エンジン不調

「エンジンがかからない。今日は出かけなくちゃならなかったから,いろいろ大変だった」と,奥さん。

どんな感じ?

「セルは回るからバッテリーじゃないと思う。エンジン壊れた?」

で,状態を確認してみる。
イグニッションをONにし,メーターのランプ類を確認。特に不調はなさそう。
セルモーターを回す。

シュルシュル,という軽い感じでモーターは回るが,エンジンはかからない。
ははぁ

「どう?」

セルモーターのマグネットスイッチだと思う。エンジンをかけるには,セルモーターを使うけど,このモーターの先にはギアが付いている。
セルスターターを回してイグニッションすると,まず電磁石に電流が流れてこのギアをリンクギアへ押し出して嚙合わせる。リンクギアはエンジンとトランスミッションをつなぐもの。
それからモーターが回ってクランキングする。リンクギアはクランクの先に付いているからピストンが動く。
電気系統もスイッチが入っているので,スパークプラグも火花を飛ばすし,吸排気も行われる。
その結果,エンジンが動く。セルスターターを戻せば電磁石に電流が流れなくなるので,バネの力でセルモーターのギアはリンクギアから離れる,と。
このギアを押し出す電磁石の不良で,ほぼ間違いないと思う。マグネットスイッチだけ交換できるか,セルモーター全部交換かは,ディーラーで見てもらわないと何とも言えないかな。

「・・・要するに,このままだと動かないのね」

そうです。

明日,ディーラーに持ち込むことにしたが,自走できないので,以前のようにローダーに乗せることになるだろう。
U31のセルモーター交換で検索してみると,エンジンやミッションを下ろさなくても交換できるようだ。
しかし4,5万円かかりそうだ。
ボーナスが出ると,何故か余計な出費が発生する我が家
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