クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

加古川線全駅下車の旅(その9)

2013-11-30 20:50:03 | 陰陽連絡線

先日は新潟地区の駅の話題を2つほどお伝えしました。加古川線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら



加古川線2328Sは、15時35分に日本へそ公園駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



散策の前に駅裏の風景を。ずばり加古川の目の前で、遠くに山々を望み長閑な風景です。



それでは駅舎撮影。壁に日本地図が描かれた待合所です。昭和60年7月に臨時駅として開業しています。尚、トイレは陸橋をくぐった所にあります。



駅前は広い道路になっており、左側のトンネルみたいな建物は岡の山美術館です。



2度目の歯磨きを終え、加古川線をくぐって「日本のへそ」へ。



それは、東経135度線と北緯35度線の交差点です。この日の兵庫県内は曇天だったので、厳しい撮影を強いられました。



さて、岡之山美術館へ。昭和59年6月に竣工し、10月に開館していますが、中々面白い建物です。磯崎新の設計だそうで。


内部は、地元・西脇市出身である横尾忠則の広告アートが’60年代、’70年代、’80年代の3つのブースに分かれて展示されています。内部は一応撮影禁止なので、UPするわけにはいきませんが。また、アトリエでは今中敏明展が行われていました。彼は普段、西脇市役所で働いておられるようで。



岡之山美術館を一通り楽しんで時間が余ったので、似顔絵の面白い建物へ。テラ・ドームであり、「本当の」日本のへそがあるらしいです。



一段下には、赤キャベツでかたどった花時計がありました


16時50分を過ぎてすっかり暗くなったので、日本へそ公園駅へ。すると、今中敏明展の関係者とおぼしき女性とばったり出会い、しばらく話し込んでました。



誰もいないのを確認し、内部をレポート。無人駅で椅子が3つだけで、券売機の類もありません。国鉄仕様の駅名標が特筆すべきアイテムです。



時刻表を。平日9往復、土休日8往復です。次の列車は17時13分なので、もう少し時間がありますね。



日本へそ公園駅17時13分発の2330S(125系N1編成)に乗車。西脇市駅に到着すると、駅前では見事なまでのイルミネーション


雨降る中、踏切を渡ったところにあるセブンイレブンで明日の朝食を購入し、17時54分発の1348S(103系M7編成)で加古川へ。その後、新快速電車である3283M(223系W39編成+V18編成)に乗り換え、この日の宿泊地である姫路へ。急病人降車の関係で5分ほど遅れていましたが。


例によって、東横イン姫路駅新幹線南口で1泊。チェックイン後、餃子の王将に行って無敵餃子定食で夕飯にしました。


つづく


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弥彦駅リニューアル

2013-11-28 22:26:11 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 新発田駅の次は、弥彦駅についてお伝えします。
 弥彦駅は弥彦線の始発駅で、弥彦神社のお膝元となっています。初詣と紅葉の時期は多くの観光客で賑わいます。大正5年10月の開業時からの神社風の駅舎が現在も運用されており、新潟県内では異彩を放っています。来春のディスティネーションキャンペーンに向けて艶やかにリメイクされ、11月3日にはセレモニーが開かれました。
 それでは、リニューアルされた弥彦駅の模様を見てみましょう。



弥彦駅へは「弥彦菊花2号」でアプローチ。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは広いです。



まずは出口から。木製の案内板が出来ており、外壁が艶やかな色合いです。Suicaが使えます。



では駅舎の中へ。自動券売機の改札側に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:10~17:30です。



改札の様子。窓口側の小さな入り口の他、多くの参拝客や観光客を捌けるように2ブース設けられています。大正ロマンのイメージでしょうか。



右手にある待合室へ。広めに取られており、手前側にKIOSKがあります。奥にある傘がいいですね。格子状の天井も趣があります。



まずは礎石から。リニューアルされてアートになりました。尚、歓迎塔はリニューアルされておりません。



では駅舎全体を。弥彦神社の社殿をイメージしてコンパクトにつくられています。財産標も桜の花の形に。



側面を拡大。何もわからない人が見れば、まるで社殿ですね。何とも艶やかではないですか



ファサードの部分を拡大。立派な模様もあり、これだけでも威圧感があります。毛筆体の駅名板がいいですね



駅舎の右手には水洗トイレ。何もリメイクされてません。



折角なので、駅前からもみじ谷へ。盛りを過ぎていましたが。



もみじ谷公園の名所の1つ・観月橋。駅舎のリメイクに合わせて艶やかに塗り替えられました



観月橋から見た弥彦山は絶景の一言。盛りで晴れてれば、これ以上ない絶景です。


 最後は脱線しましたが、リニューアルされた弥彦駅は以上です。長野の時もそうですが、来るディスティネーションキャンペーンに向けて駅舎とその周辺を一生懸命リメイクしているのが見て取れます。再来年春には北陸新幹線が開業し、新潟県の地盤沈下が懸念されるので尚更です。来年2月には、十日町駅、咲花駅、鶴岡駅もリニューアルされます。機会があったらレポートしたいです。
 そろそろ加古川線駅巡りに戻りましょう。


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新発田駅リニューアル

2013-11-26 22:22:01 | 羽越本線

 加古川線駅巡りの途中ですが、新潟地区の駅舎を2つほどお伝えします。
 最近、新潟地区にでは、来春のディスティネーションキャンペーンに向けていくつかの駅舎のリニューアルが行われています。10月5日の柏崎駅もその一環でした。11月3日には弥彦駅でリニューアル式典が行われ、同21日には新発田駅でもリニューアル式典が行われました。今回は、新発田駅のリニューアルについてお伝えします。取材日は、2013年11月23日でした。



123Mで新発田駅に赴いて間もなく、2番線に「いなほ4号」が到着。485系R22編成です。新発田駅は2面3線の構内です。



1番線に飾られた菊。壁からして板塀風に生まれ変わったことが分かります。



それでは駅舎撮影。これまでの白基調から黒基調に変わりました。駅名板も毛筆体になっています。



駅舎を事務室側から。なまこ壁風のつくりでしょうか。新発田城のイメージか。



駅舎の中へ。長屋風の装いになっています。入り口側には自動券売機や指定席券売機が。改札脇には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~20:00です。



改札の様子。自動改札が6台あり、各番線への案内も分かりやすく掲出されています。



自動改札右手には観光案内所があり、蕗谷虹児の絵画が4枚飾られています。通路を挟んでデイリー。



待合室の様子。椅子と時計が替えられているだけで中は何も変わっておりません。



ホームからみる新発田駅の駅舎。室外機が目立つのはしょうがないですが、以前とは何も変わっておりません。



このようなリニューアルが施される中、唯一工事中のスペースがあります。それは地下通路にあり、1番線側の新潟方にてエレベーター設置工事が行われています。2,3番線から0番線へは直接上がれません。



で、駅前の様子。小奇麗なロータリーの向かいには居酒屋が何軒か並んでいます。道路を挟んで秋田方には県立新発田病院があり、羽越本線では勝木駅に次いで病院にアクセスしやすい駅ではないでしょうか。



出発前にもう1つ特急列車を。「いなほ1号」は485系R26編成でした。


 リニューアルされた新発田駅の模様は以上です。最近、江戸時代風にリニューアルされる駅が増えており、この新発田駅も新発田城や足軽長屋のイメージだと思われます。直近の市長選で橋上駅舎化反対派の候補が当選したからというのも何ですが、昭和47年12月築の駅舎のリメイクながら地域に十分アピールできる駅舎が出来上がったのではないかと思います。
 次は、弥彦駅のリニューアルについてお伝えします。


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加古川線全駅下車の旅(その8)

2013-11-24 21:38:13 | 陰陽連絡線

14時2分に船町口駅に到着。



県道139号を東に進んでいると、加古川の河岸段丘の下に洒落た形のポンプ場がありました



NTN備前 播丹工場に差し掛かろうとすると、オリックス・バファローズの森脇浩司監督を応援する垂れ幕を発見



再び集落に入って間もなくすると、式内 古奈為神社に到着。



本殿には一対の狛犬がお出迎え。旅の安全を祈願しました。尚、川下祭は毎年7月30日に開催されます。



その後、何もないところを10分くらい歩かされて加古川沿いに出ると、対岸には円応教本部が



再び加古川(佐治川ともいう)を眺められたと思ったら、またお別れして踏切を渡ります。



西脇市から丹波市に入ると、突如大きなプラントが現れました何の工場かな?



正解は、㈱兵庫パルプ丹波工場です。トイレに行きたいけど、まさか労働組合の建物に入るわけにはいかないよね。



左折して、意味ありげな特別高圧ケーブルの下をくぐると久下村駅にゴール。船町口駅を出て54分でした。



それでは駅舎撮影。正面だけコーティングされてるものの、大正13年12月築の木造駅舎が健在です



駅舎の谷川方には大きな花壇が。その手前には矢鱈に広い空き地。トイレとかランプ小屋とかの跡に違いありません



駅前ロータリーの様子。中心には1株だけのツツジ。正面に㈱上月ウティックスがあり、工業地域だということを実感させられます。



駅舎の中へ。無人駅で、窓口はベニヤ板で塞がれています。JR東海の無人駅とは違ってゴミ箱があるのは良心的です。



ついでに時刻表も。平日9往復、下り8往復です。次の列車は15時19分…。



ホームに出ます。一見すると片面ホーム1面のみの構内に見えますが、狭いながらも反対側のホーム(の跡)があり、やけにスペースがあります。そう、久下村駅は交換設備が撤去された駅なのです。結論を申し上げますと、加古川線の西脇市~谷川は完全1閉塞なのです。



やっと出発の時間となりました。15時19分発の2328S(125系N1編成)に乗るや否やトイレ直行。


次は、新潟地区の駅舎の話題をお伝えします。


続きはこちら


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加古川線全駅下車の旅(その7)

2013-11-22 21:37:53 | 陰陽連絡線

12時36分に新西脇駅に到着。37分ほど歩いて比延駅に到着。



それでは駅舎撮影。大正13年12月築の木造駅舎ですが、正面が白くコーティーングされています。トイレは設置されていないか塞がれているかのどっちかです。



比延駅には和風の立派なファサードがあります。で、その駅名板を拡大すると、「比延驛」と心憎い演出がされてるではないですか!



では駅舎の中へ。木造駅舎そのもののつくりですが、無人化されて窓口が塞がれ、ベンチはPR製に替えられています。



時刻表を。平日は9往復、土休日は8往復です。次の列車が13時47分なので、持参のバランスアップでお昼にしました。



ホームに出ます。比延駅は対面式ホームの構内に見えますが、交換設備が撤去されて久しく、反対側のホームは自然に還ろうとしています。駅裏は、播州職工業協組の工場です。



時間が近づき1人のおじさんがやってきました。13時47分発の1335S(125系N1編成)で谷川方面へ。



14時2分に船町口駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



それでは駅舎撮影。昭和51年2月築のカプセル駅舎です。



駅舎内部の様子。東西にベンチが3脚ずつ。無人駅で券売機の類もありません。開放的なつくりだからか、中は湿っぽいです。



駅舎から谷川方に進むとトイレがありました。ですが、西脇市の方針により使用停止となり、入り口は塞がれています。



駅前を通る県道139号へは、ミニ庭園を見ながら階段を下る形になります。付近に船町蛭子神社があります。



調査終了後、県道139号を東に進み、久下村駅を目指します。


つづく


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加古川線全駅下車の旅(その6)

2013-11-20 22:14:50 | 陰陽連絡線

黒田庄駅から12時25分発の2326S(125系N4編成)に乗車。



12時36分に新西脇駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



それでは駅舎撮影。大正14年10月築の木造駅舎で、妻面が出入り口となっており、ファサードも付いています。トイレはありません。



一旦駅舎の中へ。如何にも木造駅舎といったつくりですが、あちこち継ぎはぎだらけです。無人化されて窓口が閉鎖されて久しく、券売機の類もありません。ベンチが5脚ほどあります。



ついでに時刻表を。平日は9往復、休日は8往復です。1335Sの発車が13時43分なので、隣駅まで歩いていくことにします。



さて、比延駅に向けて出発。県道347号までこの細い道を進みます。新西脇駅は和布扇状地に位置します。



重春橋を渡らず、加古川沿いの道を上流方向に進みます。対岸は西脇市街地になっており、煙を上げている建物は村徳染工および小沢染工の工場と思われます。



間もなくして、ビジネス旅館 桜川を通過。東横インよりも安かったので、電話番号が分かればこの日の宿にしてました。



国道175号のバイパスの高架をくぐると加古川が湾曲し、県道294号に入ります。



比延谷川を渡って歩道のない集落道を抜けると、濃茶色に染まった山が目に入りました。間もなく、潰れたパチンコ屋の前を通過。



水田地帯を経ると、へその湯の前を通過。食事処を期待してたのですが、併設の店舗は床屋でした。



加古川線の踏切を渡って集落道に入ると、いよいよ比延駅に到着です。


つづく


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加古川線全駅下車の旅(その5)

2013-11-18 22:46:44 | 陰陽連絡線

10時29分に本黒田駅に到着。県道294号を45分ほど南下し、岡交差点へ。



右折するとすぐに式内 兵主神社に到着。一対の狛犬がお出迎え。



拝殿に進み、旅の安全を祈願してきました。この拝殿は兵庫県指定文化財で、天正8年(1591年)8月27日の造立。桃山時代における長床式拝殿として、またその時代の茅葺入母屋造り様式を伝える建築として、全国的に稀にみる遺構です。主祭神は大己貴命です。



楠丘小学校のそばを通って鳥居をくぐり、加古川線の踏切をも渡ります。



踏切脇の交差点を左折し、新興住宅地を通ってファイナルアプローチ。



いきなり開けてきたと思ったら黒田庄駅に到着です。本黒田駅を出てから56分後でした。駅前ロータリーは南国風の装いになっています。



それでは駅舎撮影。平成17年3月築の、和風の曲屋の木造駅舎です。左側の建物はトイレです。丸ポストがいいアクセントになっています。



用を足して右側の建物へ。壁伝いに大きなベンチが3つ据え付けられています。無人駅で、券売機の類もありません。



では時刻表を。平日は上下9本ずつ、土休日は上下8本ずつです。2326Mの発車が12時25分なので、もう少し時間がありますね。



見取り図を描くため、扉を開けてコミュニティースペース「あつまっ亭」へ。テレビが点いており、有志による写真が多数飾られていました。モーニングセットの提供が終了した時間帯でしたが、しばらくして管理人の女性がやってきて、出発直前まで話し込みました。



食事にはありつけませんでしたが、発車が近づきホームに上がります。加古川方を見ると、意味ありげな遺構を発見。錆びついた行き止まりの線路があり、倉庫に隣接したホームがありました。そう、貨物を扱っていた跡なのです。



発車が近づき、他の利用客がやってきました。申し遅れましたが、黒田庄駅の構内は、一見すると対面式ホーム2面2線に見えますが、交換設備が撤去され、反対側の線路が断ち切られています。2001年のデータを見ると交換可能駅となっていたので、電化の前後に交換設備が取り払われたと考えられます。


つづく


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加古川線全駅下車の旅(その4)

2013-11-16 18:22:27 | 陰陽連絡線

西脇市駅から2327Sに乗車。各ブースに1人ずつ埋まるくらいの乗車率でした。



10時29分に本黒田駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。駅裏の木々が色づいていました。前の席に座ったスーツの若い女性とビンゴしました。



では駅舎の中へ。ホームより一段低い位置に駅舎はあります。無人駅で券売機の類もなく、木製のベンチが据え付けられてるだけです。



駅前に出る前に時刻表を。上り、下りとも9本ずつです。(土休日は8本ずつ)



それでは駅舎撮影。大正13年12月築の木造駅舎ですが、明らかに半分化されています。左右のミニ庭園がそれを物語っています。尚、北方の加古川の対岸には子午線モニュメントがあります。



調査を終えたところで黒田庄駅に向けて歩きます。駅前は畑があり、古い木造の建物が並んでいました。



右折して県道294号に入るとすぐに簡易郵便局。この道をひたすら進みます。広くなったり狭くなったり。



駅を出て30分ほど経った頃か、工業地域を通過します。ここに映っている工場は㈱播磨精米。



もう少し進むと、旧黒田庄町の体育関連や福祉関連の施設への入り口が。ここにも衆議院議員選挙のポスターがありました。同じ西脇市ということで候補者も同じ。



上の交差点を少し過ぎたところにあるマークが。西脇市章ではないので、旧黒田庄町章と思われます。



10分くらいは気持ちよく歩けましたが、山を迂回する箇所になると車のすれ違いに難渋するような危険な狭隘路に。その山を越えると、小さな門柳川を渡ります。



岡交差点まで下ると、もう黒田庄駅は近いです。左折すると東はりま日時計の丘公園ですが、右折すると目の前に溜池が広がっていました。この常夜灯は何を意味しているのかな。


つづく


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加古川線全駅下車の旅(その3)

2013-11-14 22:37:20 | 陰陽連絡線

滝野駅から1329Sに乗車。西脇市方面に向かいます。



9時56分に西脇市駅1番乗り場に到着。加古川線の運転系統が分かれる駅で、2面3線+側線の構内です。



16分の乗り継ぎ時間も無駄にはしません。一旦改札を抜けて駅舎の中へ。改札右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:10~19:00(休み4回)。自動券売機もあります。造りが木造駅舎そのもの



駅舎の片隅では、神戸ファッション専門学校の2人の女子学生の作品が。彼女らは今頃はアパレル関係に羽ばたいていることでしょう。



駅前ロータリーに出ると、杉原紙の里ゆきのバスが発車を待っていました。この駅は国鉄民営化前、鍛冶屋線との分岐駅でした。その鍛冶屋線は1990年3月末日限りで廃止され、西脇市の中心駅である西脇駅も失われました。それに伴い「野村駅」はこの「西脇市駅」に改称されました。



バスが掃けたところで駅舎撮影。リニューアルこそされてるものの開業当時からの木造駅舎で、ファサードが立派です。駅舎は被写体になるために存在しているのではないですが、細長で撮影に苦労しました。尚、トイレは改札内の谷川方にあります。



駅前ロータリーの中心に視点を移します。中央には舟に乗ったようなモニュメントがあり、寺前好人作の「未来への出航」というのだそうです。西脇市は「へそのまち」で、3駅先に日本へそ公園駅があります。



駅前の様子。市街地は西に1kmくらい離れた所にあるので、古い住宅地が続いています。山に抱かれて長閑です。



そろそろ出発の時間が近づき、再び改札をくぐります。木造の跨線橋の上からは駅前の展望が開けていました。ロータリーの様子が手に取るようにわかり、南半分が駐車場になっていました。


私が加古川線を乗り通したのは、電化前の2001年2月。神野駅、厄神駅と降り立った後、この時間帯の729Dで谷川駅まで乗り通しました。当時は単行のキハ40系で、この西脇市駅の1番乗り場で暫く停車したものです。当時乗った気動車は既に淘汰されているか他線区で活躍しているかのいずれかですが、青緑にペイントされたものでした。



今回の乗り継ぎ旅では乗り継ぎが発生しており、10時12分発の2327Sは3番乗り場からの発車です。編成は、125系N4編成に半減されています。


つづく


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加古川線全駅下車の旅(その2)

2013-11-12 20:51:42 | 陰陽連絡線

9時3分に滝駅に到着。調査終了後、滝野駅まで歩きます。



出発してすぐに県道17号に出ました。付近に闘龍灘という急流があります。この駅が「滝駅」という所以が少し分かるような気がします。



間もなく、滝野ジャパンというスーパーの前を通過。隣接のセブンイレブンでコーラなどを調達。



次の交差点で線路沿いの脇道にそれます。少しばかり畑を見た後、アパートなどが立ち並ぶ住宅地へ。



しばらく進むと、衆議院議員選挙の候補者のポスターが。この交差点を右折すると、もう滝野駅です。20分弱で着いちゃいました



駅前ロータリーに入ると、『自覚』の詩が現われました。中央の島ではクリスマスのイルミネーションが。



南側にもう1つ島があり、中央には「知方」(しるべ)のモニュメント。加東伝の助が目を光らせています。周囲ではキリンなどのイルミネーションが。



それでは駅舎撮影。平成7年3月改築の、白亜のギャラリー付き駅舎です。トイレは谷川方にあります。



では駅舎の中へ。無人化されていますが、入口に自動券売機があります。右手は「えすたしおんギャラリー」ですが、がらんどうでした。イベントの時に使うのかな。



で、左手の建物は何だろう?特段何もないので謎ですね。



そろそろ出発の時間となり、ホームに上がります。申し遅れましたが、滝野駅は片面ホーム1面のみの構内でホームは狭いです。9時51分発の1329S(103系M2編成)で西脇市方面へ。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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