不埒な天国 ～Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Taste 2012

2012-02-29 13:03:22 | アート・文化

今年で7回目になる
フィレンツェで行われる食&ライフスタイルの祭典。
おいしく食べ、
健康に暮らすための提案をすることを目的に
企画されるイベントで、
イタリアはもちろん、ヨーロッパ各地から
質の高い食材を取り扱う業者が出展します。
業者間同士の取引も熱心に行われますが、
職に興味のある一般客の訪問も年々増えています。　

イベント期間中は
各スタンドで商品の試食&試飲が楽しめ
気に入った商品があれば、
併設のショップで購入することも可能です。

今年はニッチなリクエストにも応える、
かなりマニアックな商品まで、
約300軒の出店が予定されており、
イタリアの食文化の深さを知るのにもお勧めのイベントです。

企画&主催は年2回フィレンツェで開かれるモード見本市である
Pitti Immagineなので
食材だけでなく、食周辺のキッチン商品や、ファッションまで
洗練された商品が集められています。

会場内で行われる講演会などをはじめとする
イベントはすべて無料。

また、会場外でも
フィレンツェの街中のレストランやバールなどでは
テーマに沿った食事や飲み物を用意して
各種イベントを実施しますので
イタリアのおいしいものを探しに
立ち寄ってみるのもよいかもしれません。

TASTE
会場：Stazione Leoporda
会期：2012年3月10日から3月12日
オープン時間：土日　12:00-19:30
　　　　　　　　月曜日 9:30-16:30
入場料:15ユーロ
詳細はこちら


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Rifiuti nati e rimasti nella zona terremotata

2012-02-24 01:19:02 | 日記・エッセイ・コラム
私が発したつぶやきから派生して
自分の中で答えのない問いを繰り返している。
あれからずっと心が痛くて
ずっと一人の気分。

被災地の現状を目にしていない自分が
遠い海の彼方でもがきながらやっていることの意味を考えてしまった。
こんな自分は
やっぱりただの偽善者でしかないのかと
自己嫌悪に陥っている。

吐き出せないものが渦巻いてる。

http://t.co/Ho7caES4
橋下市長は過激な部分もあるけど、
古い体制を打破するためには
こんな人材も時には必要かと
支持している部分もあります。

しかし、この件については納得できなくてね。

この手のものは東京都をはじめ
震災廃棄物の受け入れの賛否が
今までも色々議論されている。
静岡でも島田市をはじめ受け入れ容認しているところもあるけれど、
放射能やそのほかの有毒物質を含む可能性のある震災廃棄物なんだよね。

私は個人的に今回の震災でできてしまった廃棄物は
その地で処理するべきだと思っている。
それはただひたすらに
放射能や有毒物質を
敢えて日本国内各地にばら撒く必要はないからと理由で。

そのために東北には専用の処理場を建設するべきだと思っているし
それを推進することで
まず、処理場の建設で雇用が生まれ、
処理場の稼動で別の雇用も生まれて復興に繋がると思っている。
放射能汚染を最小限に抑えて処理する技術を開発することで
関連企業にも動きが出て
長い目で見て将来の経済にも効果的に働きかけられるとも思っている。

別に見捨てるといっているわけじゃない。
放置するつもりでもない。
でも日本中がみんな仲間だといって震災廃棄物を受け入れることが
本当の人情だったり正義だったりだとは思わない。
放射能の汚染を受けていない地域はそのまま残すべきじゃないの?
放射能汚染を避けられる人は
この先もずっとその状態を守るべきじゃないの?


私のスタンスは明確。
人間の手に負えない原子力発電からの脱却。
放射能汚染の拡散阻止。
正しい情報入手。

被災地の震災廃棄物の処理は
非常にデリケートで
且つ複雑な問題なんだなということを
実感して、未だに引きずっている。

私は現実が見えてないんだろうか。
私の考え方は甘いのかな。