不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Bukubuku Koukan VI edizione a Firenze

2010-10-14 20:19:56 | bkbk

また告知が遅れたり、前日にお知らせになった人があったりと
準備がきちんとできなかった第4回ブクブク交換@フィレンツェ。

前日&当日キャンセルもあったりして、
果たしてどれくらい集まるのか
把握できないままの開催となりましたが
結果的には9名の参加。

本当にいつもありがとうございます!!
参加してくださる皆さんのおかげで
次回もまたやろうっという気持ちになれます。

きっと少人数だろうと思って
Cuculiaの小さい部屋に陣取って
レイラとぼちぼち準備を始めたら
3人先に来ていたから奥の部屋に通してあるよと
お店の人が教えてくれました。

Cuculiaは入り口のカウンターのある部屋と
その左脇の小さい部屋と
カウンターの向こうに伸びる廊下沿いにトイレと中庭があって
その廊下の先に大きい部屋、そしてキッチンという造り。
奥の部屋にこもっちゃうと入り口からは見えないので
ぜんぜん気づきませんでした。

大きい部屋をお借りして
集まった人から順にアペリティーボ。

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夏まではブッフェ方式だった
ここのアペリティーボは
秋からワンプレート式になって
キッチンからそれぞれ運ばれてくるようになりました。
日曜日のブランチもこの形式で、お勧め。

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ちょっと塩味が強かったけど、おいしくいただき
さてそろそろ本題へ。

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今回のお題のひとつ。
「お勧めの一冊」
色々個性的なものが並びました。

海外にいるからこそきちんと知っておきたい
「日本語」についてのお話や
ガーデニング専門家による
ヨーロッパ庭園のお話から
絶対自分じゃ買いそうにない不思議な選択まで。

そして皆さん自分の意図に反して
意外な反響があったり、結構面白いものです。

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もうひとつのテーマは「秋」。
もっと食べ物の秋が出揃うかと思いましたが
そうでもなく。
こちらも読みたかったけど、読んでなかったベストセラーや
あぁ読んでみたいと思う本がいくつかあって
皆さんそれぞれに好きなものに目をつけてました。

フィレンツェに限らず海外生活では
日本語の本が結構貴重。
なので手放したくない本もいっぱい。
そういうときには回し読みというルールを適用しています。
読みたい人が次から次へ連絡を取って
手渡しして、またいつか元の持ち主のところへ。
ここでゲットした本もいつかはまたブクブク交換。
実際今回2冊は以前のブクブクで交換した本の再登場でした。

第4回ブクブクで交換された本はこちらでチェック

本選べなかったとか交換する本がないよぉ
という方もぜんぜん気にしないで
遊びに来てもらえればなぁと思ってます。
そこで新しい本と新しい友人と
そして新しい世界に出会えることが
楽しいブクブク交換なのです。
本も名刺も新しい扉を開くための
ただの手段でしかないのですから。

ということで次回は12月初めを予定。
早めに告知します。

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IV edizione di Bukubuku a Firenze

2010-10-04 19:29:31 | bkbk

また告知が遅れてあたふたしていますが
第4回ブクブク交換会開催決定です。
参加すると、その楽しさがわかってもらえると思うので
話のネタに皆さんお気軽に一回遊びに来てください。

第1回第2回第3回
それぞれで交換された本はこちらでチェックできます。

「ブクブク交換会とは」
本と名刺を交換することによって
新しい人と人との繋がりを作ったり
新しい世界観への第一歩を踏み出したりする
なんか底知れずわくわくするイベントです。

「参加資格は」
本に対する熱い情熱と新しいことへの好奇心のみ。
活字中毒だったり、
手元の本の処分に困っていたり
いつも同じ系統の本を読んでいるので
新しい分野の本を読んでみたいけど
どこから探していいのかわからないとか
とにかく動機は何でもOK。

Twitter発の口コミサブカルチャーイベント。
誰でも気軽に本を持ち寄って集まって
思うまま語り合いましょうという
ゆるいイベントです。

<<第4回ブクブク交換会@フィレンツェ>>
●開催日時● 2010年10月13日(水曜日) 19:30-21:30
●会場● Cuculia (Via Dei Serragli 3R e 1R/Firenze)
●参加費● 無料
●テーマ● 「秋」「お勧めの一冊」
●参加人数●10-15名 先着順で締め切ります

*今回からアペリティーヴォがブッフェ形式ではなく
ワンプレート形式になりますので
交換会の前の懇談会を兼ねて食事の時間を設けます。
会場での飲食代は各自負担となります。
(アペリティーヴォ6,00ユーロ)
*テーマは広く広く解釈してもらってかまいません。
*文庫、新書、ハードはもちろん
雑誌、漫画など活字媒体であればなんでも可。
*上記の好きなテーマに沿った本を選んで
最低1冊、何冊でもお好きなだけご持参ください。
*名刺持っている方は本に名刺挟んできてください。
*名刺のない方も気にせずに参加してください。

●●当日の流れ(希望的観測)●●
19:15 開場
*テーブルを用意しますので持参した本を並べてください。
19:30 簡単なブクブク交換の説明
19:35 雑談&アペリテーヴォ
20:05 本のプレゼンテーション開始
*それぞれ持ち時間MAX2分で持ってきた本について
熱く語ってください。
(とはいっても適当ですのであまり肩肘張らずに)
20:30 本の交換&交流
*気になった本、気になった人と交流を深めて
本の交換を行ってください。
21:30 解散
*自分が持参した本の数だけ本の交換ができるので
是非面白い本を見つけて帰ってください。

ブクブク交換会の楽しさはたくさんあります。
テーマに沿った本を自分の本棚から選ぶ楽しみ。
ほかの人が選んできた本から交換したい本を選ぶ楽しみ。
自分の選んだ本をプレゼンする楽しみ。
ほかの人が選んだ本のプレゼンを聴く楽しみ。
本や活字の面白さやありがたみを語り合う楽しみ。
本を通じて友達ができる楽しみ。
交換した本を後日じっくり読む楽しみ。
感想をツイートしたりブログに書いたりする楽しみ。
交換できなかった本を探す楽しみ。
交換した本をさらに次回交換する楽しみ。
いつもとは違った仲間と時間を共有できる楽しみ。
ほかにも自分らしい楽しみを見つけるために
是非遊びに来てください。

もっと詳しく知りたくなった人はどんどん質問してください。
参加したくなった方は早速予約!!
1.ブログにコメントで参加表明
2.Twitterで参加表明 
3.メールで参加表明
いずれの場合も参加者のお名前(ハンドルネームでも可)と
参加人数は必ずお知らせください。

今回もたくさんの本と素敵な人に出会えるのを楽しみにしています。


Bukubuku Koukan Terza edizione a Firenze

2010-07-22 19:22:06 | bkbk

ヴァカンス気分のフィレンツェで
3回目のブクブク交換会開催。

今回は日程とテーマを決めてから約10日間での開催となったので、
すでに予定が入っていて参加いただけなかった方や
ご連絡ができなかった方、
日本一時帰国中だった方など多々あり。
それでも7名の参加となりました。

暑い中参加いただいた皆さん、本当にありがとう!!

会場のCuculiaは入ってすぐのホールとその脇の小部屋、
そしてこれまで2回の開催で使わせてもらった
奥の大きなお部屋があります。

今回は6名参加の予定だったので
小さなお部屋で陣取ってレイラと二人準備しながら
皆さんの到着を待つことに。

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この小さな部屋にも本や小物がいっぱい。

長年の友人がパートナーのイタリア人と連れ立って登場。
初のイタリア人参加となりました。
彼は日本語はほぼ90%理解していて
本のプレゼンテーションも途中まで日本語で頑張ってくれました。
もう少ししたらイタリア人も交えて交換会ができるように
私もパワーつけておかないといけないなぁと思いました。

3人集まった時点の本の品揃え。

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この右端のヘッセの短編集はイタリア語。
「怪談」のテーマにヘッセ・・・。

全員集まるまでにもう少し時間がかかりそうな感じだったので
まずは腹ごしらえから。

夏休みに入っている人も多いせいか
Cuculia自体もお客さんの入りが少なめで
ほぼブクブク交換の貸しきり状態ということで
お店の方の好意で
いつものフリーブッフェスタイルではなく
ワンプレートのお食事!!

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おしゃれな演出です。
私の飲み物はイチゴのノンアルコールカクテル。

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レイラの好きなメロン!!
生ハム&メロンがこうやって出てきたのは初めて!

と食べているうちにそろそろ全員集合。

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全部で16冊+CD1枚。

なかなか異色なモノが集まり、
みなさんのプレゼンテーションもなかなか興味深かったです。
あぁ、そういう流れでこのテーマに分類するのねぇ
という各個人の思考の流れって
聞いていると面白いものです。

このプレゼン聞くのが個人的には毎回楽しみで
ブクブク交換の楽しみのひとつだなぁと思います。

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今回のテーマ「夏」に集まった本。
夏っぽいですっていうものから
プレゼン聞くまでよくわからなかったものまで色々。
でも個性豊かです。
CDでの提供は20世紀少年の漫画です。

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もうひとつのテーマ「怪談」で集まった本。
こちらもなかなか個性的・・・。
皆さん不思議な蔵書ですが、
だからこそ交換してみる楽しみがあります。

またブクログにもぼちぼち追加していきますので
気になる方は
お時間のあるときにチェックしてください

参加していただくときっとその楽しみがわかるので
ちょっと躊躇している方も
次回はぜひ気軽に参加してみてください。

次回第4回ブクブク交換@フィレンツェは
9月半ば過ぎを予定しています。
こんなテーマを取り扱ってほしいというご要望も
常時受付中ですのでお気軽に!!


Terza edizione di Bukubuku a Firenze

2010-07-11 15:50:51 | bkbk

日本では新聞に取り上げられたり
かなり大規模で展開しているブクブク交換会。
フィレンツェは地道に続けております(笑)。
あ、そのうちブレイクしますので、きっとフィレンツェでも。

第1回第2回
それぞれで交換された本はこちらでチェックできます。

「ブクブク交換会とは」
本と名刺を交換することによって
新しい人と人との繋がりを作ったり
新しい世界観への第一歩を踏み出したりする
なんか底知れずわくわくするイベントです。

「参加資格は」
本に対する熱い情熱と新しいことへの好奇心のみ。
活字中毒だったり、
手元の本の処分に困っていたり
いつも同じ系統の本を読んでいるので
新しい分野の本を読んでみたいけど
どこから探していいのかわからないとか
とにかく動機は何でもOK。

Twitter発の口コミサブカルチャーイベント。
誰でも気軽に本を持ち寄って集まって
思うまま語り合いましょうという
ゆるいイベントです。

<<第3回ブクブク交換会@フィレンツェ>>
●開催日時● 2010年7月21日(水曜日) 19:30-21:30
●会場● Cuculia (Via Dei Serragli 3R e 1R/Firenze)
●参加費● 無料
●テーマ● 「夏」「怪談」
●参加人数●10-15名 先着順で締め切ります

*アペリティーヴォをきちんとお楽しみいただくために
ちょっとだけですけど
食べることに専念する時間設けます。
会場での飲食代は各自負担となります。
(1ドリンク6,00ユーロで食べ放題)
*テーマは広く広く解釈してもらってかまいません。
*文庫、新書、ハードはもちろん
雑誌、漫画など活字媒体であればなんでも可。
*上記の好きなテーマに沿った本を選んで
最低1冊、何冊でもお好きなだけご持参ください。
*名刺持っている方は本に名刺挟んできてください。
*名刺のない方も気にせずに参加してください。

●●当日の流れ(希望的観測)●●
19:15 開場
*テーブルを用意しますので持参した本を並べてください。
19:30 簡単なブクブク交換の説明
19:35 雑談&アペリテーヴォ
*ちょっと密かに目論んでいるプロジェクトに対する
皆さんの意見も伺おうと思ってます。
20:05 本のプレゼンテーション開始
*それぞれ持ち時間MAX2分で持ってきた本について
熱く語ってください。
(とはいっても適当ですのであまり肩肘張らずに)
20:30 本の交換&交流
*気になった本、気になった人と交流を深めて
本の交換を行ってください。
21:30 解散
*自分が持参した本の数だけ本の交換ができるので
是非面白い本を見つけて帰ってください。

ブクブク交換会の楽しさはたくさんあります。
テーマに沿った本を自分の本棚から選ぶ楽しみ。
ほかの人が選んできた本から交換したい本を選ぶ楽しみ。
自分の選んだ本をプレゼンする楽しみ。
ほかの人が選んだ本のプレゼンを聴く楽しみ。
本や活字の面白さやありがたみを語り合う楽しみ。
本を通じて友達ができる楽しみ。
交換した本を後日じっくり読む楽しみ。
感想をツイートしたりブログに書いたりする楽しみ。
交換できなかった本を探す楽しみ。
交換した本をさらに次回交換する楽しみ。
いつもとは違った仲間と時間を共有できる楽しみ。
ほかにも自分らしい楽しみを見つけるために
是非遊びに来てください。

もっと詳しく知りたくなった人はどんどん質問してください。
参加したくなった方は早速予約!!
1.ブログにコメントで参加表明
2.Twitterで参加表明 
3.メールで参加表明
いずれの場合も参加者のお名前(ハンドルネームでも可)と
参加人数は必ずお知らせください。

今回もたくさんの本と素敵な人に出会えるのを楽しみにしています。 


Bukubuku Koukan a Firenze seconda edizione

2010-05-27 20:31:36 | bkbk

当日のキャンセル3件で
最終的に7名で開催しました、
第2回ブクブク交換会@フィレンツェ。

今回も会場は私の個人的なお気に入りでもある
Cuculia (Via de' Serragli 3r)。

前回の反省を活かし(?)まず先に食べることに!!

6,00ユーロで1ドリンク、そして軽食食べ放題。
真っ赤なオレンジの非アルコールドリンクと
なぜか豆がいっぱいのバイキング。
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参加者の半数以上は前回と同じメンバーでしたが、
新しく2名参加していただいたので
食べながら、簡単にブクブク交換会の説明と
それぞれ自己紹介。
腹ごなしと情報交換のあとは
持ち寄った本のプレゼンテーションに移ります。

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すべての本が集まる前に撮影しちゃったので少なめですが、
今回は「春」「エネルギー」「イタリア」の3つのテーマで
24冊が集まりました。

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Cuculiaの一番奥の絵本のお部屋。
ここが定番の場所になりつつあるブクブク交換。
お店の人も放任主義なわりには
色々気を遣ってくれて本当に居心地のよいカフェです。

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今回のテーマは難しかったという意見も多かったけど。
みんな蔵書から色々面白いものを繰り出してくれました。

私が「春」のテーマで持っていったのは
宮部みゆき「あやし」。
宮部作品は現代ミステリーより時代モノのほうが好き。
あやしも江戸時代を舞台にした時代ミステリーの短編集。
春というのは明るく清らかな季節である反面
その不安定な天候のせいか
非常に「妖しい」季節でもありますが
この短編集の中にも春が舞台だったり
春に起因する摩訶不思議な話が満載。

実はこの日もって行くことを決めてから読み直しをして
当日のランチタイムにようやく読み終わったのでした。

Dscf9151
1回目に「ショック」のテーマで
結構スピリチュアル系も集まったので
「エネルギー」もそちら系が多いかなと思いはしたのですが、
確かにそちら系とカラダのエネルギーということで
料理本なんかも集まってます。

私は本気でエネルギーをテーマにもって行きました。
ソトコトの「太陽型社会へようこそ」。
太陽と地球、太陽と生物、太陽と人間社会は
切っても切れない間柄。
イタリアに来て太陽の恵みをたっぷり受けて暮らしていると
ますますそういうことを考えさせられます。
いつかは太陽エネルギーで自家発電して
自給自足の生活をしたい私の思いを込めて。

この裏表紙の広告も素敵だったのよね。
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積水ハウス。
キャッチコピーが気に入っているのです。
「自家製のパンとトマトとエネルギーで」
そう、エネルギーも自家製でおもてなしなのですよ。
あぁ、理想だなぁ。

Dscf9153
そして3つ目はべたなテーマだと思ったけれど「イタリア」。
いろんな方面からイタリアにまつわる本が集まりました。

このテーマで私が持っていったのは
知り合いが執筆して、プレゼントしていただいておきながら
3年も熟成させてしまい結局読めなかった
「裏通り発!イタリア雑学女王」。
見出しが結構面白そうだし、読んだら面白いんだろうけど
なぜか読む機会がなかった本。
是非誰かに読んでもらって感想を聞きたいと思って提供。

非常にアットホームに和気藹々と楽しめて
ますますブクブク交換のファンになってます。
これからももっと多くの人に参加してもらえるといいなぁ。

帰り道参加メンバーとも話をしていて
1ヶ月に1回のスパンは我々には(特に私自身)早すぎて
本を読みきれないってことになり、
第3回目は夏休みでみんながいなくなる前の
7月半ばくらいを目指そうかと思います。

このブログの左コロンにブクログの本棚ブログパーツを
貼り付けています。
ここからとりあえず第1回の出品作品は確認いただけます。
第2回目の作品も徐々にアップしていきます。

参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
また次回楽しく不思議な本と
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!