GOLF スーパーターボ発売



VWゴルフの最新モデルは、ターボ+スーパーチャージャーのツインチャージエンジンを搭載した、GT TSIだ。

ツインチャージと言っても、競技用ではない。ツーリングモデルだ。

ヨーロッパでも環境問題は重要課題。温室化ガス排出の大きなウエイトを占める車に求められる環境性能も、年々厳しくなってきている。

排出ガスを減らすのは、車の排気量を小さくすればよい。が、同時にパワーもスポイルされてしまう。
そこで、フォルクスワーゲンが出した答えが、ゴルフGT TSIだ。

GT TSIは、排気量は1.4L・・・! ビッツやフィットとほとんど変わらない。
しかしアウトバーンを快適に走る為にはパワーが必要、更にシティユースでも扱いやすく、で、ツインチャージエンジンとした。

ドライビングインプレッションによると、全域でパワーが出ているが、決して扱いにくいわけではない、というより、かなり扱いやすいらしい。

1.6Lの燃費で2.3Lのパワー 流石合理的なゲルマン民族。

ゴルフで最も売れ筋なGLiのスペックは、
総排気量 1984cc
最高出力 150ps
最大トルク 20.4kg*m
10.15モード 12.4km/L
価格 282万円

これに対しGT TSIは、
総排気量 1389cc
最高出力 170ps
最大トルク 24.5kg*m
10.15モード 14.0km/L
価格 305万円

たった20万円高というのは、サービスしすぎのような気がする。



さてさて、日本車でもターボ+スーパーチャージャーのツインチャージエンジンをもつ市販車があったのだ。

マーチスーパーターボ、あのマーチだ。
まあ、こちらは競技車のベースだったので、かなりピーキーだったらしい。
しかし、日産もこういう車が作れたんだよなぁ・・・

(参考リンク)
・Car Vew ゴルフGT TSI 試乗レポート http://www.carview.co.jp/road_impression/2007/vw_golf_gt_tsi/
・フォルクスワーゲンジャパン http://www.volkswagen.co.jp/index2.html
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