不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

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2012-05-31 19:04:04 | Tweet Log



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2012-05-30 19:04:04 | Tweet Log



Villa Corsini di Castello

2012-05-30 13:30:00 | アート・文化
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フィレンツェ市街地からバスで20分ほど行った
フィレンツェ北部にあるカステッロ地区には
メディチ家の別荘をはじめ、
いくつかの別荘が点在しています。

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フィレンツェでは珍しいバロック様式のファサードをもつ
Villa Corsini di Castello(カステッロのコルシーニ荘)。
最近終了した修復の結果、
正面ファサードの壁は
1800年代のオリジナルに近い色で塗り直されました。

元々この周辺は森林で、
狩猟を楽しむ貴族がこぞって狩猟用の別荘を建てたのですが、
この別荘はストロッツィ家(Strozzi)が
1400年代に建てた農園荘がベースになっています。
メディチ家と対立したストロッツィ家が
フィレンツェを追放されると、この別荘も売却され
親メディチ派のリニエリ家(Rinieri)の手に渡ります。

1500年代後半、リニエリ家の手を離れ
所有者が何回か入れ替わったあとで
周辺に別荘を次々と整備したメディチ家の
コジモ2世(Cosimo II de' Medici)が1618年に購入。
しかし、その後も売却を重ねて
1697年にフィリッポ・コルシーニ(Filippo Corsini)の
妻であるルクレツィア・リヌッチー二
(Lucrezia Rinuccini)の所有となり、
第二次世界大戦後までコルシーニ家が所有。
1950年代にフィレンツェ美術監督局が買い取り
現在はウフィツィ美術館や国立考古学博物館に収蔵しきれない
彫刻や考古学コレクションを展示&保管しています。

リニエリ家はトリーボロ(Tribolo)に依頼して
別荘の改修を手がけます。
建築家トリーボロはリニエリ家を通して
コジモ1世(Cosimo I de' Medici)に紹介され
やがて、この別荘の近くにあるメディチ家の別荘
(Villa Medicea di Castello)の庭園や
ピッティ宮殿裏手に広がるボボリ庭園
(Giardino di Boboli)を手がけることにもなります。
トリーボロはこの荘のイタリア式庭園の装飾として
川のアレゴリーの噴水を制作しています。
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噴水は解体されてしまいましたが、
川のアレゴリー(Fiume)は
現在この荘の地上階大広間の一角に展示されています。
個人的には像の後ろに見える電話を
なんとかしてほしいと
気になって仕方ないのですが。

その後コルシーニ家の所有となってから
フォッジーニ(Giovan Battista Foggini)が
1500年代の建物をベースにバロック様式に改築しています。
このときに正面ファサードも改築され
現在のようなものに整えられました。
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正面大扉の上には、バルコニーが取り付けられ
更にその上にコルシーニ家の紋章、
そして巨大な時計が取り付けられています。
両翼にも最上部にバルコニーが取り付けられ
そこには大理石風に彩色されたテラコッタの壷が並んでいます。

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コズマ&ダミアーノ祈祷所入り口。
正面向かって左手の端に小さな祈祷所がありますが、
この荘の前を通って
更に上にあるメディチ家のペトライア荘(Villa Petraia)に
足繁く通う親メディチ家及びメディチ家に敬意を表して
メディチ家の守護聖人である、コズマ&ダミアーノの名が付けられています。

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中庭よりファサード裏を臨む。

この荘は3方を庭園で取り囲まれていますが、
南側がイタリア式庭園、北側が自然をそのまま利用した森、
中央に四季の庭園と呼ばれた半楕円に広がる庭園。
更に1800年代半ば頃まではこの中央の庭園の奥に
馬場が設けられていたそうですが、
1900年代に整備され今は形を残していません。

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窓をもうちょっと綺麗に掃除しておいてほしいと
強く思った(笑)。
南側のイタリア式庭園を一階より臨む。
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2階の窓の方が綺麗に掃除されていた(笑)。
美しいイタリア式庭園。

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中央の四季の庭園に続く前庭。

地上階の展示室と中庭の回廊部分には
エトルリア時代の石棺や彫刻、
ローマ時代の石碑のコレクションなどが収蔵されています。
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エトルリア時代の石棺コレクション。
時代の流れで発展しているのもわかります。
死者が最初の頃は横に伏せているだけ(手前)ですが、
時代が進むと上半身を立てる(奥)ようになるのです。

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また大広間は1805年に描かれた
4つの「考古学的遺跡を描き込んだ風景画」で飾られています。
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左側の立像がニオベの息子。
群像なのに一つだけ無意味に隔離されている可哀想な像。
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この部屋には前述のトリーボロ作の川のアレゴリーの他に、
修復の終わったアポロ像(Apollo)や
なぜか群像なのに一体だけ別にされてしまった
ニオベの息子(Figlio di Niobe)の立像が収められています。
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こちらの左の男性像はゼウス。

別にアポロフェチではないけれど、まずは後ろ姿。
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そして正面から。
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そして遠景アポロ。

ニオベはアポロの復讐により
7人の子供を失うというエピソードがありますが、
それを再現するべく、大広間の地上階にニオベの息子
バルコニーの上にニオベの息子に対峙する格好で
アポロが設置されています。

2階部分には肖像彫刻コレクションがあります。
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ウフィツィ美術館のトゥリブーナに
元々展示されていた細かな彫刻作品の多くも
現在はこちらに保管されています。

Villa Corsini di Castello
Via Petraia 38
Frenze (Castello)
開館日:毎週土曜日 9:00-13:00,15:00-18:00
入場料:無料
*フィレンツェ駅東脇から市バス2番でアクセスできます。



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2012-05-28 19:04:04 | Tweet Log



Gelato Festival 2012

2012-05-27 23:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
5月23日から27日まで開催された
ジェラートフェスティヴァル。
参加するかどうするか悩んだわりには、
さくっと15ユーロのジェラートカードを買って
結局毎日1フレーバーずつ楽しませてもらいました。

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15ユーロで何を手にできるかというと。
広場に出展している
ジェラート屋さんのスタンドで4回試食券。
新規オープンしたVenchiのショップで1回試食券。
ジェラートのトッピングに
ウエハースというかチャルダ5本。
ジェラートカクテル1杯試飲券。
喉が渇いたときに噴水の水を飲める(笑)カップ。
ロゴ入り風船一個。
役立ちそうなエコバッグ。

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イタリア各地、世界からの出展者が集う
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会前。
ジェラートのトッピングとしてということで協賛していた
Amarena(アマレーナ)の巨大な壷のハリボテ。

朝の準備中。
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さて、初日にいただいたのは
Ricotta di Bufala e Noci Sorrentine。
水牛のリコッタチーズとソレントのクルミ。
Gelateria L'Ancora
Via Guglielmini 7
S.Maria di Castellabate (SA)
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2日目は
Miele, Noci e Pere。
ハチミツとクルミと洋梨。
Gelateria di Matteo
Piazza A.Torre 13
S.Antonio di Torchiara (SA)
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3日目は
Noce Pecan e Sciroppo d'Acero Canadese。
ペーカンクルミとカナダのメイプルシロップ。
Bella Gelateria
1001 West,
Cordova Street
V6C 0B7 Vancouver
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4日目はVenchiのオープンしたてのジェラート屋さんで
Unico Caramel。
ウニコ・カラメル。
Venchiのチョコレートにあるフレーバー。
Cioccogelateria Venchi
Piazza del mercato Nuovo 6/7
Firenze
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そして最終日は
Castagna essiccata nei Tecci。
乾燥栗フレーバー。
リグリア地方に伝わる伝統的な方法で乾燥させた
栗を使ったスローフード認定ジェラート。
Gelateria Pinotto
Piazza San Roccco 16
Calizzano (SV)
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結局私はいつものように
クルミとか栗とかナッツ類に惹かれていることが
自分でもよくわかりました。
そして、その選択に間違いがなかったことも
よくわかったので、
期間中ジェラートを毎日食べ続けてよかった(笑)。

最終日に一番気に入ったフレーバーに投票してきました。
初めてパンフレットを手にして
出展者を確認した時は
5日目の乾燥栗フレーバーに投票するんじゃないかと
自分では予想していたんだけど、
実際に食べてみて、最終的に食べ比べて
どれにしたかというと。

カナダのペーカンクルミとメイプルシロップ。
これまじでお替わりしたくなる美味しさだったのです。
カナダまで行かないと食べられないのが非常に残念。
でもおいしいクルミのジェラートと
美味しいメイプルシロップさえあれば
家でもできるかも。
たっぷりかけるメイプルシロップが
トッピングとしてすごく魅力的だったの。

レイラは週末しか連れて行ってもらえなかったので、
味見したのはVenchiのウニコ・カラメルと
乾燥栗フレーバー。
嬉しそうに美味しそうに食べてたよ。
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