CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

平成5年(1993)の三ツ山大祭

2014年04月11日 05時52分15秒 | 神戸市以外の兵庫県
2014年4月5日に神戸市サンボーホールで古書市がありBanCulの1993年夏号をゲットしました。
上記雑誌の中に平成5年(1993)に行われた第21回三ツ山大祭の様子が紹介されていました。

三ツ山大祭は天文2年(1533年)播磨国守護職 赤松政村(晴政)の下知による時から式年となり
20年に1回欠かさず実施され近年では平成25年(2013)3月31日(日)~4月7日(日)まで姫路市
播磨国総社で22回目の三ツ山大祭が実施され小生も2013年3月31日に訪問しブログ記事に
まとめています。(下記のリンク)

 三ツ山大祭が閉幕 65万人の人手 次回は2033年



上の写真は上述の1993年夏号のBanCulという雑誌Page3の写真です。
境内の東側(写真の右側)から二色山、五色山、小袖山になります。高さ18m 直径10mだそうです。

二色山の山上には播磨国の大小明神をお迎えいたします。
飾り物は仁田四郎忠常のイノシシ退治です。上方には源頼朝が描かれています。

五色山の山上殿には九所(くしょ)御霊(ごりょう)大神をお迎えいたします。
飾り物は源頼光による大江山の鬼退治です。

小袖山の山上には全国の神々天神地祇をお迎えします。また小袖山の飾り物は田原藤太秀郷
のムカデ退治です。このムカデは平将門とも言われています。

小袖山の山は氏子が寄進した着物で造られ松や榊の枝を差し込んで自然の山を模しています。
これらの「置き山」を神の依代とする事例は非常に珍しく国の重要民俗資料に指定されています。


このブログで取り上げたのは第21回(1993)の行事の様子をレビューしておきたいために書いています。

結論としては第21回(1993)と第22回(2013)はほぼ同じような流れで挙行されたようです。


60年に1度挙行される「一ツ山大祭」は、前回平成元年(1989)の開催、次回は平成59年(2049)斎行予定です。

三ツ山大祭の次回は2033年ですこれまでは何とか生きていたいと考えていますが叶うかどうか?









コメント
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