不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Buso fino alla fine

2004-10-31 11:41:12 | Oh Fiorentina
L'allenatore provvisorio, Buso è piaciuto a Della Valle e conduce la Fiorentina.

Mondonico氏更迭の後、
暫定的にフィオレンティーナの監督を務めている
Serigio Buso氏。
まずまずのお手前で
どうやらオーナーのDella Valle氏に
気に入られたようです。
「このまま最後までブーゾで行くぞ」
などという声もちらほら出てきていますが、
果たしてどうなることやら。



Addio Mondonico

2004-10-25 17:17:22 | Oh Fiorentina
La Fiorentina ha licenziato l'allenatore Emiliano Mondonico!

まぁ、以前から囁かれていたとはいえ、
私にとってはちょっと急展開で驚きの
モンドニコ監督更迭。

セリエAにフィオレンティーナを引き戻したということで
一時はスタジアムの近くの通りを
「モンドニコ通り」に変えようと
息巻いた熱烈ファンもいたというのに
そのファンたちから寄せられた
ここ数試合の抗議を心痛く思い
チーム首脳陣に解任の申し入れをしたというのですが、
それだけではないのだろうなぁという感じ。

もともとあまりチームオーナーのDella Valle氏には
好かれていなかった感じのMondonico監督。
色々考えるところがあってのことだと思います。
とりあえず、次の水曜日の
レッジョ・カラブリアでのレッジーナ戦では
現在フィオレンティーナのGKコーチを務めている
Buso氏が監督代行。

後任には、一時期日本のマスコミでも騒がれた
ナカタの天敵(!?)プランデッリ監督の名前は挙がっていません
(とりあえずよかったね、ナカタ…。)
現在挙がっている後任監督の名前は様々ですが
Zoff, Terim, Bergomi, Malesani, Delio Ross, Zaccheroniなど。
とはいっても、この先ニ試合は
Buso氏の采配でやっていき、
その二試合が終わってから
後任問題に取りかかるともいわれていて
まだまだ決着には時間がかかりそうです。


La partita amara

2004-10-17 17:02:06 | Oh Fiorentina
こんなにつまらない、
というか目のやり場のない試合も珍しい。
両チーム共にいいところほとんど無し
という非常に冴えない試合展開。
ただただ疲れの残る試合となりました。

引き分けだったんですけどね。
フィレンツェには苦い引き分け、
シエナには辛うじて充分な結果となったようで。

故障から復帰して先発で出場したナカタは
「目も当てられない」と酷評されるほどいいところなし。
試合終了後に
スタジアム前の有名なバールMarisaで談笑(?)している
ファンのおじさんたちの話を聞いても
ナカタの評判はボロボロ。
でもみんな皮肉や厳しいことをいっても
最終的には
「故障から復活したばかりだし、
これからの活躍を期待するよ」
と温かく見守っている感じ。
フィオレンティーナの出来具合に関しても
故障者が多過ぎるし、
まだシーズン始まったばかりだし
長い目で見ていこうというのがおおかたのスタンス。

早いうちに結果が出せると良いけれどね。

immagine5.jpg



Fiorentina vs Siena

2004-10-17 15:14:46 | Oh Fiorentina
取材の兼合いで
急遽フィレンツェのサッカースタジアムで試合観戦。
フィオレンティーナ対シエナ。

immagine6.jpg
フィオレンティーナの先発メンバー
(4-3-1-2):
Lupatelli; Ujfalusi, Dainelli, Viali, Chiellini;
Piangerelli, Ariatti,
Di Livio; Nakata; Miccoli, Fantini.

フィレンツェとシエナの仲の悪さは有名で
歴史的にも明らか。
Battaglia di Monteaperti(モンテアペルティの闘い)は
1260年9月4日にフィレンツェの南、モンテアペルティで
グエルファ派のフィレンツェと
ギベリン派のシエナとの間に起きた闘い。
それまでもテリトリー争いで
せめぎあいの続いていた二つの街が
アルビアの川のほとりで激突。
この闘いでアルビアの川が赤く染まった
と言われるほど激しい戦いだったらしい。
そしてグエルファ派(フィレンツェ)は
この戦いに負けています。

ダンテの神曲地獄編でも触れられているほど有名な闘い。
(Canto X, 85)

このように歴史的にも仲の悪い
フィレンツェとシエナの
グラウンドでの対戦は1939年5月以来初。
当時セリエBだったニチームの直接対決は
4-0でフィオレンティーナの勝利で終わっています。

そんなこともあって
この試合は
多いに盛り上がるはずだったのですが。
どっちもどっち、冴えない試合展開となりました。


Coppa Italia contro Brescia

2004-09-16 00:13:03 | Oh Fiorentina
引き分けでしたね。
きっと詳しい情報は日本でも飛び交っていることでしょう。

ナカタがフィレンツェデビューということで。

FIORENTINA-BRESCIA 1-1

FIORENTINAの出場選手
Lupatelli, Ariatti, Delli Carri, Viali (12'st Dainelli),
Savini, Maresca (8'st Miccoli), Piangerelli,
Di Livio, Nakata (8'st Obodo), Fantini, Portillo.
In panchina(ベンチ): Roccati, Helguera, Guigou, Fontana.

Riganoが1ヶ月間戦線離脱ということで
しばらくはPortilloに頼る形になりそうですね。

あ、ナカタはここ2週間で2回ほど
フィレンツェの超有名店に食事に出向いているそうです。
さすがだな…。