クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

飯山線改築駅舎巡り(前編)

2013-06-29 23:20:16 | 信州地区

 このカテゴリーは今まで「大糸線」としましたが、信州地区の路線をお伝えするべく、「信州地区」と改めます。
 これからお伝えするのは、飯山線の駅巡りです。飯山線は、越後川口と豊野を千曲川に沿って結ぶ地方交通線ですが、平成16年春に全駅下車達成しました。その直後に森宮野原駅が合築駅舎として生まれ変わり、平成18年12月には上境駅が簡易駅舎となりました。平成20年代に入って、信濃白鳥、平滝、桑名川、横倉と改築が相次いでいます。今回はそのうちの3駅を訪問します。2013年3月9日(土)に実施しました。


「18きっぷ」に日付印を入れ、6時25分発の信越本線422M(115系L4編成)で新津駅を出発。ロングシートに座って朝食。長岡到着後、飯山線直通の1122Dに乗り継ぎました。「キハ110-232」のみで結構乗ってたので、スーツケースをたがいた女性の向かいに座らせてもらいました。



十日町で164D(キハ110-234)に乗り継ぎました。越後田沢を出ると、信濃川が車窓を飾ります。



9時12分に横倉駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、待合ベンチが5脚も並んでいます。



それでは駅舎撮影。平成23年9月築の和風の駅舎です。それには理由があって、東日本大震災に伴う長野県栄村の地震で旧駅舎が使用不能になったからです。尚、左側のブースは除雪機置き場でトイレはありません。



では駅舎内部へ。狭い室内ですが、委託駅で乗車券を販売されています。駅ノートが備え付けられているのが嬉しいところ。



時刻表も御覧下さい。上下それぞれ8本ずつで全てワンマンです。



時間が開くということで、まずは横倉公民館の方に左折して、隣駅まで歩きます。おじいさんが雪かきという豪雪地帯らしい光景を見ることが出来ました。



踏切を渡ると、大きな体育館が見えてきました。これは栄小学校で、栄村役場と隣接しています。



ほどなくして、千曲川沿いに出ました。背景の山々が借景となり、えも言われぬ絶景となっています。



いつしか国道117号に合流。歩道の雪が今年の豪雪を物語っています。水内駐在所の角を上ると、平滝駅に到着です。



横倉駅からは30分足らずでした。それでは駅舎撮影。平成22年11月築の和風の駅舎で、周辺の山々を計算に入れて設計されたと思われます。



駅舎の中に入り、少し休憩。全体的にウッディーなつくりです。この駅も委託ながら窓口があり、駅ノートが備え付けられています。窓口の隣にはトイレ。



ホーム側の壁面には旧駅名板。白色木造駅舎時代の平成16年3月に初めて降り立ったとき、おばあちゃんに出会ったことを覚えています。



平滝駅も片面ホーム1面のみの構内です。偶然にも、第一建設工業のラッセル車が通過していきました


つづく


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E653系いなほ号 今秋より運転開始

2013-06-27 22:08:03 | 羽越本線

 前の記事で「飯山線の記事をお伝えします」と約束しましたが、JR東日本から大きなニュースが入ってきたので、予定を変更して「いなほ号」についてお伝えします。
 昨日発表されたプレリリースによると、「いなほ号」にE653系が今秋より順次投入されるというものです。「フレッシュひたち」時代と同様の7両編成となりますが、ラウンジ付きのグリーン車1両と普通車6両の編成となります。「夕日・稲穂・海」というキーワードのもと、日本海の夕日と稲穂のうねりをイメージした、トワイライトなカラーリングとなるそうです。車番は常磐線時代の0番台ではなく、新たに1000番台となります。「485系電車最後の楽園」にもいよいよ変化が訪れます。
 早速ですが、2013年1月分の「485系いなほ号」を御覧下さい。



1月6日の新潟駅。R26編成である「いなほ3号」が2番線に入っていました。1番線にはE127系V9編成である越後線1526Mが割り込んでいました。



「いなほ3号」が発車すると、3番線にR23編成である「いなほ6号」が到着しました。4番線から撮影したので、尻が切れてしまいました。



週末となった1月12日、雪がうっすら積もる大形駅で「いなほ」を狙います。931Mで到着して待つこと数分、R25編成である「いなほ6号」が通過していきました。 



1932Mに乗ろうと上りホームに行き、先端から「いなほ3号」を狙います。被るか被らないかのタイミングでR26編成が駆け抜けていきました。



1月14日の新潟駅。「いなほ3号」にはヘッドマークの表示できないR28編成が充当されました。一瞬だけ、E127系V12編成である信越本線2530Mと並びました。



「いなほ3号」発車後、3番線先端で「いなほ6号」を狙います。R27編成で入ってきましたが、黒く潰れてしまいました。



1月19日。再び大形駅で「いなほ6号」を狙います。T13編成で颯爽と通過していきました。



新潟駅に戻り、「いなほ5号」を撮影。1番線に入ってきた、E127系V10編成である信越本線2533Mとの並びを狙いました。



「北越6号」を見た後アナウンスがあったので、再び大形駅へ。秋田地方大雪などで、R23編成である「いなほ8号」は50分遅れて高速で駆け抜けていきました。



1月20日。10時38分頃、「いなほ3号」は、2つ目ライトが名物のT18編成で2番線に入ってきました。



信越本線2530Mが出発した後、クハ481-1508と越後線1526M(E127系V10編成)の並びを狙いました。センター試験の関係で、1526Mは車掌乗務となっていました。



1月27日。R25編成である「いなほ4号」は、強風の影響で75分遅れて新潟駅2番線に到着しました。



同日の「いなほ3号」にはR27編成が充当されました。折角なので、信越本線2530M(E127系V10編成)との並びを狙いました。R27編成は現在、秋田車両センターに入場しているとみられます。



4番線に行き、「いなほ6号」を狙いました。R28編成でやってきました。先端近くまで行ったので尻が切れることなく撮影できましたが、現在は高架化工事のため入れません。


 2013年1月分の「いなほ」は以上です。「485系いなほ号」の終焉が近いということで、益々注目を集めています。Xデーまで見守ってきましょう。2月分はまたの機会に公開します。


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新津鉄道資料館にC57 19とK47がやってきた!

2013-06-25 22:42:17 | 新潟の鉄道

 3日遅れとなりますが、2013年6月22、23日の両日に、新津鉄道資料館にてC57 19とK47編成の並びがヴェールを脱ぎ、多くの家族連れなどで賑わいました。
 C57 19は、1938年1月24日に川崎重工兵庫工場で落成され、以来九州地区や新潟地区などで活躍を重ねました。1972年9月29日に新津運輸区で廃車となり、その後は新潟市の鳥屋野交通公園で保存されてきました。このたびの静態保存の際して、今年の6月18~19日にかけて移送されました。
 K47編成については改めて紹介する必要はありませんが、4月末から新潟新幹線車両センターで廃車作業が始まり、多くのファンが見守る中、5月26未明から27日にかけてこの鉄道資料館に移送されました。
 それでは、この並びを御覧下さい。取材日は6月22日でした。



新津鉄道資料館に到着すると、原色200系とC57 19の並びが現れ、多くの家族連れなどが写真撮影に興じていました。



今回展示されたのは、K47編成の1号車「221-1510」。今年の4月14日にさよなら運転が行なわれたのは記憶に新しいです(関連記事はこちら)。展示前は分併装置のカバーが外されていましたが、現役当時の姿となって帰ってきました。



C57 19と221-1510の並びを後ろから。前者の全長が20.3mに対して後者は25mなので、違いは歴然としています。



C57 19の動輪を拡大。鳥屋野交通公園時代の整備が行き届いていたからか、素晴しい状態です


ここには映っていませんが、新潟大学鉄道研究部がスタッフとなって、SLばんえつ物語のヘッドマークの展示や鉄道掘り出し市が行なわれていました。



新津鉄道資料館でK47とC57 19の特別公開で賑わった一方、取材日の新潟駅南口では「TYOフェスタ」が行なわれ、世界に1台しかないディズニードリームクルーザーが公開されました。運転手は「くまのプーさん」。



また、同日には、「NODOKAパーティートレイン」が運転され、新潟駅から新津経由で村上まで行きました。今年は8番線からの発車でした。私のちょい上の女性がいましたが、参加者の大半は20代と思われます。


 最後に少し脱線しましたが、K47とC57 19の特別公開は以上です。現在、新津鉄道資料館はリニューアル工事の真っ最中で、これらの並びの上に屋根が取り付けられています。プレーンな状態での並びは今回限りということです。
 次は、飯山線のプチ駅巡りの模様をお伝えします。


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2012年 GWの旅(その19)

2013-06-23 00:04:02 | 山陽本線


Suicaをかざして改札をくぐると、6両編成の青い103系電車(R1編成)が待機してました



先頭車両が混み合ってたので、「モハ102-553」に乗車。定刻17時15分に兵庫駅を発車すると、暫くカーブが続いて車輪を軋ませます。やっとスピードがのってきたなと思ったら、無情にも終点・和田岬駅に到着。



和田岬駅は片面ホーム1面のみの構内です。かつてはもっと線路があったかな。


 
車止め。無情にも工場の前で断ち切られています。



現在の和田岬駅は、ホームに繋がる通路とブースのみです。入口には建物がありますが、ファミリーマートです。2001年11月に訪問したときは戦時型の木造駅舎がありましたが、2009年に惜しまれつつ解体されました。



出発する前に時刻表を。朝と夕方だけ設定される特異なダイヤ。平日は、朝7本、夕方以降10本。土曜は、朝6本、夕方以降6本ですが、日祭日に至っては朝と夕方其々1本ずつとなります。



付近に和田神社があるということで訪問に至りました。テーピングを巻かれたような狛犬が印象的でした。



立派な本殿に到着。改めてお礼参りをしたのは言うまでもありません。



和田神社のもう1つの名物は、おびただしい数の蛇塚。1/10secでの撮影を強いられましたが、なんとかモノになりました。


 
山門近くには夜半翁の歌碑。「我帰る 蹄(?)いく筋ぞ 春の草」。



つづいて三石神社を訪問。和田岬駅は、2つの神社が競合する駅なのです。



神功皇后を祀るということで、百度石がありました。すぐ後ろには船のプロペラが。



神社を抜けると、三菱重工業。そう、和田岬駅は三菱重工業の労働者の通勤の便をはかるためにある駅だったのです。



和田岬駅から地下鉄海岸線で駒ヶ林駅に出ると、そこは三国志ストリートの始まりでした。1番出口の前には周瑜。



アーケードの中を進むと、「魏武帝廟」というライトアップされたブースが。「曹操」とありますが。


 「くにづか4番街」のマルヨネの前には関羽。


 「くにづか6番街」には孫権がありました。



誠に楽しい三国志ストリート散策でした。鉄人28号モニュメントを見て5ヵ月後、三国志モニュメントをも楽しませてもらいました。


孝孝で豚バラ定食を食した後、徒歩であぐろの湯へ。写真撮影禁止なので内部のレポートはできませんが、850円(タオル持参)の入館料で電気風呂、ジェットバス、薬草風呂、源泉掛け流しの露天風呂、2種類のサウナを満喫させてもらいました。露天風呂やサウナではセブンイレブンのおにぎりの作り方が放映されており、誠に興味深かったです。


風呂から上がると、「魏武帝廟」はシャッターが下ろされていました。鈍く光る鉄人28号モニュメントを見つつ新長田駅まで歩きました。3度目の歯磨きをして、21時49分発の244B(207系Z1編成+S54編成)で大阪駅へ。



22時38分に大阪駅に着いたので、しばらく待たされました。急行きたぐに号は23時10分頃に11番乗り場に入線。



この新潟行きの夜行列車に充当されたは、7連化された583系B4編成。往路に引き続いてパン下寝台で一夜を過ごしましたが、夏シーズン、冬シーズンは利用しなかったので、私にとっては正真正銘の乗り納めとなってしまいました


 2012年5月の赤穂線駅巡りはこれにて終了です。2日間で全駅巡りましたが、伊部焼というポイントをおさえた一方、かきお好み焼き、忠臣蔵観光、坂越の町並みといった宿題もできた乗り継ぎ旅でもありました。臨時運転の「きたぐに」があったからこそ、新津からの往復乗車券で実現できました。しかし、今では私の場合、新潟から京都か新大阪まで高速バスで出た後、岡山まで往復乗車券を買うか、18きっぷで廻ることになります。昨年のGWにやっておいてよかった。





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2012年 GWの旅(その18)

2013-06-20 22:52:37 | 山陽本線

前回はこちら


播州赤穂駅から乗った958Mは、網干駅手前で場内停止。本来乗る予定だった794Tを先行させた関係で、11分遅れの14時51分に姫路駅に到着。15時18分発の798T(223系V53編成+V12編成)まで待たされました。



15時27分に曽根駅に到着。上下のホームがずれているので分かりにくいですが、もともと2面3線の構内でしたが、副本線が撤去されて2面2線となっています。



改札をくぐって駅舎の中へ。自動改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:30~23:00。待合室はそれなりの広さです。



それでは駅舎撮影。昭和26年築の木造駅舎が健在で、ファサードも印象的です。トイレは神戸方にあります。



駅前の様子。駅舎のまん前にはマンションがありますが、周囲は古くからの住宅地です。ある場所を目指してこの小道を歩きました。



3分ほど歩いて大日池に到着。背景の山が水鏡のように映えていましたが、富栄養化が進んでいました。観光資源ではなく、貯水のための池なんですけどね。



駅に戻る道すがら、ツツジに惹かれたので撮らせてもらいましたが、盛りを過ぎていました。



駅に戻りました。折角なので駅裏を見てみると、そこには「はりま自動車学校」が。教習生は最寄りの踏切から廻るか、送迎バスを利用することになります。


15時57分発の802T(223系W2編成)に乗車。明石海峡大橋の見える席に陣取り、備前片上駅から西片上駅への駅間徒歩で購入した玉泉カップで打ち上げ。意外と混んでおり、須磨からは眼鏡をかけた小学生の姉妹と相席に。



「和田岬線」に乗車のため、16時47分に兵庫駅で途中下車。



時間に余裕があるので、東へ300mほど歩いて柳原蛭子神社へ。商売の神様を祀っていますが、赤穂線全駅下車達成のお礼参りしてきました。


「和田岬線」にはキハ35系での運転だった2001年11月末に乗ったことがあります。今回はそれ以来の訪問でした。地下鉄の開通により存在意義が薄れ、廃線も噂されているので。


つづく


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2012年 GWの旅(その17)

2013-06-18 22:45:42 | 姫新線&岡山地区

天和駅から1916Mに乗車。



13時6分に播州赤穂駅2番乗り場に到着。アーバンネットワークの終端駅で、2面3線の構内を有します。



コンコースに上がり、改札を出ました。4台の自動改札の左側には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:30~23:00。右側にはKIOSK。



さて、北口に出ました。平成12年12月に橋上駅舎化されるまでは駅裏だったところで、ごく普通の橋上駅舎にステンドグラスがはめ込まれています。屋根瓦がらしさを出しています。この駅に降り立って赤穂線全駅下車達成



駅前にはロータリーがあります。その西側には「はくおう会デイサービスセンター」。



北口からはツツジ並木の通りがまっすぐ伸びていました。付近には西はりま医療専門学校。



自動券売機を通り抜け、南側にやってきました。播州赤穂駅唯一のトイレは右側です。西側にある「プラット赤穂」にまっすぐ進み、とあるラーメン屋でつけめんで昼食。



南口に出ました。忠臣蔵のふるさとということで、赤穂城をイメージした大きな橋上駅舎です。1Fにはめん処・やまよしと土産物屋があります。2Fの観光案内所でも土産物を売っており、お土産選びに迷います。尚、ペデストリアンデッキを東に進むと東横インにつながっています。



2階からですが駅前の様子。駅前ロータリーが大きく賑やかです。赤穂城址へは南方1kmで、忠臣蔵観光に行かれる旅行者も多いのではないでしょうか。



その駅前ロータリーには「義魂」のモニュメント。赤穂浪士をかたどっていますが、椰子の木が南国の雰囲気を出しています。



その「義魂」モニュメントの南には花時計。播州赤穂駅南口は見所が多いですが、この花時計は命がけでの撮影となりました。


2度目の歯磨きして土産を買い、14時7分発の958M(115系A01編成)に乗車。10分ほど遅れていた1918Mの接続をとった関係で、8分ほど遅れて播州赤穂駅を発車しました。次に赤穂線に乗るのは何時になるだろう。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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2012年 GWの旅(その16)

2013-06-16 22:56:28 | 姫新線&岡山地区


赤穂線1914Mは12時ちょうどに備前福河駅に到着。島式ホームに見えますが、駅舎側には柵がしてありますね。



交換設備が撤去されて駅舎側の線路が取り外されています。



では駅舎の中へ。広々とした待合所ですが、ベンチは6脚だけ。無人化され、窓口や荷物扱い所は固く閉ざされています。券売機すらありません。



それでは駅舎撮影。昭和30年3月開業時(財産票は昭和29年3月)からのコンクリート駅舎です。トイレは岡山方にあります。東方には宮崎土木。



調査終了後、天和駅まで駅間徒歩を敢行。一旦西に進んで国道250号を目指すことに。駅前には福浦簡易郵便局。



川に出ると、道標を見つけました。西の山を越えれば岡山県ですが。



国道250号に出た後、東の峠を目指して登りました。



急坂を上り、鳥打峠まできました。眼下には赤穂線の線路。今でこそ兵庫県赤穂市の一部ですが、江戸の昔は備前国と播磨国の国境だったでしょう。



坂を下っていくと、眼下には関西電力では割合が低いとされている火力発電所。



鳥打峠を越え、赤穂西公民館の近くまでやってきました。



延命地蔵、耕地開拓記念碑、真土開拓記念碑をスルーすると、もうすぐ天和駅です。



備前福河駅を出て36分、天和駅に到着しました。マージャン好きにはたまらない駅名ですが、駅舎のない無人駅です。昭和38年5月の開業時からのもの(財産票は昭和23年3月)です。トイレは相生方にあります。



ホームに上がって少し休憩。待合所には、ゴミ箱を挟んでベンチが3脚ずつ。片面ホーム1面のみです。



柵を挟んで線路が何本かあり、駅裏には三菱の工場。南方には黒崎播磨の工場。東方には住友セメントの工場があり、工業地帯であることを実感しました。



そうこうするうちに、1組のカップルと女の子達がやってきました。13時2分発の1916M(115系D30編成)に乗車して赤穂線全駅下車達成の地へ。


つづく


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2012年 GWの旅(その15)

2013-06-14 22:00:04 | 姫新線&岡山地区

10時13分に西大寺駅に到着。



駅舎撮影を終えて周辺を見ました。駅前ロータリーのモニュメントは、言わずもがな「西大寺のはだか祭り」です。「会陽」というこのはだか祭りは、毎年2月の第3土曜に、南方1kmにある観音院で盛大に執り行われます。後祭りは2週間も続き、屋台も出されます。尚、この駅前広場は平成6年5月に竣工されています。



ロータリーの相生寄りには創価学会。坂越駅でも駅前にSGIがあるのを見てるし。



ロータリーから観音院方面を。交差点はツツジの群生となっていました。付近にはセブンイレブンとサークルKが向かい合っています。



滞在時間が30分ないので、駅前を見て終わり。駅裏には岡山学芸館高校があります。


10時42分発の1912Mで西大寺を後に。213系C10編成のみで結構混んでたので、西大寺からUターンすると思われる女性と相席させてもらいました。



11時11分に伊里駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。ホームの前後で不自然にカーブしているので、かつて交換設備があったことがわかります。



階段を下りると、感動的なアイテムを見つけました。改札係員が立っていた跡です。



では駅舎の中へ。無人化されて久しく、窓口などがあったスペースは固く閉ざされています。券売機すらありません。



それでは駅舎撮影。昭和33年3月開業時の陸屋根の駅舎です。「伊里駅食堂」があったところは、カンケンテクノ出張所になっていました。尚、トイレは相生方にあります。



調査終了後、浜の川橋を渡って伊里川を越えました。右岸には東洋電機や運送会社などがあり、産業の町を感じさせます。



パナソニックの方に進んでしばらくすると、黒壁の家々が並ぶ一帯に出ました。



とある家の一角で、立派なツツジを見つけました。5月の旅といったら矢張りこれですね。



軒先にあるツツジをもう1つ。ヒラドツツジとサツキです


11時45分発の1914M(213系C02編成)に乗車し、岡山県を後にしました。


つづく


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2012年 GWの旅(その14)

2013-06-12 22:24:14 | 姫新線&岡山地区

先日は失礼しました。赤穂線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら



赤穂線1910Mは9時39分に大多羅駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、駅全体がカーブしています。



駅内に入りました。Icoca専用の自動改札2台と自動券売機のみで、駅員は配置されておりません。



それでは駅舎(?!)撮影。駅舎というより扇状の階段とエレベーターです。トイレはありません。駅名板がなく、外から来た人にはわかりません。



駅前は住宅地で、相生方には古い家並みが続いています。こいのぼりが季節感を出していました。



1つ相生寄りの踏切を渡って心臓破りの急坂を上ると、式外 布勢神社に到着。



随神門まで上ると、平賀元義の長歌の碑に到着。



更に急階段を上ると、本殿に到着。赤穂線全駅下車達成を誓ってきました。



続いて稲荷宮にもお参り。布勢神社の境内は芥子桜の名所で、時期ともなれば多くの観光客で賑わうでしょう。


大多羅駅には休むスペースが無かったので、境内の椅子で缶コーヒーを飲みながら休憩。すると、眼鏡美人の巫女さんに話しかけられました。



駅に戻って駅裏を。「平賀元義翁墓所 北3丁」。どこにあるでしょうね。


10時9分発の1958M(213系C06編成+C04編成)に乗車して次なる駅へ。



10時13分に西大寺駅に到着。朝方に折り返す列車があり、2面3線の構内となっています。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。自動改札に左側には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:05~22:30。他に指定席券売機などもあります。



自動改札の右側にはKISOK。待合スペースもそれなりに取られています。



それでは駅舎撮影。昭和37年9月の開業時(財産票は昭和37年8月)の、細長い陸屋根の駅舎です。トイレは相生方にあります。


折角なので、周辺を見てみましょう。


つづく


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やまどりが新潟にやってきた!

2013-06-10 22:48:43 | 新潟の鉄道

 ここで、新潟地区の鉄道事情をお伝えします。
 おとといのことですが、「リゾートやまどり」が新潟にやってきました。「特急リゾートやまどり越後」として上尾~新潟間走ったものです。全車指定席ということでしたが、初めてやってきたとのことで満席でした。
 そもそも、「リゾートやまどり」とは何か。平成11年3月に改造された緑色の「やまなみ」と、平成13年3月に改造されたえんじ色の「せせらぎ」が種車となっています。それぞれ4両編成のお座敷列車でしたが、平成23年上半期に6両編成に集約し、2+1のアブレストの普通車座席車に改造され、新緑の上州の山々をイメージしたカラーリングとなり、同年7月2日に「リゾート草津」から再出発しています。以降は吾妻線の臨時快速列車を中心に活躍しています。編成名は「YD01」。
 それでは、新潟にやってきた「リゾートやまどり」の模様を御覧下さい。



まずは、練習撮りから。E127系V1編成でやってきた信越本線2530Mです。亀田駅で撮影しました。



その数分後、「リゾートやまどり」が新潟に向けて颯爽と走り去っていきました。車体が暗い配色なので、折からの曇天で撃沈しました



新潟車両センターで整備を終え、15時43分頃に新潟駅9番線に入線。先頭部は満員だったので、9番線らしさが出る場所で狙いました。



1号車の側面。「リゾートやまどり」の下にキジバトが描かれています。程なくして、列車表示は「臨時」となりました。



444Mで亀田に先行して、上りの走行シーンを狙います。夕日を浴びて颯爽と通過していきました。



後続の2236Dで新津に行くと、「リゾートやまどり」が3番線に停車しており、ようやく編成写真を撮るチャンスに恵まれました。



定刻16時55分に上尾に向けて発車しました。アンダーにし過ぎたので補正しています。



当日は「SLばんえつ物語」の運転日でしたが、新潟駅で何かイベントが行なわれていました。尚、6月のヘッドマークは「虹」をイメージしています。



そのイベントとは??オコジロウとその彼女が登場していますね。



「オコジロウの彼女」が「オコミ」と命名されました!今後は一緒に「SLばんえつ物語」の旅を盛り上げていきます。


 最後に「オコミ」命名式を紹介しましたが、「リゾートやまどり」の模様は以上です。今回は、来春の「新潟DC」に向けてのプレキャンペーンの一貫としての運転でした。本当に「リゾートやまどり」に乗りたい方は、吾妻線または上越線の臨時快速列車「リゾートやまどり〇〇」を予約されることをお勧めします。「18きっぷ」で乗れますし。
 そろそろ、赤穂線駅巡りに戻りましょう。


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