クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

来春のダイヤ改正で宗太郎越えの普通列車がたったの3往復に!

2017-12-15 17:21:54 | 日豊線

 本日、JR各社は来春のダイヤ改正について発表しました。改正日は3月17日ということで。
 まずはJR九州から。最大の目玉は宮崎地区の大減便です。日豊本線の佐伯~延岡間の普通列車が区間列車を含めてたったの3往復となり、吉都線は11往復から8往復になり、肥薩線の吉松~隼人間は2往復が廃止となります。特急列車のワンマン運転が「きりしま」にも水平展開されます。また、「はやとの風」は毎日運転から土休日運転に改められます。そして、スペースワールド駅については、同名のテーマパークの閉園に伴い快速通過駅となります。
 続いてJR四国ですが、2600系及び8600系の増投入が実施されます。
 JR西日本では、「くろしお」が1往復減便となります。阪和線(東羽衣支線を含む)の普通・快速列車は、223系または225系に統一されます。衣摺加美北及びJR総持寺の開業は自明の通りということで。
 JR東海は、御殿場線の特急が「あさぎり」から「ふじさん」に変更されるのが主といっていいでしょう。
 JR北海道は、キハ183系が「北斗」系統からの撤退し、札幌~函館間の特急列車が全て「スーパー北斗」になることが最大の目玉でしょう。「オホーツク」「大雪」にはキハ183系の高出力車がコンバートされることとなり、スラントノーズ車など初期車は全てお払い箱となります。また、釧網本線の快速列車が「しれとこ」から「しれとこ摩周号」に変わります。そして、根室本線の羽帯駅が廃止となります。
 最後にJR東日本。「スーパーあずさ」はオールE353系化され、E351系はお払い箱となります。また、八戸線の気動車はキハE130系500番代に統一されます。新潟地区ではE129系の増投入(「新井快速」の系統分割)が行われますが、詳細については次の記事ということで。


 さて、上越新幹線では12月2日より480CなどがE2系に置き換えられ、E4系の廃車も発生しています。また、今回のダイヤ改正でも2階建て新幹線が引き続き淘汰されます。ここで、E4系のシーンを見てみましょう。



2017年6月17日。Maxとき316号はP6編成でした。



2017年7月29日。Maxとき343号は、P16編成+P14編成でした。



2017年10月15日。Maxとき368号はP12編成でした。



Maxとき326号はP19編成でした。



E4系の車内を見てみましょう。1~3(9~11)号車の上階は、3+3列の青系のシートでリクライニング出来ません。乗客を詰め込むことに特化したつくりといえます。



4~6(12~14)号車の上階は、青系の2+3列のリクライニングシートです。



で、下階は2+3列の黄土色系のリクライニングシートです。指定席、自由席の差異はありません。



5(13)号車の東京方にはビュッフェがありますが、もはや売店の営業はなく、専ら車販準備スペースとなっています。



上階にワゴンサービスを施した場合、エレベーターが活躍します。



で、7、8(15、16)号車の上階はグリーン車であり、2+2列の派手な柄の大型リクライニングシートになっています。



上越新幹線に入ってくる新車両。秋から入るようです。E4系がお払い箱となった暁には、上越新幹線の最高速度が275km/hに引き上げられます。

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日田彦山線全駅下車の旅(その2)

2017-10-26 20:24:07 | 日豊線

JL305便は9時35分に福岡空港に到着。手荷物受取などをしているうちに9時50分を過ぎて。しかも、福岡空港は改良工事中!!



果たして、福岡市営地下鉄空港線に乗れたのは、10時発の455C(1500系11編成)にて。よって、福北ゆたか線4624Hには間に合わず…。



10時6分に博多駅に到着。この時間の後藤寺線が1時間ヘッドなので田川後藤寺へのアプローチを諦め、22分発の鹿児島線4232M(813系R1112編成+R102編成)でとりあえず西小倉駅へ。



「ムーンライト九州」などで散々通った風景を眺めつつ、11時31分に西小倉駅に到着。折からの強風で18分ほど待たされ、11時44分発の日豊本線543M(813系R1104編成)で城野方面へ。


 南小倉駅に着くまでの間、日豊本線の概要を紹介します。日豊本線は、西小倉から大分、宮崎、都城を経由して鹿児島まで結ぶ、全長461.8km、駅数108の「幹線」です。嘗ては「富士」などが全線通して行き交っていましたが、現在は特急列車までもが系統分離されています。特に、宮崎へは高速バス利用が便利になっており、日豊本線は凋落傾向です。区間によって輸送量に大きな格差が生じており、佐伯~延岡間のような「18きっぱー」泣かせの区間も存在します。
 車両についてですが、まずは特急列車から紹介します。「ソニック」は883系または885系で運転されています。「にちりん」「にちりんシーガイヤ」「ひゅうが」「きりしま」は、783系又は787系で、「はやとの風」は専用のキハ147系で運転されています。
 次に、普通列車です。813系は小倉~宇佐間、815系は中津~佐伯間(現在は臼杵まで)、415系は小倉~佐伯間、国分~鹿児島間(現在は、佐伯~南延岡間にも入線する)に充当されています。キハ220系は亀川~南延岡間を担当します(「宗太郎越え」の普通列車の唯一の形式!)。高鍋~西都城間は日南線用の気動車が充当します。出入区の関係で、隼人~鹿児島間は肥薩線、吉都線用のキハ147系が入線します。



5分遅れの11時53分に南小倉駅に到着。島式ホーム1面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。4台の自動改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は5:15~23:00です。



それでは駅舎撮影。昭和26年9月築の平屋の駅舎です。右手には洋品店・久里寿があり、営業時間は11:00~19:00(日、月、第2土曜休み)です。尚、トイレは久里寿の右手に。



昼食場所を探しに周辺散策。駅前には開店したての唐揚げ屋がありますが、テイクアウト店。その左手の焼肉屋は夜営業のようで。



数分ほど歩いて暖簾が掛かっていた「大樹」へ。年配の方が送って食べに来る、天麩羅料理屋でした。格調高い店だからか1200円と少し値が張りましたが、久々に熱々の天丼に舌鼓を打ちました

精算を終えると、出発まであと7分だ~


話が変わりますが、JR東日本長野支社は本日、E353系について来たる12月23日より営業運転に入ることを明らかにしました。差し当たり、「スーパーあずさ」の4往復に入ります。鳴り物入りで登場したE351系がいよいよ終末期を迎えるかと思うと、時の流れを感じずにはいられません。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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日田彦山線全駅下車の旅(その1)

2017-10-24 07:18:06 | 日豊線

 このカテゴリーは、日豊本線や宮崎空港線、日南線の駅巡りについてお伝えするものです。京阪神からの高速バスとのアクセスがいいのがせいぜい宮崎までなので、最後までいけるかどうか分かりません。
 今年7月5日の九州北部豪雨で福岡県朝倉市、東峰村や大分県日田市などが大きな被害を受けました。大行司駅の駅喫茶「匙加減」の女性オーナーが、店舗ごと土砂崩れに飲み込まれて大きく落胆されていたのが今でも印象に残っています。被災地は現在、復興に向けて着実に歩みを進めており、木造の仮設住宅への入居も進んでいます。
 鉄道では、久大本線の光岡~日田間、日田彦山線の添田~夜明間がそれぞれバス代行を強いられています。久大本線の光岡~日田間に架かる花月川橋梁は今回の豪雨で流失してしまいましたが、来年夏の運転再開に向けて鋭意復旧中です。これに対して、日田彦山線の添田以南は63ヶ所も基礎部分が損壊を受けており、JR九州の上層部が「まるで新線をつくるようなもの」としてこのまま廃線にすることを検討すらしている有様です。
 さて、これからお伝えするのは、その日田彦山線の駅巡りです。2016年12月22日夜から25日朝にかけて実行しました。当然ながら、添田以南の被災前の光景も登場します。被災前はこうだったなと思いを馳せられれば幸いです。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。



2016年12月22日(木)。母に新津駅まで送ってもらい、21時50分発の信越線465Mで新潟駅へ。湘南色の115系N2編成でした



新潟駅到着後、22時30分発のウィーラートラベルH5222便(新潟200か981)で新宿へ。



定刻より22分早い、4時38分にバスタ新宿に到着。「18きっぷ」に日付印を入れ、5時2分発の山手線552G(E231系507編成)で品川へ。その後、京浜急行の1番の快特(京成3000形3053編成)で羽田空港へ。



持参のパンで朝食をとり、少し早めにチェックイン。7時10分発の福岡行きJL305便は11番スポットからの出発。シップはJA010D。



何のアナウンスもなく15分遅れでプッシュバック。7時30分過ぎにRWY16Lよりエアボーン。



離陸から10分、横田基地を下に見てそのまま中央本線沿いを西進。



甲府の上空を通過した後、赤石山脈を横断して小牧空港付近へ。



その後はしばらく雲上飛行で、ようやく晴れ間が見えてきたなと思ったら広島の上空に。



ディセントに入ってしばらくすると、本州の横断を終えて響灘へ。そのまま玄界灘に進んで眼下には志賀島。



進路を左方向に変え、そのまま博多の町へ。眺望は最高でしたが、気流が強く機体は可也揺れてました。



大野城市あたりまで旋回し、RWY34よりランディング。1番スポットに到着したのは、25分遅れの9時35分に。


話が変わりますが、JR東日本新潟支社は昨日、瑠璃色のE653系(U106編成)が金曜日の「いなほ3号」より営業運転に投入されることを明らかにしました。拙ブログでは今週末にもお伝え出来るかなと思っています。


つづく

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