クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

磐越西線の駅舎改築(その2)~津川駅~

2009-09-28 21:07:18 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 2009年も新潟県内で駅舎の改築やリニューアルが行なわれ、猿和田駅と津川駅が新しく生まれ変わりました。前回は猿和田駅を紹介しましたが、今回は津川駅です。
 津川駅は、大正2年6月に岩越鉄道が開通した時に設置され、大正3年に岩越線(現・磐越西線)が開業してから上越線が開通するまでは東京と新潟を結ぶ幹線駅となっていました。新津から数えて8駅目で、旧津川町(阿賀町)の中心駅です。狐の嫁入りの町として有名で、5月3日には「狐の嫁入り号」がやってきます。「SLばんえつ物語号」の給水&撮影駅として知られており、また当駅始発列車も存在することから、構内は島式ホームの1面2線です。阿賀野川のダム湖が「トキめき新潟国体」のボートの会場となったのを機に駅舎改築が行なわれました。
 前置きはここら辺にして、早速、津川駅の変遷の模様を見てみましょう。



旧駅舎。2000年9月頃撮影。昭和12年11月改築の木造駅舎で、駅員やみどりの窓口も設置されています。ファザードのイラストは、「SLばんえつ物語」運転開始を機に描かれたと思われます。トイレは別棟で水洗でした。



津川駅の改築を知ったのは2009年の7月末で、しかも「さいきの駅舎訪問」のサイトで。今年の上半期の乗り継ぎ旅行では1回も登場しない路線だし、ましてや定期的に乗っている路線ではないし。私自身、正直言って、完全に不意を突かれました。実は、同年5月19日に津川駅の改築作業が始まっていたのですね。工期を見れば「10月20日まで」で、国体には間に合いませんね…。



8月6日に緊急訪問すると、駅機能は既に仮駅舎に。窓口は16:45に閉まっており、17:10に降りたときには無人でした。ただ、旧駅舎時代からのトイレは現役でした。



この日の本駅舎の状況。工事がたけなわで、どのような駅舎になるかはブラックボックスです。



8月30日に「SLばんえつ物語」に乗車した際、たまたまチャンスがあったので立ち寄ります。バリケードの隙間からですが、新駅舎の概要が見えてきたではないですか!和風駅舎というのは確実ですが、最終的にはどういう姿になるのか??10月20日までの工期の筈なのに、ちょっとペース早くない??



と思ったら、9月19日にはもう新駅舎完成セレモニーが開催され、20日に訪問した時には町屋風の和風駅舎になっていました。「うまさぎっしり 新潟」や「2009年 トキめき新潟国体」の幟が何本も掲出されています。但し、バリケードの撤去はこれからですが。


これより、新駅舎の玄関でお出迎えする2匹の狐の紹介です。


 
左側に立つのは、津川小学校の狐。正統派のつくりで殿様です。


 
右側に立つのは、三郷小学校の狐。顔は狐ですけど、狸に見えないか?


 
改札では、自然界にいるような狐が出迎えています。旧駅舎時代にはなかった演出です。



9月18日まで使われた仮駅舎とトイレは立ち入り禁止になりました。


 以上のように、津川駅は「狐の嫁入り」をより強くアピールした駅舎に生まれ変わりました。「10月20日まで」の工期だったのに9月19日にオープンしたということは、この改築劇が「何としても新潟国体を新しい駅舎で迎えるんだ」という重い十字架を背負った形でなされたといえます。仮駅舎で迎えるのは余りにも格好悪いですからね。
 津川駅が改築されたことにより、新潟県内の磐越西線の駅で開業以来の木造駅舎が残る駅は鹿瀬だけとなりました。昨年リペイントしたので暫くは安泰だろうけど、もし、入居しているふとん屋さんが無くなったらどうなることやら…。
 以上で、新潟県内の駅舎改築レポを終了します。

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磐越西線の駅舎改築(その1)~猿和田駅~

2009-09-25 20:13:10 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 2009年も新潟県内で駅舎の改築が行なわれました。「トキめき新潟国体」や「新潟ディスティネーションキャンペーン」に向けてに違いありませんが、新潟県内の駅で様々なリニューアルが施されています。その中で最も顕著なのは、磐越西線の猿和田、津川の両駅の改築です。ここでは猿和田駅の改築の模様について論じます。


 猿和田駅は、五泉市郊外の無人駅(新津から数えて5つ目)で、いわゆる棒線駅です。ついこの間まで木造駅舎が現役でしたが、6月の下旬頃から仮駅舎となり、9月17日に新しい簡易駅舎が運用開始となりました。



旧駅舎。2000年9月頃撮影。昭和30年8月の開駅当時からの木造駅舎で、駅事務室の跡が残っていました。トイレは、勿論汲み取り式でした。



7月4日に「SLばんえつ物語」に乗った際、猿和田駅に異変を感じたので翌5日に緊急訪問しました。すると、旧駅舎はバリケードで囲まれ、このような看板が。6月25日に旧駅舎の運用を終えたようですね。普段乗っている路線ではないし、簡単には気付かないよ。



もう1つの張り板。新駅舎の完成予想図が出ています。先ほどのとは日付がずれているけど、どっちが本当なんだ??



仮駅舎部分。申し訳程度に設けられたもので、突風が吹けば吹き飛びそうです。2009年7月5日撮影。



7月13日の様子。外壁と屋根が剥がされて骨組みだけに。



7月20日の様子。旧駅舎は完全に無くなりました。



9月13日の様子。新駅舎の輪郭が出来てきました。右側は待合室で、左側は何?



9月20日の様子。新駅舎が完成しました!!本当にコンパクトになりましたね。仮駅舎は完全に撤去されています。



ホーム側の様子その1。右側の囲いの中はトイレです。男女別に設けられ、人が入れば電気が入り出れば消灯する最新型になっています。



ホーム側の様子その2。レトロなベンチが設置されています。ホームと入口との間がオープンになったことに加え、上屋に蛍光灯が2本取り付けられたことにより、朝になると虫の死骸だらけです。定期利用者も不快感を感じていました。


 ざっと見た限り、猿和田駅にの駅舎改築は、木造駅舎から簡易駅舎への典型的な流れの上で行なわれたと考えられます。ただ、駅舎改築が必ずしも利用者にとってプラスになっているとは言えません。朝方にホームが虫の死骸だらけになる現象が出ていることから、もう少し環境への配慮が必要だったのではなかろうか。
 次回は、津川駅の改築について論じます。

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2009年夏・北海道の旅(その14)~葛岡駅、陸前落合駅~

2009-09-22 19:37:57 | 南東北地区

 ここでは、主に南東北地区のローカル線の駅巡りについて取り扱います。範囲は、ぶっちゃけて言えば、「土日きっぷ」で利用できる東北地区の地方路線(水郡線を含む)です。
 いきなりで恐縮ですが、最初に2009年・北海道の旅の最終回についてお伝えします。


これまでの模様はこちら


11時31分に新千歳空港駅(AP15)に到着。駅弁を購入し、やや急ぎ足で搭乗手続を済ませます。初めて入る空港なのに出発時刻まで34分しかなく、展望デッキに行く時間はおろか土産を買う時間もありません。しかも、牛乳が手荷物検査で引っかかるし。。



何とかJAL2904便に間に合い、一路仙台へ。伊丹-新潟線に入った実績のあるMD90型機(JA003D)で、搭乗率は4~5割。ベルトサインが消えると、早速昼食タイム。今回の北海道旅行で初めて海産物を食べた気がします。


定刻13時10分に仙台空港5番スポットに到着。みちのくといえど一応本州なので、もう長袖は着てられません。



仙台空港には展望デッキが無いに等しいので、13時36分発の1335M(SA103編成)に乗車して仙台空港鉄道を走破。杜せきのしたには巨大なイオンがあったので、今度仙台を旅行したら立ち寄ろうかな。


 
Suicaで入場した関係で、名取駅で一旦途中下車します。



次の週末に仙台七夕祭りが控えており、吹き抜けのある所には独特の飾り付けが見られます。


このままでは終われないので、再び「18きっぷ」で入場し、快速シティーラビット5号(E721系P9編成+P16編成)と仙山線1857M(719系H28編成+H23編成)を乗り継ぎ、次なる下車駅を目指します。



14時46分に葛岡駅に到着。ホームは片面1面のみで仙山線最狭の部類です。



階段を下って駅舎(?)に出ました。Suica改札と券売機があるだけの無人駅です。隣の建物は床屋で、駅関連業務は一切請け負っておりません。



小雨が降る不安定な天気ですが、葛岡霊園に行ってきました。中腹から麓を望む風景ですが、中央にあるHAYAMI Shiroの「天」(1999)が何ともいえない存在感を示しています。


もう少し上れば墓地がありますが、適当な所で折り返し、15時25分発の1859M(E721系P1編成+P14編成)に乗車して次なる下車駅へ。



15時28分に陸前落合駅に到着。対面式ホームと側線1本(山形方)を有する構内です。



平成17年3月築の橋上駅舎です。北口正面に大きめのKIOSKがあります。窓口営業時間は7:00~21:00(休み6回)です。これは南口で、ロータリーの中心には「平原をわたる風」(2005)という芸術作品。



南口で80円の缶コーヒーを3本買い、北口に出ました。周辺は閑静な住宅地で、道路を挟んだ向かいには県営住宅もあります。


このたびの駅巡りはこれにて終了。16時3分発の3841M(719系H17編成+H19編成)に乗車し、じゃがりこ食べつつ一息つきました。



16時55分に山形駅に到着。直後に見た「つばさ119号」にはE3系2000番台。その後に乗車した、山形線444M(719系Y3編成+Y8編成)とすれ違った新幹線も全てこれ。


米沢到着後、快速べにばな(キハE120-8+キハ110-205)と信越本線2552M(115系N18編成)を乗り継ぎ、21時45分に新津に帰還しました。明日からは仕事だ~。


2009年夏・北海道の旅  おわり

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2009年夏・北海道の旅(その13)~千歳線全駅下車達成~

2009-09-19 16:40:57 | 北海道地区

改札を抜けて駅入口へ。内部は、左から窓口&有人改札、自動改札、KIOSKの順になっており、僅かながらも待合スペースがあります。北広島駅は自由通路の中に橋上駅舎があるようなもので、フリースペースは明るく開放的な感じです。



最初に西口に出ました。ロータリーが形成されており、駅前の居酒屋のクーポン券が配られていました。尚、この自由通路は、エルフィンパークというのだそうです。



歩道橋を渡ると、整然としたエゾマツの森が広がっていました。北広公園の一角ですが、北海道の橋上駅舎は本州のと傾向が異なりますね。



自由通路を通って東口に出ました。高架下には自転車が多数置かれていますが…。高層マンションが隣接しています。



目の前には北広島市芸術文化会館&市立図書館。どのくらいの規模のコンサートが開催できるか分かりませんが、間違いなく最高の立地条件です。



誠に名残惜しいですが、そろそろ北広島を去る時間がやってきました。その前に駅名標を。



10時28分発の1748M(731系G103編成)に乗車して千歳線最後の未乗降駅へ。


 10時33分に島松駅に到着。



ブロック積みの駅舎で有人駅です。この駅に降り立って、千歳線全駅下車達成。北海道の祭りは8月がピークのようで、「しままつ鳴子まつり」ののぼりが立っていました。



31分の滞在時間を利用して周辺散策。歩いてすぐの所に元農業倉庫を発見。「夢創館」といい、ちょうどライブのリハーサルが行なわれていました。



向かいの駐車場の脇には、何とコスモスが咲いていました!紫陽花が咲いていると思ったらもう初秋の気配。北海道独特の現象だと思いますが、何しろ今年の夏は異常ですから。



発車時間が近付き構内に入ると、ちょうど「北斗星」が通過していきました。2面4線なので、時間が分かっていれば撮影したのに。。


入線音の録音に成功し、11時3分発の1750M(721系F14編成)と快速エアポート106号(721系F3023編成+F3022)を乗り継いで新千歳空港駅(AP15)へ。もう北海道とお別れです。


続きはこちら
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2009年夏・北海道の旅(その12)~新札幌駅、上野幌駅~

2009-09-16 21:30:02 | 北海道地区


8時40分に新札幌駅に到着。「スーパー北斗6号」の発着を見送りながら平和駅のまとめ。



後続の快速エアポートを利用して構内を。対面式ホームですが、1つの乗車口に何人も並べないほど狭いです。乗降客は多いのに。



duo1の複雑な通路を抜けて地上(北口)に出ました。7年前にも降りたことがありますが、当時は夜間だったのでこの日はしっかりレポートします。改札を出て直進し、南北自由通路を横断するとアークシティーホテルです。また、duo1はバスターミナルや地下鉄東西線に繋がっており、札幌市の公共交通の一大拠点です。尚、周辺は高層マンションが多いです。



横断歩道を渡り、南口(duo2)に出ました。デュオの他にサンピアザという複合商業施設もあり、ここである程度ショッピングできるようになっています。時間が時間だけに、殆どの店は開店前。


更に道路を1つ横切り、近くの科学館公園のベンチでガラナを飲んで休憩。今日の北海道はなので、長袖が絶対要ります。



休憩後、duo2を縦断。2本あるペデストリアンデッキは、いずれもダイエーへと繋がっています。ふと窓を見ると、大谷地バスターミナルが。


9時25分発の1742M(721系F3019編成)に乗車して次の駅に進みます。



9時28分に上野幌駅に到着。2面3線の構内を有しています。



しばらくすると、我が1742Mは「北斗8号」に抜かれていきます。


 改札を出る前に駅名標を。



改札を抜けて駅前に出ました。まるで仮駅舎みたいですが、平成10年3月に有人駅となった際に新たに設けられています。改札内にトイレはありません。窓口営業時間は7:00~17:20です。



30分の滞在時間を利用して駅前を飛び出してみます。駅前の道路をR274との交差点付近まで行ってみると、駅の遠景を望める地点に出ます。この駅にはP&Rがあるようです。札幌市と北広島市の境界線上で、北側は住宅や店舗が多いですが、南側は自然がいっぱい。


入線音の録音に成功し、9時58分発の2746M(721系F3020編成)にて次の駅に進みます。



10時5分に北広島駅に到着。しばしば緩急接続が行なわれる駅で、2面4線の構内になっています。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問

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2009年夏・北海道の旅(その11)~札幌駅、平和駅~

2009-09-13 18:59:26 | 北海道地区
2009年8月2日(日)の朝となりました。6時45分に起床。7:00に朝食をとり、7:40にチェックアウト。



札幌駅南口から出発。7年ぶりなので、この入口は初めて見ました。「青春18」に日付印を入れ、途中で飛行機を利用しながら新津まで帰ります。



札幌駅の駅名標。JR北海道の拠点駅との位置付けなので、「01」と付与されています。


7時54分発の2734M(731系G109編成+721系F1編成)で出発。苗穂、白石の両駅は今回の訪問対象外ですが、白石は橋上化工事中で仮駅舎でした。



8時4分に雨上がりの平和駅に到着。島式ホームの1面2線です。函館本線が併走していますが、そちらは全列車通過です。


 
改札を出る前に駅名標を。駅名が駅名だけに、スタンプには2羽の鳩が描かれています。



少し暗いですが、改札と窓口の様子。待合ベンチは少人数しか座れませんが、全体的にウッディーな雰囲気です。トイレは改札内にしかありません!尚、窓口営業時間は7:00~18:40です。



まずは東口に出てみました。階段が4重にもなっていますが、下から1,2段目は自転車置き場と連絡しています。駅前は狭く、ロータリーがありません。



雑草の隙間から駅舎を撮影。平成10年7月、有人化に際して改築された、洒落た駅舎です。


閑静な住宅地の向こうにセブンイレブンがあったので、用便のついでにガラナを購入。500ml缶で100円だったので、超お得でした



折角なので、西口を歩を進めます。眼下には札幌貨物ターミナルが広がっており、横切るのに最低5分かかる広さです。道内各地や東京をはじめ、名古屋、梅田、福岡と結ぶ一大拠点だと思えば妥当な大きさかな。



ようやく西口に出ました。小さいながらもロータリーが形成されています。周辺は住宅地ですが、時間が無いので速攻でエレベーターに乗り、駅へ戻ります。



ホームに出ると、ちょうど「スーパー宗谷1号」が稚内に向けて走り出したところ。息つく間もなく、8時37分発の2738M(731系G118編成)に乗車して平和駅滞在を終えました。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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2009年夏・北海道の旅(その10)~サッポロビール庭園駅、恵み野駅~

2009-09-11 22:06:15 | 北海道地区


16時41分にサッポロビール庭園駅に到着。構内は2面4線で、我が2491Mも快速列車に抜かれます。ホームは狭いので、通過の際は出るなとされています。



西口に出ました。駅舎はなく、跨線橋の付け根にKitaca専用改札があるだけの無人駅です。待合スペースにはベンチはありませんが、ホームとはドアで仕切られています。尚、ここには駅前ロータリーがあり、公衆トイレもあります。



ロータリーの向こうにはサッポロビール北海道工場があり、庭園(駅名の由来)やパークゴルフ場も見られます。日程の都合上、見学は出来ず。



東口に出ました。西口と左右対称ですが、違うところはロータリーと公衆トイレが無いくらいかな。



付近にはトウモロコシ畑が広がっています。地面のうねり方が如何にも北海道という感じです。



駅構内が見渡せるポイントがあったので、上下の駅名標を並べてみました。


普通列車の一部が通過となるほど付近に人家が少なく、中々面白い無人駅でした。17時8分発の1793M(721系F13編成)に乗車し、本日最後の下車駅を目指します。



17時14分に恵み野駅に到着。対面式ホームの2面2線です。


 改札を出る前に駅名標を。


恵み野駅は昭和57年3月に開業した橋上駅で、みどりの窓口とKIOSKがあり、バリアフリー設備も完備しています。但し、トイレは改札外です。



まずは西口へ。白亜の橋上駅舎に夕日が映えており、いい色になってきました。柏陽口ともいい駅前ロータリーがありますが、周辺は空き地だらけです。



改札の前を通り、東口に出ました。基本的には西口とつくりが同じですが、右側の2Fの通路は巨大な自転車置き場に繋がっています。札幌のベットタウンで、他の快速通過駅より利用客が多いです。



駅前ロータリーの様子。周辺は賑やかで、バスやタクシーが多数発着します。


東口ロータリー横のイトーヨーカドーで買出しし、17時56分発の1799M(731系G118編成)にて恵み野を後にしました。北広島から快速エアポート177号(721系F3202編成+F3102編成)を利用し、札幌駅には18時25分に到着。土産などを買い、東横イン札幌駅南口にチェックインしました。夕食は、ESTA10Fの「らーめん共和国」内の「あらとん」で味噌つけ麺とチャー丼。入浴後、サッポロクラシック(北海道限定)で打ち上げ。


つづく

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2009年夏・北海道の旅(その9)~美々駅、長都駅~

2009-09-08 23:17:37 | 北海道地区

15時6分に美々駅に到着。2面3線の構内で、我が2781Mは「スーパー北斗9号」に抜かれるため5分ほど停車。それにしても、この駅の跨線橋には屋根がないですね。駅裏には貝塚があるらしいです。



植苗駅と同じ設計の簡易駅舎の無人駅で、財産票も同じ「昭和56年1月24日」です。



駅舎内部の様子。落書きが酷いですね。中には「飛行機に乗り遅れそう」というものもあり、実際に新千歳空港の最寄り駅と勘違いして下車する輩もいるそうです。


1時間あることだし、とにかく歩いてみようか。駅前には結構交通量の激しい道路がありますが、とにかく原野ばかりで何もありません。航空会社名が即座に判別できるほどすれすれで飛行機が頻繁に離着陸するのを除いては。



10分弱歩くとR36に出ます。多くの車が高速道路と遜色ないスピードで行き交っていますが、交差点近くに生コンの工場があるだけ。西側には滑走路、東側には原野(写真)の構図が形成されており、人家は全くありません。



少し早めに駅に戻り、駅名標と原野を。これだけ驚きいっぱいの駅なので、うっしーさんの「秘境駅ランキング」でもベスト100に入っています。入線音の録音に成功し、16時10分発の2789M(731系G108編成)にて次なる未乗降駅を目指します。


 16時21分に長都駅(H12)に到着。



構内は2面2線ですが、改札内に連絡通路はありません!ホームは可也狭め。



西口に出てみました。白い建物が一応駅舎で、平成元年の改築だそうです。待合所とトイレがあるだけで窓口はありません。空調も入っておらずサウナ状態です。



改札・券売機は専用の建物にありますが、駅員は配置されていません。


 
駅前にはキリンビールの工場があります。次の駅に行く前に日本のビールのシェアNo.1を見せられた形です。



自由通路を通って東口に出ました。高さをホームに合わせた関係で地上より少し高くなっています。構造については西口と同一です(待合室はない)。付近は住宅地となっており、セイコーマートが目の前です。


ダイヤの関係上、長都滞在を16分に済ませ、16時37分発の1791M(731系G120編成)で次なる下車駅へ。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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2009年夏・北海道の旅(その8)~トマム駅、植苗駅~

2009-09-06 20:32:26 | 北海道地区

まずは、新得方にある陸橋を上って。森の向こうにある高層ビルがアルファリゾート・トマムで、駅からはシャトルバスでのアクセスとなります。7年前は窓口まで行きましたが、ポールがあったので今回は諦めました。(前回訪問時は乗り越えたっけ。)



今度は西側へ。あの時と同様に大自然が広がり、人家はありません。ですが、道端には今年の8月30日に実施された衆議院議員の候補者のポスターが。



列車に乗ろうと2番線に行くと、駅裏に道東自動車道の建設現場が。今日(2010年2月3日)現在、この高速道路は千歳恵庭JCT~夕張IC、占冠IC~本別IC、足寄ICが開通しています。今年の6月から無料化されることに決まったので、石勝線の特急列車系統は少なからぬ影響を蒙るでしょう。これが維持されたまま、全通すれば尚更です。(2010.2.2付記、2.3訂正)


台湾人カップルの後ろに並び、12時29分発の「特急スーパーとかち4号」(キハ261系ST1201+ST1102編成)に乗車。自由席は8割方埋まっていました。新夕張までの33分間を利用して昼食タイム。



新夕張からは2632D(キハ40 1704)に乗り継いで南千歳へ。石勝線には当分乗らないだろうから、心行くまで車窓を楽しんで。


13時58分に南千歳駅に到着し、14時2分発の2777M(721系F7編成)に乗り継いで苫小牧方面へ。


 14時16分に植苗駅に到着。



構内は、副本線が撤去されており2面2線となっています。跨線橋の上から撮影。



駅舎に出ました。昭和56年1月24日築の簡易駅舎で、Kitaca改札があるだけの無人駅です。苫小牧市に属しており、次週に行なわれた港祭りのポスターが貼られてました。



さて、駅を飛び出してみましょう。駅前には個人商店があり左手には何軒か住宅が建っていますが、右手には御覧の通り廃屋が1軒あるだけであとは何もありません。うっしーさんのサイトには載っていませんが、北海道の無人駅には本当に驚きです。普通列車の一部が通過する駅にはこういう傾向があるのかな。



暫く歩くと、右手には室蘭発着の特急列車の愛称になっている鈴蘭を発見!



駅から一本道を10分以上歩きましたが、周囲は原野ばかりで人家は無し。このあたりで引き返します。



駅に戻ると、ちょうど大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が通過していきました!EF81牽引は何度か見ましたが、DD51重連は初めて見ました。


15時ちょうど発の2781M(721系F7編成)に乗車して、千歳線随一の「秘境駅」へ向かいました。


つづく
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2009年夏・北海道の旅(その7)~石勝線全駅踏破達成~

2009-09-03 21:56:57 | 北海道地区
近くの公衆トイレで歯を磨いていると、件のレストランの従業員がやってきて開店の準備を始めました。そして、おばあちゃんと共に、9時56分発の2628D(キハ40 1704)に乗車。新夕張到着後、10時4分発の「特急スーパーおおぞら3号」に乗り継いで帯広方面へ。キハ283系の9連でしたが、無人の指定席車もあるくらい乗車率が芳しくなく、余裕で自由席に座れました。



10時26分に占冠駅に到着。下車したのは私1人!特急列車しか停まらないにもかかわらず、2面3線の横に側線が1本ある構内です。


 
改札を出る前に駅名標を。新夕張の次の番号ですが、間には信号場が3つあり交換待ちも体験しました。



国鉄後期の典型的な細長い駅舎で、委託ながらも駅員が居ます。左側の白い建物は占冠総合詰所です。石勝線全通時に町の威信をかけてつくられたものだろうか、駅前ロータリーが矢鱈でかいです。この駅に降り立って、石勝線全駅踏破達成



続いて時刻表。上下それぞれ6本ずつしか停車せず、今回のプランニングで最も苦労した部分の1つです。だからというべきか(?)、窓口横にはも設置され私も書き込みしました。


付近には物産館もあり、占冠村名物も食べさせてくれるレストランもありますが、千歳のセブンイレブンで既に調達を済ませてるため、ひたすらR237を下ります。



坂を下っていくと、トウモロコシ畑が広がり牧場も。初夏の爽やかな北海道らしい風景です。



駅から1kmほど歩いてやっと町場に出て、リカーショップで男山カップなどを購入しました。その後、駅に戻る途中の橋にて丁度ラフティングの光景に出会いました。気持ち良さそうですね~。因みに、この川は鵡川といい、日高本線の鵡川駅付近の海岸に流れ出ます。


入線音の録音に成功し、11時37分発の特急とかち3号(キハ183-1554+キハ182-506+キロ182-507+キハ182-513+キハ183-1551)に乗車しました。尚、この「キハ183系とかち」ですが、今年の10月改正でスーパー化されることが決定しています。



11時52分にトマム駅に到着。対面式ホームの交換可能駅で、可也の客が下車していきます。


 
ホームが狭いので、「ようこそトマムへ」とあわせて駅名標を撮影。



迎えを待っている彼女がいますが、7年前と同様に駅舎を撮影。窓口はアルファリゾートの方にあり、無人駅となっています。



続いて時刻表。北海道を代表するといっても過言ではないリゾート地へのアクセス駅で、1日上下それぞれ11本ずつ停車します。当駅の次は南千歳というのもあるし。


37分あることだし、7年前と同じように周辺散策しようかな。


つづく
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