クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2009年新春乗り継ぎ旅(その3)

2009-01-28 22:52:52 | 東海道本線等
来宮神社訪問の帰りに激安(?!)酒屋に寄り道して来宮駅に戻ると、5640Mがまさに行ってしまったところでした。これにより、40分待ちのペナルティー(?)が課せられたので、駅の待合室で焼きビーフンの昼食です。その後、拘束(?)時間を利用して1番線の発着を録音しましたが、MD不調で結局パーに。



11時56分発の5642M(黒船電車)に乗車して、来宮でのペナルティーから開放されました。


2分で終点・熱海に到着し、東海道本線1437Mに乗り換えます。211系LL4編成+SS4編成の6連で、5642Mの撮影を終えても悠々座れました。しかし、東京方面からの2本分の乗り継ぎ客を受け入れると、たちまち通路までぎっしり埋まりました。



12時29分に沼津に到着し、12時41分発の御殿場線2536Gに乗り継ぎました。313系V1編成(セミクロスシート)なので、裾野まで帰る親子連れの向かいに座らせてもらいました。



13時7分に富士岡に到着です。交換可能駅で、島式ホーム1面を有しています。



ホーム先端にある跨線橋を渡って駅舎に出ました。昭和20年1月築の木造駅舎で、窓口営業時間は7:10~18:45(休憩9回)です。実は、高1の夏の時に途中下車したことがあります。



初訪問当時から14年余りの月日が経ちますが、ホームからの富士山を望む駅として有名です。当時は8月の末だったのでぼんやりとしか見えませんでしたが、この日は8合目以上が雲に覆われてはいるものの、大部分の山容が見れました。尚、沼津方に行った所に「富士山の見える丘」があり、ここに佇んでいる人も居ました。


13時35分発の2542M(313系W8編成+211系GG6編成)にて富士岡を後にし、神奈川県に入りました。駿河小山の駅前に神社が存在しますが、来週の課題にします。



14時7分に山北に到着。この写真では分かりにくいかもしれませんが、当駅止の列車も存在し、1面2線の島式ホームの脇に側線が2本あります。



跨線橋を渡って駅舎に出ました。開業当時からと思われる木造駅舎が現役で、窓口営業時間は7:20~20:00(休憩12回)です。



駅前は古い建物が多く、ある種のノスタルジーを感じます。これより、御殿場方に向かって商店街を歩き、線路の向こうを目指します。



その行き先とは、山北機関区跡にある鉄道公園です。そこの目玉といえば、何といってもD52 70です。昭和19年に製造されて山陽線、東海道線で活躍した後、昭和26年2月に国府津機関区に配属されてからは御殿場線専属になり、昭和43年7月末まで活躍しました。D52形は日本で一番大きく力の強いテンダー式機関車で、本来は貨物列車用でしたが、御殿場線では旅客列車も牽いていました。


そろそろ下り列車が発車する時間になったので、橋梁の上に戻ります。


つづく
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2009年新春乗り継ぎ旅(その2)

2009-01-25 10:18:37 | 東海道本線等

網代から5分ほどで宇佐美に到着。交換可能な対面式ホームをもち、熱海方に跨線橋があります。



昭和14年9月築の木造駅舎が現役で駅員も居ますが、窓口業務は行なっていないようです。この駅も近くに温泉街があります。


 駅舎脇のトイレ


スケジュールの都合上、名残惜しいまま20分後の521Mにて伊東へ進みます。185系B2編成で、鉄道雑誌にしばしば取り上げられる「乗り得列車」の1つです。その途中に、超有名ホテル・ハトヤが見えました。



9時48分に終点・伊東に到着。2面3線+電留線3本を有する構内をもち、1番線には立ち売り店がいくつも見られます。



改札を抜けて南国風の駅舎に出ました。伊豆観光の拠点駅ということもあって、左手にみどりの窓口が複数ブースあります(営業時間は6:30~20:00)。右手に転じれば、ドトールコーヒーという喫茶店があり、その中にニッポンレンタカーの扱所があります。周辺は喧騒に満ちていて、土産物屋だらけです。


そんな私もホーム内の売店で315円の草団子を購入し、10時15分発の5638M(8000系TA4編成+TB5編成)にて熱海方面に戻ります。ボックスが空いていないので、海外旅行の女性(多分、中国人)と相席させてもらい、海を見ながら戻ります。



10時36分に来宮に到着。伊東線は島式ホームの1面2線ですが、傍らを東海道線が通じています。発メロは、1番線が「Verde Rayo」、2番線が「Water Crown」です。



改札をくぐって駅舎に出れば、伊東線全駅下車達成です。 昭和10年4月築の駅舎をもつ駅です。駅の営業時間は8:00~18:00ですが、窓口業務は平成19年6月22日限りで廃止されています。JR東日本横浜支社研修センターの最寄り駅です。



駅から右手に歩いてガードをくぐったところにある来宮神社を訪問し、遅ればせながら初詣を果たします。この神社には禁酒の神様が祀られており、禁煙・禁酒を目指す方の参詣が多いようです。


 
参拝を終えた後は、この神社を有名にしている樹齢2000年の大楠へGO!


 
半周以上して根元の部分を写し取ってみました。樹齢相応の風格を感じます。1周すると、寿命が1年延びるといわれています。


  
第2大楠を眺めて来宮駅に戻りました。尚、残りの5本は、残念ながら120年前に伐採されています。


つづく 
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2009年新春乗り継ぎ旅(その1)

2009-01-22 19:42:13 | 東海道本線等

2009年初旅行となった、1月10日の静岡方面への駅巡りの模様をお伝えします。



新津0時6分発の快速ムーンライトえちご(485系K2編成)で出発。菊水白缶をちびちび飲みながら過ごすと、長岡手前で眠りに入りました。何時の間にか、隣にスーツ姿の男性が座ってきました。


定刻5時10分に終点・新宿に到着。今回は、山手線内回り電車(400G=E231系547編成)で品川に向かいます。2号車の6扉車の位置に並びましたが、やって来た編成は5扉になっていました。「えちご」乗車時に「青春18」に日付印が入らなかったので、品川駅の有人改札で押してもらいます。



グリーン券を購入し、5時55分発の東海道本線323M(E231系K14編成)で熱海へ。朝食をとった後、しばらく眠りに入りましたが、早川~真鶴では日の出の大海原の絶景を堪能しました。



7時42分に熱海に到着。更に、伊豆急下田行きの5629M(8000系TA6編成+TA3編成)に乗り継いで伊東線の各駅に食指を立てました。



最初の下車駅は伊豆多賀です。昭和14年11月築の木造駅舎を有します。駅員のいる時間帯は8:00~18:00(休憩3回)ですが、窓口業務は平成19年6月22日限りで廃止されています。周辺は桜が多く、3月下旬頃はきっと絶景でしょう。



31分の下車時間を利用して海岸に出ますが、駅は高台にあるため6,7分ほど急坂を下る形になります。周辺ではみかんがなっていました。



車通りの激しいR135を横断して海岸に出ました。向こうには熱海の温泉街が広がります。



海岸への出入りだけで滞在時間の殆どを費やし、網代駅に向かう時間となりました。申し遅れましたが、伊豆多賀駅のホームは対面式で、地下道で連絡する形です。これが入線した後、8時34分発の5631M(黒船電車)に乗車しました。



8時38分に網代に到着。交換可能な島式ホーム1面を有します。



地下道を通過し、駅舎に出ました。昭和10年9月築の木造駅舎を有します。委託駅ながらも、特急停車駅でみどりの窓口があり、営業時間は8:00~18:00(休憩時間3回)です。



40分の滞在時間を利用して海岸に出ます。漁港となっており、多くの太公望が訪れるそうで、「貸ボート」という広告も見受けられます。



網代はちょっとした温泉街となっており、このような歓迎塔も見受けられます。土産物屋で大粒の網代みかんを購入し、9時18分発の5633M(リゾート21)にて網代を後にしました。


つづく

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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その10)

2009-01-18 16:47:46 | 四国地区
池谷駅で少しブレイクした後、11時25分発の4958D(キハ40 2142)に乗車して終着駅を目指します。教会前~金比羅前間は、「×」があるということで走行音を録音。



11時43分に鳴門駅(N10)に到着しました。昭和45年3月築の、国鉄標準様式の駅舎です。21世紀に入って初めての訪問ですが、1999年の初訪問当時に旅行センターだったと思われる区画は、ペットショップ・きゃんでぃーになっています。鳴門線で唯一の有人駅で、窓口営業時間は、確か7:00~19:00だったかと思います。


  駅横のモニュメント。渦潮と扇子だと思われます。


駅舎調査後、サンクスにて買出し。Tポイント貯め忘れました~。尚、道路を渡ると、どさん子ラーメンがありますが、ゆっくりする時間はありません。



申し遅れましたが、鳴門駅の構内は行き止まり式の1面2線で、駅舎とは構内踏切で結ばれています。



鳴門駅の訪問は折り返し時間のみで、12時1分発の4963D(キハ40 2142)で引き返します。阿波大谷駅(N05)までの15分間を利用して、サンクスで購入した中華弁当でお昼にしました。



阿波大谷駅は片面ホーム1面のみの駅で、ホーム上にしか駅名を表現するものがありません。「猟師の墓」と「猿の墓」(いずれも古墳)は、其々北方4kmのところにあります。



29分の滞在時間を利用して北方に向けて散策すると、焼酎の酒蔵のような建物を見付けました。が、実は大谷焼の窯元なのです。


12時45分発の4960D(キハ40 2142)に乗車して鳴門線最後(2008年最後)の未乗降駅へ。



12時57分に撫養駅(N09)に到着。この駅が最寄り駅という高校があり、昭和50年3月築の待合室を有する駅です。(駅自体は無人です。)この駅の調査を終えれば、鳴門線全駅下車達成です。



駅前道路をまっすぐ行けば、事代主神社にぶち当たります。ここにて徳島線&鳴門線の全駅訪問達成へのお礼参り。



14分の滞在時間はあっという間に過ぎ去り、この片面ホームに入線した4965Dに乗車して徳島駅に戻りました。そういえば、撫養駅の駅名板にはナンバリングがありません。



13時45分に徳島駅に到着。この並びを撮影して、バスに乗るべく改札口を出ました。



14時30分発の高速バス・エディー号(徳島22き459)に乗車して、いよいよ四国とお別れです。松茂、鳴門北で其々6,7人乗せて、15時頃に大鳴門橋を通過して渦潮を眺めた後に、淡路島を40分かけてノンストップで縦断し、15時50分前後に明石海峡大橋(写真)を渡って本州に入りました。平日の昼下がりにもかかわらず6~7割の入りで、高速バスが徳島と関西を結ぶ、最も重要な交通機関だと認識しました。


三宮駅前には定刻よりも13分早い16時7分に到着し、16時25分発の798T(221系A5編成)にて大阪に出た後、阪急宝塚線と大阪高速鉄道を乗り継いで伊丹空港へ。ピザセットで打ち上げした後、JL2251便に搭乗して新潟に帰還しました。レジスタは、7月の姫新線全駅訪問達成の時と同じJA8066でした。


2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ   おわり
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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その9)

2009-01-14 00:00:10 | 四国地区
2008年12月15日(月)の朝となりました。7:00に目覚ましをかけたものの2度寝してしまい、実際に起きたのは8:24。急いで身支度を終え、10分以内で朝食をとり、即チェックアウト。8時45分頃に徳島駅に到着したので、鳴門線全駅下車を実行に移します。


これから乗る、8時57分発の954Dは牟岐からの直通列車で、徳島駅には8時58分頃に入線しました。キハ47 1085+キハ40 2148の2両編成で、2分遅れて徳島を発車しました。佐古を出てから、この旅で初めて吉野川鉄橋を渡ります。



9時16分頃に池谷駅(N04 T04)に到着。ここで17分ほど停車します。正午前の再訪時には逆光が見込まれるので、今のうちに撮影しておきます。この時間は駅員が居ました。


定刻9時33分に池谷駅を発車し、いよいよ鳴門線駅巡りの開始です。



9時43分に教会前駅(N07)に到着。鳴門線最初の下車駅とします。駅舎というものがなく、駅前広場は自転車の海です。



駅前通りをまっすぐ行くと、天理教撫養教会にぶち当たります。近くにはバス停もあり、そちらの利用客も多いようです。



申し遅れましたが、教会前駅は片面ホーム1面のみで、鳴門テクノスクールが駅裏にあります。この高齢者と共に10時4分発の959D(キハ40 2148+キハ47 1085)に乗車して池谷方面へ。



3分間乗車しただけで、立道駅(N06)に足を記します。JR四国のどこかの路線ではポピュラーな形の無人駅です。もともとトイレがありましたが、現在は使用停止となっています。


 この駅も片面ホームのみです。


立道駅周辺も昔ながらの住宅地です。唯一のアクセントはオオツカファームへの案内板ですが、時間内には行けそうもないので素直に駅に戻り、10時22分発の956D(キハ47 1503+キハ47 144)にて鳴門方面に折り返しました。



10時28分に金比羅前駅(N08)に到着。駅舎というものがなく、駅前は自転車の海です。駅裏は工場で、線路を越えるのもはばかれます。


 3駅連続で片面ホームのみです。



駅前通りをまっすぐ行くと、真言宗の寺である高野山・長谷寺(駅寺)に突き当たります。これは、四国曼荼羅霊場第2番でもあります。この寺から右に行くと、金刀比羅神社への入口がありますが、寝坊したために時間が取れず、今回は断念します。



わずか20分の滞在時間で961D(キハ47 144+キハ47 1503)に乗車して池谷駅に舞い戻りました。構内は、高徳線と鳴門線で其々1面2線ずつで、駅舎との間に中庭があります。この時間帯は無人駅でした。


つづく
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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その8)

2009-01-11 23:34:20 | 四国地区

営業距離が2.1kmしかないので、阿波半田駅を出発してから30分歩いただけで貞光駅(B18)に到着しました。



可愛らしい木造駅舎です。つるぎ町の中心駅ですが、JR四国の駅員が居らず券売機があるだけです。特急券や定期券などは附属の売店でも購入できます。売店の営業時間は7:00~18:00なので、それ以外の時間帯は無人駅となります。



裏面には「最短ルート剣山登山口」とあり、剣山への最寄り駅です。尚、剣山の山頂はつるぎ町ではなく三好市にあります。



貞光駅の駅名板。小島にしかナンバリングがありません。



最後に、駅構内です。島式ホーム1面+側線を有し、しばしば交換が行なわれます。


時間が中途半端なので、うだつの町並みは見に行かず、15時30分発の468D(1508+1502)で1駅徳島方面に向かいました。



貞光駅から5分ほどで小島駅(B17)に到着。ここは穴吹駅と同じ美馬市です。交換可能な島式ホーム1面の横に保線用車両の車庫があります。



屋根の無い跨線橋を通って、駅舎に出ました。開業当時からと思われる木造駅舎が現役ですが、無人化されて窓口が撤去されています。周辺は桜の木が多く、3月下旬から4月上旬に訪問すればきっと素晴しい絵になります。16時近くということもあり、撮影条件は「1/250sec F8.0」でした。気がつけば、徳島線全駅訪問達成までマジック1です。



R192を吉野川に沿ってぶらぶらしていたら、ちょうどアンパンマン剣山(剣山7号)が通過していきました


近くに橋がありますが、渡って戻る時間が確保できなさそうなので、そのまま駅に戻ります。徳島線全駅訪問達成を懸けて16時3分発の459D(1235+1254)に乗った途端、何ともいえない倦怠感に襲われてきました。



16時29分に阿波加茂駅(B22)に到着。ここも交換可能な島式ホームを有し、横に保線のための側線があります。



屋根の無い跨線橋を渡り、駅舎撮影を終え、徳島線全駅訪問&完撮達成です。 洒落た木造駅舎が運用されていますが、窓口営業時間が6:50~11:50となっており、この時間は無人駅となっていました。天気がからに逆戻りし、撮影条件が「1/60sec F6.7」まで厳しくなってきました。


「加茂銀座街」という寂れた商店街を抜けるとR192に出ました。こちらはスーパーや病院などがあり賑やかです。この地区は吉野川が北にくびれた所にあり、川まで直線距離で2kmほどあります。


駅に戻ると、先ほどのステップワゴンから吐き出された若者たち等で待合室が一杯だったので、私は早めにホームに出て酒饅頭で軽く打ち上げ。17時18分発の474D(1254+1235)で徳島に戻りますが、部活帰りの高校生が大勢を占めており、私は最後尾の逆向き席でスカイワードを読みながら過ごしました。夕食は、昨日とは店を変えましたが、2日連続の徳島ラーメン。


つづく

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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その7)

2009-01-08 20:10:48 | 四国地区
三加茂駅から4分乗車しただけで江口駅(B20)に下車します。「剣山」の交換なので、車掌に18きっぷを見せるや否や島式ホームの先端に直行です。



しばらくすると、「アンパンマン剣山」が通過していきましたこれが一期一会というものでしょうか。



ついでに、先ほど乗ってきた1506もケツ撃ちで。江口駅の構内のポイントは両開きです。北側に保線用側線があります。



地下道を通って駅舎に出ました。昭和58年3月31日築の、徳島線唯一の簡易駅舎です。現在は無人駅ですが、平成19年2月末まで駅員が配置されていました。横にはタクシー乗り場があります。


坂を下るとR192で、右手に行くと吉野川に架かる橋があります。しかし、歩道が無く危険そうなので引き返し、13時22分発の451D(1502+1508)にて阿波池田方面に進みます。次は阿波加茂駅の予定でしたが、真南に向いてるので辻駅を選定します。阿波加茂~辻間では4分強にわたって吉野川の峡谷美を見せてくれます。



13時34分に辻駅(B23)に到着。阿波池田駅と同じ自治体に属し、駅名板から見る限り、徳島線最西端の所属駅であることがわかります。



いくらかリニューアルされてはいるものの、開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。駅自体は無人ですが、ほっかほっか亭が入居しています。鉄道利用者ではなく弁当を買いに来る人が利用者の大半を占めています。



交換可能な島式ホーム1面+側線を有する構内です。右手には高校が見え、周辺は人口が多いです。



駅前道路を佃方面に歩き、飯裏神社を訪問します。腰骨を折らぬよう細心の注意を払って急坂を登ると、讃岐山脈の絶景のプレゼント。徳島線全駅訪問を誓い、駅に戻ります。


14時8分発の4464D(1507+1501)に乗車し、阿波半田駅(B19)まで戻ります。



14時26分に阿波半田駅に到着。島式ホーム1面を有していますが、交換設備が撤去されて棒線駅となっています(徳島線ではこの駅だけ)。素麺の産地で、駅裏にも素麺工場があります。



構内道路(踏切跡)を通り、駅舎に出ました。開業当時からと思われる木造駅舎が現役ですが、無人駅となり窓口が閉鎖されています。乗車券類は、向かいの正木商店での販売とのこと。白を基調としており、「1/1000sec F9.5」で撮影しました。


次の列車まで1時間ほど開くので、隣駅まで駅間徒歩を敢行します。「学→阿波川島」よりは条件がいいので大丈夫でしょう。阿波半田駅を出ると、すぐに病院の前を通過。その後も住宅の並ぶ狭い県道を、番犬に何度も吠えられながらもひたすら歩きました。


つづく
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8連いなほ(2008.12~2009.1)

2009-01-05 19:39:02 | 羽越本線

 ここで1つ、「いなほ」関連の話をします。
 この年末年始も「8連いなほ」が実現しました。対象編成は、秋と同じくR21でした。プレリリースでは「12月26日の2007Mから1月5日の2008M」までとなっていました。しかし、初日から3日間は猛烈な寒気による強風の影響により羽越線のダイヤが乱れに乱れ、26日は村上~秋田間が丸っきり駄目で、27日は2008M(T12)が312分遅れで新潟駅に到着し、28日は酒田~秋田間が運転見合わせで、2002Mと2004Mが其々200分台の遅延を記録しました。「8連いなほ」が実現したのは、12月29日になってからだと思われます。



29、30日は仕事だったので、今冬の「8連いなほ」を初めて見れたのは大晦日でした。この日の2008Mは、村上から先の区間の強風の影響で67分遅れて新潟駅に到着し、内野からの1543M(V5編成)に被られました。その後、R21編成は、新潟車両センターに回送されました。



整備が間に合わなかったのか、それとも何らかの不具合があったのか、この日の「いなほ7号」に充当されたのは、全検出場して間もないR25編成でした。6両編成なので、前5両が指定席で自由席は6号車のみ。帰省ラッシュの最終日で指定席は全て埋まっており、1両しかない自由席車は早々に埋まり、入線から10分もしないうちに駅員が「6号車は大変混雑しております。自由席のお客様は1~5号車にお進みください。」という始末でした。新潟発車時は、恐らく金曜日の上野発の高崎線の最終列車のような状況だったと想像できます。



その後、2009Mに充当されたと思い、元旦に新発田駅に赴いて2006Mを見ましたが、普通のR26でした。2008MはR25しか有り得ないし…。


元旦の2007Mは、所定どおりの「8連いなほ」だったのがわかっています。2日も2008M~2007Mでした。



「8連いなほ」をすっきりとした姿で撮影できたのは、3日になってからでした。当日は秋田方面にドライブしており、大雨の府屋駅でゲットをしました。猛烈に風が強いわけではなく、羽越線は定時運転でした。



ついでに勝木方面にむけてケツ撃ち 指定席車は全て埋まり、府屋駅で乗車された自由席車のUターン客は恐らく座れなかったでしょう。



1月4日に「ふるさと雷鳥」絡みで新潟駅に行った際、やっと8連の2007Mが見れました。本日(1月5日)の2008Mで冬の「8連いなほ」は終了です。その後、R21編成は元に戻りました。


次回の「8連いなほ」はGWです。「高田お花見号」の編成を見れば分かるでしょう。

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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その6)

2009-01-03 23:46:49 | 四国地区

時間が近づいてきたので、ホームに上がります。申し遅れましたが、阿波山川駅は、特急停車駅にもかかわらず棒線駅で、駅裏は材木工場です。11時10分発の4447Dに終点・穴吹まで乗車しましたが、1255の単行でこの日唯一のワンマン列車でした。



定刻11時24分に穴吹駅(B16)に到着。徳島線の列車の半数近くがこの駅止まりで、客扱いできる1面の島式ホームの横に左右其々に側線1本ずつあります。



構内踏切を渡って改札をくぐり、駅舎に出ました。大正3年3月築の木造駅舎で、マンザードのファザードの他に耳を3つもっています。徳島線内で最もまともな駅の1つです。JR四国の女性駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~19:00で、キオスクもあります。尚、駅舎右のトイレは、昭和44年10月築です。



駅調査終了後、ふれあい橋(歩行者・自転車専用道)を渡り、吉野川を体感してきました。徳島線は、「よしの川ブルーライン」という愛称をもちますが、付いて付かれず敷かれているだけで一度も渡ることはありません。「四国三郎」というだけあって、横断に10分強要しました。



東側に目をやると、県道の橋が見えます。このあたりで川幅が急に狭くなります。



川を渡りきると、史跡・穴吹渡し跡があります。穴吹渡しは、脇町と穴吹町及び穴吹駅を結んでいたもので、明治初期に始まりました。しかし、東側に橋が完成したことにより、昭和3年には早くも終焉を迎えました。尚、橋を渡り切った所に郊外型店舗が多数あります。


吉野川を再度楽しみ、駅の向かいの「ぶどう饅頭・日の出本店」でぶどうまんじゅうを購入し、駅に戻ります。時間がなくなってきたので、12時8分発の4449D(1501+1507)の車内で昼食にしました。



12時33分に三加茂駅に到着。旧町名を冠しているにもかかわらず、片面ホームのみの無人駅です。駅ナンバリングは「B21」のはずですが、何故かナンバリングが外されています。



駅前には金丸神社(中庄八幡神社)があります。一見すれば、どこにでもある神社ですが…。


 
387本もの列石で有名な神社です。石垣が残されている神社は、全国でここでしかありません。



徳島方に歩くと、東みよし町歴史民俗博物館があり、その脇の参道を登ると最上位稲荷があります。しかし、行程の都合上、今回は訪問できず。


三加茂には20分しか滞在せず、12時53分発の460D(1506)に乗車して次の下車駅を目指します。


つづく
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2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その5)

2009-01-01 00:54:09 | 四国地区

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。来る3月改正にMLえちごが臨時列車化されますが、出来れば200駅程度巡れたらいいなと思います。


 年頭の挨拶はこの程度にして、早速、2008年12月14日の模様をお伝えします。
 昨夜は良く眠れ、7時に起床。11月中旬のリニューアルによりバラエティーが豊富になった東横インの朝食をとり、7時50分に行動開始。路面は多少濡れていましたが、雨はすっかり上がっていました。8時10分発の441D(1245+1251)にて駅巡り開始です。



9時15分に川田駅(B15)に到着。吉野川市西端の駅です。両隣ともB16となっています。阿波山川はB14のはずですけど。



交換可能駅で、島式ホーム1面と保線用側線を有します。



屋根の無い跨線橋を渡り、駅舎に出ました。前面こそリニューアルされてはいるものの、開業当時からと思われる木造駅舎です。無人化されて久しく、窓口が閉鎖されています。駅前の商店は「川田まんじゅう」の本店ですが、時間が早いからか営業していない模様。



周辺散策に出歩くと、紅葉の山とみかんの木という光景に出会いました。秋の四国の風物詩と言えなくはないですが…。この写真を撮影した後に「剣山4号」が通過していきました。


その後、9時54分発の450D(1251+1245)にて2駅徳島方面へ向かいます。



10時2分に山瀬駅(B13)に到着。この駅も駅名標がおかしく、阿波山川と学のナンバリングが逆になっています。



リニューアルされてはいるものの、大正11年1月築の木造駅舎が現役です。しかし、この駅も無人化され、窓口が閉鎖されています。駅前は閑静な住宅地です。



交換可能駅で対面式ホームを有しており、屋根の無い跨線橋で結ばれています。


駅を調査した後、徳島方の踏切を渡って八幡神社で旅の安全を祈願しました。その後、ポイントがうまく切り替わらずに上り列車が一時立ち往生するトラブルがありましたが、10時34分発の445D(1506+1503+1509)にて阿波池田方面に進みました。



10時38分に阿波山川駅に到着。大正15年10月築の木造駅舎で、妻面と側面に其々出入口が設けられています。窓口は一応ありますが、平日の6:30~11:30のみの営業です。



ホームへの出入り口と時刻表です。やなせたかしが高知県香北町出身ということで
JR四国はアンパンマンを営業の手段としてふんだんに使用していますが、徳島線でこれが利用客を出迎えているのは阿波山川駅だけです。


徳島県道路地図を見るとコンビニが近いということで、昼食の買いだしに出ます。駅前は昔ながらの集落で、幹線道路に出るとすぐにサンクスが目に入ります。私はローソンのポイントカードを持っているので、1つ徳島よりの交差点にあるローソンで昼食や眉山カップを購入しました。


つづく

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