不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Riapertura di Museo Stefano Bardini

2009-03-31 06:00:39 | アート・文化

フィレンツェにはいくつもの美術館がありますが、
2009年4月5日に新たにもう一つ加わります。
1999年から修復のため10年間も閉鎖されており
ようやく再オープンとなる
Museo di Stefano Bardini(バルディーニ美術館)。

Stefano Bardini(ステファノ・バルディーニ)は
イタリア美術収集家として名を馳せました。
1836年にフィレンツェ郊外のPieve(ピエーヴェ)に生まれ、
18歳で絵画習得のためフィレンツェに出向き
Accademia delle Belle Arti
(アカデミア・デッレ・ベッレ・アルテ)に入学、
Bezzuoli(ベッツウオーリ)に師事。
当時芸術家や批評家で賑わっていた
Caffe Michelangioloに入り浸り
マッキアイオーリ派とも親交を深めます。
画家としてはほとんど作品を残しておらず、
現存するものはImpruneta(インプルネータ)の
Villa di Triboli(トリーボリ荘)のフレスコ画のみ。

画家としては成功しなかった彼は、
古物商の世界に入ります。
アンティークを扱うようになると頭角を表し、
一時代を築き上げました。
顧客にはイタリア内外の有名な美術館や
個人収集家が名を連ねるほどにまで有名になります。
存命中に自身もコレクションを続け、
1922年9月に亡くなるときに遺言として
すべてのコレクションをフィレンツェ市に委譲しています。
このときに残されたものが
バルディーニ美術館のベースとなっています。

元々はフィレンツェ市立美術館の一つでしたが
後にPolo Museale Fiorentinoに権利が渡っており、
現在は国立美術館。
収蔵作品は絵画、彫刻、武具、楽器、陶器、
コイン、メダル、家具など多岐に渡り、約3600点。
最も重要な作品の中には、
Tino di Camaino(ティノ・ディ・カマイーノ)の
彫刻作品Carità(慈愛)、
Donatello(ドナテッロ)の
Madonna dei Cordai(コルダイの聖母)、
同じくドナテッロの聖母子像や
Della Robbia(デッラ・ロッビア)の彩色テラコッタ、
Antonio del Pollaiolo(アントニオ・デル・ポッライオーロ)の
San Michele Arcangelo(大天使ミカエル)、
Tintoretto(ティントレット)の
Martirio di una santa(ある聖女の殉教)など
秀作が含まれています。
Pietro Tacca(ピエトロ・タッカ)の作品で
最も有名な作品であるPorcellino(イノシシ像)のオリジナルや
Giambologna(ジャンボローニャ)の
Diavolino(ディアヴォリーノ)のオリジナルも
ここに収蔵されています。

1938年ヒトラーのフィレンツェ訪問時に
使われたとされる7,5メートルの絨毯もここに展示されています。

大作はないものの、
優れた作品を集めた美術館となっているので
フィレンツェ滞在時には足を運んでみることをお勧めします。

Museo Stefano Bardini
開館時間:土曜日、日曜日、月曜日のみ 11:00-17:00
住所:Via dei Renai 37 Firenze


Panzerotti di Luini

2009-03-30 04:24:03 | Squisito!

ミラノに行くことも滅多にないのですが、
行ったら必ず寄りたい場所。

Luini。
ここの揚げピザ(Panzerotto)を食べないことには
ミラノを堪能したことになりません。

土曜日だったせいもあり、
いつも以上に混みあってます。
Luini01

ドゥオーモの正面向かって左側。
リナシェンテの角を曲がった裏路地にあるので
観光途中でも立ち寄りやすくオススメ。

列ができていても回転が速いので、
5分も並べば購入できます。
みんな買うものは同じだし。
最近は色々種類も増えていますが
モッツァレッラとトマトのベーシックな揚げピザがオススメ。
揚げたてをお店の前でそのまま
もしくは街歩きしながら食べるのがよいです。
熱いうちに食べたほうが断然おいしいので。

今回ブレラ美術館に行く前に立ち寄ったので
3つ購入して1つは歩きながら食べ、
2つは家に持ち帰りました。

Luini03
結構大きくてボリューム満点なので
1つでランチにはぴったり。

Luini02
ミラノ市から認証もされている
伝統の職人の味ですよ。


Duomo di Milano Restaurato

2009-03-29 04:13:00 | 日記・エッセイ・コラム

27日無事にパリ経由で日本から戻り
その日はビリーの散歩と家の掃除でほとんど一日終わり
午後買い物に行くのも億劫になり、
そのまま眠っておりました。

翌日は出発前から予約してあった
ミラノ・ブレラ美術館のカラヴァッジョ展を見るために
朝から電車に揺られて出かけてきました。

たった4枚の展示でしかも10分の制限つき。
会場も非常に混み合っていて、
まったく堪能できない状態で残念ではありましたが
まぁ久々のブレラ美術館ということもあって、
常設展示も含め楽しんできました。

しかしさすがカラヴァッジョ。
こんなに混んでいるブレラを見たことがありませんでした。
因みに修復の完了してきれいになった
ラファエロのSposalizioも19日から展示されており
こちらも10分間の制限つきですが
こちらは今のところ出入り自由なので、
何回でも見ることができます。

ミラノのドゥオーモも長く続いた正面ファサードの修復が終わり
ようやく全面幕無しで
ファサードを鑑賞することができるようになっています。
Dscf6348
ゴシック!

ドゥオーモの裏手に春の訪れ。
Dscf6338

ミラノらしく薄曇りのぱっとしない天気でしたが、
週末ということもあり、街中は人出も多く
イタリアも春の訪れを待ちわびているという感じです。

Dscf6339
イタリアで桜はメジャーではないし、
そもそもお花見などという風流な楽しみはないので
誰もこうした花々を愛でたりしないのですが
結構街なかにはお花見に適した
枝振りのよい花もあります。
この時期ならアーモンドやアンズが満開ですねぇ。


Visita a Rikughien

2009-03-26 12:23:37 | 旅行記

出発当日、前々から行きたかった六義園を訪問。
入園料三百円で
これだけ立派な日本庭園を堪能できるのはお得。
しだれ桜が見頃です。
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庭園には、満開を過ぎたコブシの花も。
この花が空を仰いで咲く年は猛暑に、
地を向いて咲く年は冷夏になるそうですが、
それが本当なら、今年は暑くなりそうですよ。

春と温泉を堪能した休暇も終わり。
ちょっと、いつもより名残惜しいけど、
ビリー&チッチーノの待つフィレンツェに向かいます。


Concerto di Sakita a Tokyo

2009-03-26 01:26:45 | 旅行記

090326_001

昨夜、文京シビックホールで行われた
サキタハヂメコンサート。

フィレンツェでのコンサート以来、
あの不思議な切ない音色と
サキタさんの人柄の虜となり、
今回の休暇も実はこのコンサートに合わせて取りました。

両親も連れていき、
サキタトークとノコギリの音色をたっぷり楽しみました。

明日に希望の光を見い出すパワーを
充電させてもらいました!

今日は今から六義園に。