不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Edimburgo Part2

2008-11-28 14:08:24 | 旅行記

午後の会議も終わり、わずかな自由時間をゲット。
お土産のタータンチェックのマフラーを買いに
ハイ・ストリートまで出かけました。

暗いし、寒い。

タータンチェックはスコットランドの有名家系それぞれが
各自のチェック柄を持っているのですね。
きれいな色のマフラーを3本購入。
値段もピンからキリまで。
カシミアのものでも20ポンドくらい。
ラムウールなら10ポンドでも見つかります。

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ハイ・ストリートの終着点にあるエジンバラ城。
夜はマジでおどろおどろしくて怖い感じ。
このイルミネーションの効果で浮かび上がるように見えるのも
なんか心臓に悪い気がしませんか?
出るってなんか、絶対!!

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エジンバラ城の前から見下ろした町並み。
撮影時どっち向いているのかまったく理解していません。(爆)

フリータイム終了後はビジネス・ディナー。
私は昔から会食とか、接待とか嫌い。
なんか緊張するし、遠慮したりしながら食べると
ぜんぜん食べた気がしないので。
でもまぁ、仕事だから仕方ない。

結局気がついたらドルチェになってました。
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ビスケットを使ったデザートよく見かけました。
スコットランドのビスケットはバターたっぷりでおいしいね。

ということでエジンバラでのお仕事初日終了。

エジンバラPart3へ続く


Edimburgo Part 1

2008-11-26 20:03:34 | 旅行記

まったく何も知らない状態で行くことになったエジンバラ。

色々訳あって、結局ローマからロンドン経由エジンバラのフライト。
ということで家を出たのは11時過ぎでしたが
エジンバラ到着はとっぷり日も暮れた寒い夜、22:15。

大学入学のときまでの英語レベル(受験英語)さえ保っていない
私の頼りない英語で
果たして目的地までたどり着けるのか不安でいっぱい。

ロンドン乗換えのときに入国審査で色々質問され
何度聞き返したことか・・・。
まぁ列もできていなくて
比較的スムーズに入国させてもらいましたが。

エジンバラに着いて、悩んだ末にタクシーを拾うことに。
いわゆるイギリスらしい「Black Cab」に初めて乗ったのですが、
すっかり舞い上がって写真撮り忘れました。

一泊目のホテルはハイ・ストリートからわき道に入ったところにある
Taylors Hallという★★★ホテル。
仕事での訪問だったので、すべて用意されていたので
どんなホテルなのかの下調べも中途半端。

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到着時は真っ暗だったので、写真撮影は翌早朝。
塀に囲まれた中庭のある建物は
もともとは洋裁やさんたちのギルドがあったところだそうです。

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この中庭の正面にはThe Three Sisters。

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このパプはエジンバラでは屈指のパブだということで
私が到着したときもかなり賑わっていたし
ホテルの人にも是非パブにお立ち寄りください
と薦められたのですが
私は飲まないし、一人ぼっちだったので、
そういう気にもならず、すぐに部屋で落ち着くことに。

翌朝からは本格的に仕事です。
脳みそが溶けるような思いで仕事しました。
ランチブレイクで会議室から外へ。

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ハイストリートへ抜ける坂道。
イタリアのカフェやレストラン、トラットリアが多いのね。

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ハイストリートの交差点。
本当に赤い電話ボックスあるのね。
これ見たらやっぱり
「赤い電話ボックスのなぁかぁから
君とあいつ出てきた」と唄っておりました。
まぁ、海辺じゃないけど。

会議を終えて他のスタッフとランチ。
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ハイ・ストリートにあるお店。
絨毯がキルトでかわいらしい。

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今回食事は恵まれたのですが、
肉嫌いな私には厳しい。
これはベジタリアン用ソーセージ。
ソーセージのように見えているけど
細長い野菜団子。
一歩間違えると失敗作の春巻き。
おいしかったですよ。

スコットランドで嬉しいのは
たいていの料理にマッシュポテトがついていること。
これさえあれば飢え死にしませんな。

ランチ終わったら午後もまた会議。

エジンバラPart2へ続く


Percorsi di Moda tra le botteghe

2008-11-25 13:46:23 | アート・文化

フィレンツェにはたくさんの職人さんがいて
いくつもの工房が現役で活躍しています。
あとを継ぐ人材が不足したり、年々減少気味であるとはいえ、
こうした工房の活動はフィレンツェの美術の根底であり
また経済の一端を担う大事なセクションでもあります。

ルネッサンス芸術は美術の世界だけでなく
当時から日常の小さなところまで反映され、
その頃からマイナー・アートを手がけてきたのが
フィレンツェの数々の工房です。

フィレンツェ市の後援で
こうした現役工房の見学と
近隣の美術モニュメントを組み合わせた
無料ガイドツアーが
11月から2009年6月まで行われています。
アート、ファッションのカテゴリーに属する
工房を中心にピックアップされ
老舗から新興の工房まで26工房が参加して
20タイプのツアーが提供されています。

たとえば12月9日に予定されているCコースでは
婦人服仕立て工房Rinissimaと
金と貴石を使った奇抜なデザインの
ジュエリー工房Alessandro Dari。
そしてサンタンブロージョ教会の訪問見学。
1月30日に予定されているMコースでは
ルームウェアと子供服のLoretta Caponiと
銀やステンレスを組み合わせた
コンテンポラリージュエリーのIl Gatto Bianco。
そしてサンティッシミ・アポストリ教会の訪問見学。

新旧取り混ぜた厳選工房を巡るツアーで
興味深いのでオススメです。
ツアー自体は無料ですが
教会入場料などがかかる場合には
その分は現地で別途支払いとなります。

ツアー詳細などはこちらで確認できます。(英語あり)


Rientrata a casa

2008-11-23 15:27:46 | 日記・エッセイ・コラム

出発前から「寒いよぉ」と脅されていましたが、
風さえ吹かなければ、
フィレンツェとそれほど変わらない寒さのエジンバラでした。

しかし、横殴りの風は冷たくて
スコッチウィスキーが発達する理由もよくわかります。
飲まない人にとってはありがたくもなんともないですが
飲める人にとっては一種の暖房手段ですね。

エジンバラ2泊ロンドン1泊で
ほとんどが仕事だったのですが色々勉強になりました。
今回の仕事では自己嫌悪に陥ったり
自分の不甲斐なさに愕然としたりもして
個人的には非常に辛かったのですが
一晩寝て覚めたら、
「今が踏ん張りどころかなぁ」と思えるようになりました。

こんな機会がなければイタリアの外に出ない私。
でてみて、やっぱりイタリアが一番好きと実感できて
それはそれでよかったし。
エジンバラだけでなく自然がいっぱいのスコットランド、
休暇でちょっと行ってみたくなりました。
早速母に報告して、一緒に行かない?と誘ってみました(笑)。

留守の間ちょっとお腹をこわしたらしいビリー。
友人の手を焼いて困らせたみたいですが
今日はすっかりおなかの調子もよくなり
今は湯たんぽ抱いて寝ています。

天気のよい日曜日で、朝から3回転の洗濯機。
イタリアはやっぱり最高。