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原発事故で酪農断念 菜の花に思い込めて

2015-04-23 17:47:42 | 原発
河北新報より転載
原発事故で酪農断念 菜の花に思い込めて

菜の花で黄色く染まった牧草地

 東京電力福島第1原発事故で全町避難し、帰町に向けた準備宿泊が行われている福島県楢葉町の営団地区で、一面の菜の花が見頃を迎えた。
 営団地区は開拓地。原発事故で酪農をやめざるを得なくなった植松武さん(69)が昨年10月下旬、牧草地だった5ヘクタールに種をまいた。約70年前に東根市から移住した父親が酪農を始める前、菜種油を採っていたのを思い出したという。
 原発事故前は20頭の乳牛がいたが、避難中に死んだり処分されたりした。牛舎も取り壊す予定。植松さんは「ご飯を食べる暇もなく働いた。自分の代で酪農は終わりと考えていたが、原発事故で10年早くなってしまった」と言う。
 植松さんと妻幸子さん(65)は準備宿泊に登録し、いわき市の避難先と自宅を行ったり来たりしている。
 「長い避難生活でストレスがたまっている人が多い。楢葉に来たとき、一面の菜の花を見て、気持ちが少しでも明るくなってくれれば」と幸子さん。植松さんは「牛ふんで土が肥えているので成長がいい。これからもどんどん花が咲き、もっと黄色く染まるよ」と話した。


関連ページ: 福島 社会.

魂の破壊、一生癒えぬ  紛争地を撮り続け「戦場」を出版 亀山 亮さん(写真家)

2015-04-23 17:08:42 | 日記
東京新聞より転載
魂の破壊、一生癒えぬ  紛争地を撮り続け「戦場」を出版 亀山 亮さん(写真家)

2015年4月18日

写真
 「兵士たちは夫を生きたまま切り裂き、その肉を私に料理しろと命じました」
 三十六歳の女性は、そう言って涙をこぼした。額にはナタの傷痕。内戦で家族を殺され、レイプされ、行き場を失ってコンゴの精神科病院に収容されていた。
 リベリアの精神科病院では、元兵士の少年が鎖につながれ、裸で床に転がっていた。両親を殺したという。
 メキシコからパレスチナ、ブラックアフリカ諸国…。二十年近く世界の紛争地を歩いてきた写真家亀山亮(りょう)さん(39)が目にした光景だ。
 「戦闘が終わっても、この人たちの戦争は一生続く。被害者も加害者も、魂を破壊されているから」
 体感した戦争を写真と文でつづった『戦場』(晶文社)を出版したばかりの亀山さんに、自給自足生活を送る東京・八丈島の自宅で話を聞いた。
 千葉県松戸市生まれ。小学生の時、原爆を描いた漫画「はだしのゲン」に夢中になった。さらにベトナム戦争の写真集に衝撃を受け、図書館や書店に通って読みあさった。中高一貫の男子校に進むが「いい大学、会社へ」の校風に反発した。高一の冬にバイト代で一眼レフを購入。団塊世代の父の影響もあって、デモや三里塚闘争を撮った。「機動隊のバスに連れ込まれそうになり、一気に自分の中でスイッチが入った。怖いけど、学校で教えないリアルな社会科だと思った」
 だが、議論と争いばかりの反政府活動家とは肌が合わなかった。夜間の写真学校に進み、昼間働いて金をためた。二十歳でカメラを持って海外に飛び出した。
 二〇〇〇年、パレスチナ内戦取材でイスラエルの国境警備隊に撃たれ、左目を失明した。帰国して雑誌に写真を持ち込むと、「またパレスチナ?」と突き返された。当時、多摩川に現れたアザラシのタマちゃんの報道が過熱していた。難民申請を却下し続ける国で、アザラシに住民票を出す話が盛り上がっていた。
 そのさなか、父が自殺した。平和な日本で、静かな戦争のように年間三万人が死を選ぶ。精神の破壊は戦争被害とも通じる。失明で下りた保険金を使って、紛争地へ行き続けた。アフリカの紛争地を撮った写真集『AFRIKA WAR JOU RNAL』(リトルモア)で一三年、土門拳賞を受けた。「写真を使って社会と関わり、自分を変えていく作業がしたかった」。そう淡々と振り返る。机上の空論でなく、実体験を通して人間の本質を見極めようとしてきた。
 コンゴの民兵組織にカメラを向けた時のことを鮮烈に覚えているという。兵士らは十五秒ほどでポーズをとった。ある者が鋭利なナイフを仲間ののど元に突きつけると、その相手はおどけて地面に倒れ込んだ。
 「その光景を見て、兵士たちは社会から求められる役割を演じているだけだ、と腑(ふ)に落ちた。自分も含め、誰もが戦争の狂気の一端を担いうるんだと」
 戦争の共通項は、社会的弱者が最初に駆り出され、暴力の矢面に立たされ、最後はゴミのように捨てられること。著書『戦場』の後書きにこう記した。「生の手触りを実感することが少なくなった日本人も、机上の観念を注入され純粋培養されると暴走するのかもしれない」。戦場はもう、私たちの隣にまで来ているだろうか。 (出田阿生)

「買い物弱者」は全国に約700万人!? 低栄養などの健康被害にもつながる恐れが!

2015-04-23 10:55:33 | 介護
転載
みんなの介護ニュース
「買い物弱者」は全国に約700万人!? 低栄養などの健康被害にもつながる恐れが!
2015/04/23 10:00
買い物に不自由するために低栄養に陥る高齢者が増えるという注意喚起
高齢者にとって、車の運転や徒歩での外出は身体機能の低下によって年々難しくなることのひとつ。こうした老化に伴い、日常生活において生じる悩みのひとつが“日々の日用品や食品の買い物”です。

認知機能が低下した高齢者による自動車事故などが頻発している実態を受け、高齢者の免許返納を促す声も聞こえてくる一方で、買い物ができるお店が近くにないなどの理由から買い物難民・買い物弱者と呼ばれる人が増えてきています。こうした実態は様々な研究報告などからも発表されていますが、経済産業省でも買い物弱者問題に関する調査結果をとりまとめ、発表しています。

調査報告によると、60歳以上の高齢者4,198万人中、「日常の買い物に不便」と感じている方は17.1パーセントいるという内閣府調査を受け、全国で買い物弱者となっている高齢者の数は約700万人いると推計。2010年から約100万人増加していることが明らかになっています。

さらに、買い物弱者となった場合、食料品の購入が難しくなることから低栄養に陥りやすく、医療費・介護費が増加する可能性もあるそうです。事例として、イギリスでは生鮮食品を食べる機会が減ることで栄養不足に、高カロリー食品の摂取機会が増えることでカロリー過多となり、健康被害が原因で年間約7万人の人が死亡、医療費として約3,700億円が発生しているとも指摘されています。

経産省では、地域の実態に即した各地域独自の取り組みを支援していくと同時に、各自治体が対策をしやすくなるような物流面などの規制緩和も必要と指摘。これから関係省庁と連携して様々な支援のあり方を検討していく方針を示しています。

健康面でも悪影響を及ぼす恐れもある買い物弱者問題は、よりよく老いるためにも解決しなくては行けない問題。私たち自身も年老いたときに「買い物をどうするのか」という対策を考えておく必要がありそうです。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない