カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

女子山in大菩薩峠

2011-02-22 | ヤマのこと

2011.2.19(土)

去年からこの土日は「北八ヶ岳スノーハイク」へ行こうとカレンダーに書いておいたのに、
ダンナが会社の山ガール達に誘われて、日帰りで高尾方面に行くことになった、と言い出した。

なんで~~~!!!アタシのほうが先に企画してたでしょ2月は土日休めるの少ないんだから!

と、しばらくぶつぶつ言ってみたけれど、気持ちを切り替え次の策へ。
自分よりほぼ一廻り若いお友達のJちゃんに「私一人なんだけど山行かない?」
と声を掛けると「行く行く~~~」と心強いお返事がかえってきた。
あたしだって山ガールと山行っちゃうもんね


Jちゃんの行きたいところを尋ねると、ハイキングの頃行っただけで記憶があまりないという、
大菩薩に行ってみたいとのこと。
じゃ久々に行ってみようと、塩山駅バス7:32発に乗るために、夜中の4:30に家を出たのでありました。


 

始発のバスに乗って「大菩薩登山口」に7:55到着。
この時期、上日川峠までバスは入らないので、ここから歩かねばなりません。
それだけで往復約4時間プラスです。
帰りのバスの時間を考えると・・・ちょっとドキドキ、すぐに歩き始めました。

・・・なんだろうこの雲?今日の天気予報、晴れじゃなかったっけ

民家の玄関に大きなスズメバチの巣を見つけ 鳥肌立てながら車道を進みます。


 
緩い登りでもゲートに到着するまでに二人とも汗びっしょり(ダウン着てたらダメよね)
この日は気温が高く、手袋もいらないほどでした。

東京で金曜に降った雨はやはりこちらでも雨だったようで、登山道はカリンコリンに凍っていて歩きにくい!
それでも登りはアイゼンつけずに登っていきました。
第一展望台からはうっすら南アルプスが見えていました。



進むにつれ薄日が差し込むようになると、やっぱり気持ちの良い雪の森



10:30、「ロッジ長兵衛」に着きました。ロッジの前は氷が張ってパリンパリン。


 
そこから登山道を通って「福ちゃん荘」到着。この頃は空も青さを取り戻し、
稜線が白く輝いてキレイでした。
富士見山荘の脇を峠目指して登ります。同じ行程での登山客は7,8組で、意外と少ない感じ。



峠手前、ベンチのある場所で一休み。眩しくなってきたのでサングラスをかけました。
ここは日差しがポカポカと暖かく、風もこない、なんて気持ちのよい所なのでしょう
もうここでお昼食べて帰っちゃう~?


当初の予定では大菩薩峠から熊沢山へ行き、石丸峠経由のぐるりっぷ。
でもそれは帰りのバスの時間を考えると、かなりタイトなスケジュールと解っていました。

登山口からの滑る登りで「結構疲れたね~」と言っていた私たち。
12:00までに峠に着かなかったらピストンで戻る、という約束でしたが・・・




12:20 到着。
しかも峠に着いたとたん黒い雲がゴーゴー流れてきます。
「もうここまでで満足しちゃったね」と二人の意見が一致し、介山荘前のベンチでランチにして、
今日はこのまま帰ろう、ということになりました。
ゆるゆるなのが女子山の良いところでもあります


 
(左:熊沢山方面 かすかなトレース有)
ホントはこっちに行くつもりでわかんも持ってきたんだけど・・・
また来ればいいよね~~~じゃねだいぼさつとーげー



稜線はその後も雲が切れたり晴れたり。朝は霧氷になっていたそうですが見れなくて残念。
先週末ならパウダースノーと素晴らしい青空だったんだけど仕方ない。
雲取山方面の眺めははっきり、石尾根が見えていました。


さあ、もう一つの目的に向かって下山しようー




   もうひとつの目的とは?   


 

しゃーーーー
ひゅうーーーーー
わーーーーーーっ
きゃぁーーーーー
あははははーーー

女の子同士でこんなことやるの何十年ぶりでしょう?
まるで小学生のようなはしゃぎっぷり、持参したグッズで雪遊び満喫



帰り道、富士見展望台から富士山のアタマだけ確認して・・・



上日川峠ただいまー


ここからはきちんと軽アイゼン装着して、バス停まで下山、
16:44のバスに間に合い、塩山駅へと戻りました。


最初から最後までずーーっとおしゃべりしっぱなし&笑いっぱなしの女子山in大菩薩でした。




おしまい。