ケッパーのことです。
辞書で調べると
「フウチョウボク属の低木のつぼみの酢漬け」。
地中海地方では
古くから食用とされているいわゆる香辛料。
もちろんイタリアでは今でも非常に好んで料理に使います。
肥沃でない土地でも育つので
ごつごつした岩場にごっそり生えていたりします。
一説では40年から100年も自然の状態での降水が
たまにあれば灌漑設備も必要ないのだとか。
イタリアで地力のない土地といえばサルデーニャ。
そのサルデーニャでは
1850年頃から食用栽培が行われています。
そして、最近では時勢に合わせて
有機栽培とか品質証明つきとか
色々タイプが増えてきています。
日本に帰るときにお土産にすると
イタリア料理好きな人には結構喜ばれるケッパー。
私は個人的に塩漬けタイプが好き。
そして前菜用の足つきのケッパーも好き。
最近食べてないなぁ…。
ケッパーは5月に一斉に花を咲かせて
徐々に収穫が始まって
8月には収穫も終了。
ケッパーって2・3日に一回収穫できるんだって。
というのも個木が平均して
24時間のサイクルで実をつけるんだそうで。
知らなかったな。
きょうJellyFishは、ローマに模様をblogしないです。
しかもalbero4で、blogしたかも。
H o partecipato u n a s e r a t a c o n l e c a n z o n i.
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「JellyFish」が書きました。
トラステヴェレに行く機会もなかなかないのですが、
春の陽気に誘われてふらっと。
日曜日だったので、お休みだろうなと思っていた
行きたかったビスケットやさん。
トラステヴェレの下町の雰囲気が残る小路にあるお店。
殺風景な店構えで、
いかにも地元の人に愛されていますという雰囲気。
お店の中も飾り気ないけれど
店員さんはとても温かい。
ビスケットの盛り合わせで一キロ8,00ユーロ。
前のお客さんはキロ単位で買って帰ってましたが
私はそんなには買えません（笑）。
300グラムでお願いして
店員さんに選んでもらって詰め合わせ。
ビスケットを入れてくれる袋もただの白い紙袋。
その袋にその場でお店のはんこ押してくれます。
こういうところがいいなぁと私は思うのだけど。
なんだか小さいころに暮らした田舎の街の
近所の飴やさんを思い出しちゃった。
家に帰るまでにつまみ食いしたので
残っていたのはこれだけ（笑）。
ビスケットも特に特徴もないけれど
素朴でやさしい味です。
Biscottificio Artigiano Innocenti Stefania
Via della Luce, 21A
Trastevere Roma
06-5803926
一瞬ビリーとチッチーノだと思った人、手を上げて!
私もこの光景を見たときに
「おお、ビリーとチッチーノだ」と思ったほど似ている。
遠めで見るとよく似ているの。
実際はかなり違うんだけどね、サイズ的にも模様的にも、どっちも。
でもこんなそっくりさんがローマにいるなんて。
しかもコンビだし!!
驚いちゃったので写真撮ってしまいました。
春ですから、もう焼き栗やさんは店仕舞?!
わずかに残った栗の横でもろこし焼いてました。
あんまり黄色くつやつやしていて美味しそうだったので
衝動買い。一本2,00ユーロ。
「塩かけるか?」と聞かれたので「ちょっとだけ」と言ったら
おじさんが無骨な手で塩を振りかけてくれました。
ちょっとかけすぎで塩辛かったけどねぇ。
でももろこしは甘くてやわらかくて、美味しかった!
ちょっとファンになりそうな味。
日本だったらおしょうゆ味だけれど、
ただ焼いて塩かけただけでも美味しいのだね。
素材のうまみと春の太陽のおかげかな。
