文文部科学相を批判していたのだ。

これって、おかしくない?だって、今は自民党のほうが「安全だ」「鼻血は原発事故とは因果関係はない」と言って、実際に鼻血が止まらないと言っている多くの人たちのことを批判してるんだよ。2年間も取材して原作を書いてる人のことを批判してるんだよ。双葉町にしたって、福島県にしたって、今回の「美味しんぼ」の内容を批判するのなら、どうしてこの時は自民党のことを批判しなかったの?複数の自民党議員たちが、これだけハッキリと「多くの子どもたちが鼻血を出している」「原発事故による被曝が原因じゃないのか」と国会で連呼してたのに、どうして「風評被害だ!」って騒がなかったの?

少なくとも、自民党は、当時の双葉町町長だった井戸川氏の鼻血の例を挙げて民主党政権を批判したのだから、今になって井戸川氏の主張を否定するのは、絶対に筋が通らないと思う。これじゃあ、敵対する政権や政党を攻撃する材料に、井戸川氏を利用してただけじゃん、福島の子どもたちを利用してただけじゃん。TPPでも、選挙の前と後とで言ってることが正反対になったけど、自民党のやり方って、あまりにも国民をバカにしてると思う。そして、何よりもかわいそうなのが、こんな政権に利用され続けてる福島の人たち、原発事故の被害者たちだ。


‥‥そんなワケで、「ビッグコミックスピリッツ」の最新号に掲載されている「美味しんぼ」の中の井戸川克隆前町長と主人公たちのやり取りを紹介して、今回は終わりにしようと思う今日この頃なのだ。


井戸川前町長 「今までの対応から、東電と国の言うことを信じてはいけない」

井戸川前町長 「前町長として双葉町の町民に福島県に住むなと言っている」

井戸川前町長 「私はとにかく、今の福島に住んではいけないと言いたい。どんな獣でも鳥でも自分の子供を守るために全力を尽くす。どうして人間にできないんですか。子供の命が大事でしょう。」

海原雄山 「私が福島を回るあいだに感じていたことを井戸川さんに明確に言っていただいて、胸のつかえが下りました」

山岡士郎 「しかし、真実を言うと町長を辞めさせられるこの日本という国は‥‥」


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投稿者 きっこ 日時 2014.05.12

福島市の県立美術館に、ちひろはじめ、世界の絵本作家76人による約150点が並ぶ

2014-05-13 09:01:44 | 日記
福島民報より転載
あぶくま抄(5月5日)
 ♪そんなちひろの 子供の絵の様な 君の笑顔がとても 好きだった-。絵本作家いわさきちひろは昭和49(1974)年に没する。5年後、さだまさしさんが「歳時記[ダイアリー]」を歌う。
 福島市の県立美術館に、ちひろはじめ、世界の絵本作家76人による約150点が並ぶ。ちひろ美術館は「ちひろ美術館コレクション 世界をめぐる絵本の旅」を県立美術館と共同で6月1日まで開く。震災から子どもたちの心が復興するよう願う。知らぬ国、外交で対立する国…。絵本は大人の無関心や敵対意識を超える。
 多くの作家が福島に思いを寄せる。コスタリカのウェン・シュウさんは人々の辛抱強さに驚く。中国の武建華さんは「苦しんでおられる友人たちが、わずかでも慰められ、楽しいひとときを過ごしてくださったら」と願う。米国のエリック・カールさんはコラージュの文字で「GANBATTE」と描く。「こどもの日」も鑑賞できる。
 被災地の子どもたちは、けなげに前向きに生きる。ちひろ美術館長の黒柳徹子さんは、明るい笑顔の奥に残る心の傷が気掛かりという。「大人のみなさん、ときには何も言わずに、子供たちを抱きしめてあげてください」

( 2014/05/05 08:42 カテゴリー:あぶくま抄 )

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