クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2008年GWの姫新線駅巡り(その8)~東觜崎駅、太市駅~

2008-05-27 23:14:37 | 姫新線&岡山地区

2008年5月6日の朝となりました。昨日とは打って変わり、です。朝7時に起床。東横インお馴染みのお握りの朝食をとり、8時過ぎにチェックアウト。翌日から仕事なので新津に帰る日ですが、その前に普通乗車券を購入して、姫新線の駅を2つほど巡っていきます。



320円切符を購入し、姫路8時28分発の1827D(キハ40 2091+キハ47 30)に乗車して東觜崎駅を目指します。



8時57分に東觜崎に到着。下車したのは、私と付近の工場に勤務するサラリーマンの2人のみ。跨線橋はないですが、交換設備はあります。駅裏は素麺工場です。そういえば、ここは揖保の糸で有名なたつの市なのですね。



東觜崎駅の駅舎です。昭和6年12月築の木造駅舎です。ただ、駅は無人化されています。自動券売機で200円切符を購入しました。



東觜崎での滞在時間は34分。例によって周辺を散策してきます。このあたりは麦畑(陸稲?)が多いです。地元の産業とも関係あるかも。こうしている間に駅にどんどん車が乗り付けられていきました。


駅に戻ると待合室は満杯に。かなりの乗客と共に、1834D(キハ47 30+キハ47 2091)に乗車しました。車内は、姫路菓子博2008に行こうとする者を中心に可也の混雑。



9時44分に太市駅に到着です。東觜崎と同様、無人駅ですが、昭和6年築の木造駅舎を有しています。また、跨線橋はないですが、交換設備はあります。既に姫路市に入っており駅前は閑静な住宅地ですが、駅裏は田園地帯です。


 
太市駅設置記念碑です。ツツジが美しい GWに旅してよかったです。


今回の姫新線駅巡りはこれにて終了です。200円切符を買い、10時18分発の1920D(キハ47 28+キハ47 1093)で姫路に戻ります。夏に訪問する予定の播磨高岡駅前の様子を車窓から見ながら。



10時33分に姫路に到着。未だに地平ホームの播但線ホームに行き、キハ181系はまかぜ(7連)を記録  していきます。次回訪問時には播但線ホームが高架に移行しているかもしれないし、キハ181系自体も何時まで残るか予断を許しません。


姫路駅独特の黄色い駅そばを食し、10時57分発の新快速3228M(223系W1編成+V60編成)に乗ってしまえば、あとは一路新津に帰るのみです。大阪から富山までは特急サンダーバード21号(683系R11編成+T36編成+T21編成)を利用し、富山からは普通列車を乗り継いで。新津に帰還したのは、21時48分でした。


2008年GWの姫新線駅巡り   おわり

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2008年GWの姫新線駅巡り(その7)~吉備線全駅下車達成~

2008-05-26 00:06:41 | 姫新線&岡山地区

新見から10分ほどで岩山に到着です。岩山駅も交換設備が撤去され、棒線駅となっています。



岩山駅は無人駅となっていますが、開業時からの駅舎がそのまま残されており、しかもハイクオリティーな木造駅舎です。トイレもまた然りです。


待合室で駅舎の雰囲気を感じ取ろうにも、先ほどの860Dを利用した高校生カップルに占拠されており、仕方なく周囲を徘徊します。周囲もまるで時間が止まったかのよう。事態は変わらないまま、28分後の861D(キハ120 335)で新見に戻る運びとなりました。



新見からは特急やくも18号で岡山に戻ります。「ゆったりやくも」で、岡山終着時に「子供の国」が流れました。



岡山での乗り換えのさなか、3番乗り場に珍客がやってきました 「大3016」の運用でやってきた「リゾート&シュプール」です。



15時56分発の761D(キハ47 19+キハ47 47)で吉備線に復帰し、備前三門を再訪します。片面ホームと待合所のみの無人駅ですが、Jスルーカード対応の自動改札機が付いていました。トイレは明治37年10月築ですが、相当荒れています。岡山県青年会館YHまでは徒歩15分ほどです。



備前三門駅は2つの高校   を抱えており、平日の夕方ともなればホームは高校生の海となり、中には馬鹿やる輩もいるでしょう。そのため、少し分かりにくいですが、停止位置のポールには「注意!ぶら下がり禁止」があります。


16時26分発の763D(キハ47 21+キハ47 2002)で足守へ向かいましたが、大安寺に差し掛かる頃には再び雨模様で心配になりました。



日頃の行いが良いからか、16時52分に足守に到着する頃には晴れ間が広がってきました。備前三門と同様の片面ホームのみの無人駅で、入口には駅名を示すものがありません 見所へは行くにはレンタサイクルが必須なので、日程の都合上、またの機会ということで。尚、駅前にたこ焼き屋があります。



30分の滞在時間の間に1本撮り鉄。その後、17時22分発の765D(キハ47 1038+キハ47 85)に乗車して、吉備線最後の未訪問駅へ。



17時27分に服部に下車し、吉備線全駅下車達成です。駅舎とトイレのある棒線駅で、待合室の中は中国語で溢れていました。



服部駅から歩いて数分の所に岡山県立大のキャンパスがあります。件の中国人もそこの留学生で、警備(?)のために通学しているとのこと。


夕食の時間を確保する都合上、吉備線全駅下車達成の余韻に浸ることなく、12分後の768D(キハ47 2002+キハ47 21)で岡山に戻りました。


装いが新たになった岡山駅ビルでさぬきうどんのフルコースを食べた後、19時16分発(四国方面からの接続をとったため、実際は22分発)の山陽本線1332M(115系D16編成+D18編成)にて岡山県を後にしました。


20時43分に姫路駅に到着です。この日は東横イン姫路駅新幹線南口に投泊しました。


つづく
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2008年GWの姫新線駅巡り(その6)~備前一宮駅、大安寺駅、新見駅~

2008-05-21 22:48:52 | 姫新線&岡山地区
2008年5月5日の朝となりました。これまでの2日間とは異なり、雨が降ったり止んだりのぐずついた天気。この日の姫新線内の訪問駅は岩山のみですが、ダイヤの都合上訪問が難しく、かつ新見駅まで8km以上もあることから、吉備線の全駅下車達成を目指しつつ、新見から860Dと861Dを利用して訪問という形にします。


6時45分に起床。7時ちょっと前から朝食がとれたので、歯磨きの時間も確保でき、7時25分過ぎにはもうチェックアウトです。7時35分頃に津山駅に着きました。



津山7時53分発の快速ことぶき号(3933D=キハ47 1005+キハ47 142)に乗車し、一旦岡山に出ました。津山線内は殆ど空白域ですが、今回はパスです。



岡山到着後、9時28分発の吉備線737D(キハ40 3003+キハ40 3004)に乗り換えて備前一宮へ。



備前一宮を訪問したからには、当然、吉備津彦神社を訪問します。祭神は、大吉備津彦命。吉備津彦命は孝霊天皇の第3皇子で、当時吉備地方を支配していた豪族・温羅一族を攻め滅ぼし、これが桃太郎伝説のもととなりました。尚、これは拝殿で、昭和の再建です。



これが本殿で、江戸期の建物です。拝殿と見事なまでに一直線に繋がっています。一般参拝客が入ることは出来ません。



駐車場にはこいのぼりが多数。訪問日はちょうどこどもの日で、大人の訪問者である私も甘酒を頂きました。



拝殿の手前にある日本庭園も可也趣があります。鬼ヶ島とつながる海をイメージして造られたのかもしれません。



吉備津彦神社に1時間近くも長居し、備前一宮駅に戻ってきました。無人駅となっていますが、中国鉄道として開業した明治37年当時からの素晴しい木造駅舎が残っています。吉備線内で唯一、交換設備が撤去されており、片面ホームのみとなっています。


ちょうど岡山に出るにはいい時間帯で、利用客が大分集まってきました。10時52分発の742D(キハ40 3004+キハ40 3003)で大安寺へ。



大安寺駅は、しばしば交換が行なわれる駅ですが、切符売り場とトイレのみの無人駅で、島式ホームへは踏切を渡る構造となっています。閑静な住宅街の中にある駅で、付近にセブンイレブンがあります。



大安寺11時32分発の1744D(キハ47 85+キハ47 1038)で岡山に出た後、12時5分発の特急やくも11号で新見へ。車内放送を録音した後、大安寺のセブンで買った御前酒を片手に、桃太郎祭り寿司で昼食にしました。


 13時6分に新見に到着しました。



2001年に初めて降り立ったときは、モニュメントが除幕を待つ状態でしたが、現在はたまがき像も完成しています。


13時37分発の姫新線・860D(キハ120 336)で岩山へ向かいました。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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2008年GWの姫新線駅巡り(その5)~美作落合駅、久世駅、古見駅、中国勝山駅、月田駅、美作追分駅~

2008-05-18 11:57:15 | 姫新線&岡山地区


14時43分に美作落合駅に到着です。平成17年5月改築の、面白い形をした合築駅舎です。交換可能駅で、跨線橋もあります。旧落合町の中心駅で、周辺は結構賑やかで、利用客はそこそこ多いです。


15時13分発の1863D(キハ120 336)に乗車して、久世駅に向かいました。



10分で久世に到着です。開業当時からの木造モルタル駅舎が残り、交換設備も有する委託駅です。左端の黒い建物は、荷物扱い所の跡です。ちなみに、駅裏は材木工場です。


久世駅周辺は、旧久世町の中心駅ということで駅前は結構賑やかです。滞在時間が21分しかないので、天満屋ハピーマートには行かず、重願寺を訪問して終わりました。通気性の良い跨線橋を渡り、1862D(キハ120 336)で後にしました。



1駅だけ乗車し、古見に足を記します。片面ホームと待合所のみの無人駅です。周囲は、久世とは打って変わって田園地帯です。



古見16時27分発の865Dは、この旅5回目のキハ120 340です。久世で例の女子中学生も乗ってきました。



中国勝山では15分停車。特に交換する列車はないですが。この時間を利用して、駅舎を撮影  します。平成12年5月にリニューアルされた和風駅舎です。武家屋敷など見所があるので右手には観光案内所も併設されており、左手には和風レストランがあります。真庭市の中心駅ということで、委託駅員が配置されており(窓口営業時間は6:00~16:30)、対面式ホームを有しており、ちゃんとした跨線橋もあります。


プランの都合上、観光する暇がないので、865Dに復帰します。すると、部活を終えた高校生ばかりではなく、中学生も続々と乗り込んできました。刑部での停車時間を詰めるだけではなく、勝山中学校の授業時間などに合わせているために、この15分停車が設定されていると感じました。



17時1分に月田に到着です。列車本数の減少などにより、月田駅も交換設備が撤去されています。「普通の」利用者は、駅舎を通らずに自転車置き場などに散っていきます。



地元産の木材をふんだんに使用した駅舎です。月田木材工業組合が入居する、業務委託駅です。私のことを見て、「駅を巡ってんの?」と声を掛けられました。



36分の滞在時間を利用して、周辺を散策してきます。月田駅周辺は、いわば木材加工場銀座です。


17時37分発の864D(キハ120 337)は、試合帰りの高校生で大分埋め尽くされており、青春の匂いを感じました。彼らは中国勝山で下車し、入れ替わりに勝山高校生が可也乗ってきました。



美作落合で8分も停車したこと等もあり、到着が18時18分になっていますが、黄昏時の美作追分に途中下車。平成8年築の「キリタローの館」の一部となっており、駅本屋は「展示室」です。駅員はどうやらいないようです。


この時間帯は、美作地区の姫新線で最も列車本数が多い時間帯で、後続の列車までわずか26分。その間、追分公園に行ってきましたが、思ったより広く、途中で引き返して帰りました。



時間が近づいたのでホームに上がります。この駅も交換設備が撤去されており、反対側のホームには鎖がしてありました。


18時44分発の1866Dにて津山に出ました。キハ120 329+キハ120 342の2連となっていたのにはでした。津山到着後、バーミヤンで夕食  にします。前夜は2900円もかかってしまったので、今夜は、つつましく餃子定食にします。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問

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2008年GWの姫新線駅巡り(その4)~院庄駅、丹治部駅、刑部駅~

2008-05-16 18:52:23 | 姫新線&岡山地区

2008年5月4日の朝となりました。本日は7時半に起床。東横インと同じタイプの朝食をとり、8時7分に宿所を出ます。朝の姫新線のダイヤは、高校生を送り込むために設定されているようで、津山発で中国勝山方面の列車は、7時12分を逃すと次は10時7分です。よって、津山駅ではなく院庄駅まで歩いていきます。


吉井川にかかる今津屋橋の手前の交差点で津山駅へ行く道と別れ、吉井川に沿った主要(?)道を、小田中交差点付近まで道なりに進みます。途中、南新座のローソンで昼食などを調達。



小田中交差点からは旧国道179号を進みます。このあたりで姫新線の列車を撮影したらきっと絵になるでしょうが、に到着したのが9時19分頃で、列車が通過するのが9時40分過ぎなので素通りです。



ほどなくして高野神社に到着です。拝殿のところでちょうど絵を描いている中学生()がおりました。ここで絵を書くのも乙なものです。(ちなみに、私は絵が大の苦手です。)



9時41分に院庄駅に到着しました。財産票では大正12年6月築の駅舎となっていますが、後に半分化され、無人駅となっています。1時間半も歩いてきたので、ここで休憩です。



時間が近くなったので、ホームに上がります。この駅も交換設備が廃止され棒線駅となって可也の年月が経ちます。ちなみに、駅裏は、院庄林業の工場です。10時12分発の859D(キハ120 340)に乗車して、ようやく本日の姫新線駅巡り開始です。



傍示峠を越え、11時27分に丹治部駅に到着です。平成6年7月竣工の「田治部福祉交流プラザ」との合築駅舎です。駅員は置いておらず、乗車券類は手前の商店で発売しています。尚、この駅は、開業当時から片面ホームのみの駅です。



駅舎内で10分少々休憩した後、県道32号を隣の刑部駅まで歩きます。周辺は茶畑が多いです。ちなみに、この辺はもう新見市(旧大佐町)なのですね。



12時42分に刑部駅に到着し、待合室の中で昼食です。平成5年改築の、「刑部地域振興協議会」との合築駅舎です。委託駅ですが、私が着いた時は列車の時間まで1時間以上あることから、駅員はいませんでした。



刑部駅の時刻表です。少しわかりにくいですが、上下8本ずつであることがわかります。その上、月一度の「保守点検の日」には、空白の時間帯が7時間にもなります。このように見ると、同一時刻に上下列車が発車することが4回あることから、刑部駅が交換可能駅であることがわかります。(ちなみに、跨線橋はありません)


そうこうしているうちに女子中学生がやってきて、「こんにちわ」と声をかけてくれました。久世に行くのだそう。付近に天満屋ハッピーマートがあるし、恐らくショッピングでしょう。時間が近づき、委託駅員も業務を再開し、利用者が数人やってきました。彼女らと共に、14時1分発の860D(キハ120 340)に乗車し、再び傍示峠を越えました。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問

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2008年GWの姫新線駅巡り(その3)~美作大崎駅、東津山駅、西勝間田駅~

2008-05-14 22:44:47 | 姫新線&岡山地区
美作千代から乗った1862Dは、定刻16時23分に津山駅2番乗り場に到着。乗客がほぼ入れ替わり、列番も2832Dに変わり、定刻16時28分に津山を発車しました。私は、津山以東の駅を数駅巡ります。



滞在時間のことを考え、美作大崎を選択します。片面ホームと待合所のみの無人駅です。(トイレ付) 岡山県内には、このようなタイプの無人駅が結構多いです。南側(入口側)は閑静な住宅地ですが、北側(駅裏)には田園地帯が広がります。



美作大崎で21分滞在した後、17時3分発の1883D(キハ120 337)で東津山へ。7分しか乗っていませんが、車窓からはジャスコが見えましたが、典型的な郊外型店舗で駅から相当距離があり、車 がないと行きずらいです。



因美線との分岐駅で、対面式ホームを有しています。(ただし、跨線橋はなし) 財産票によると、昭和3年3月築となっていますが、後にコンパクト化されたみたいで、無人駅になっています。駅前広場は、メディアショップ・コスモへの出入りの車が多数出入りし、これを撮影するのに苦労しました。ちなみに、駅裏は、エリエールで有名な大成製紙の工場となっています。

今日(5月3日)は、真庭市で最高気温が29℃になるほど暑い一日で、コスモの自販機でアイスを買い、待合室でくつろぎます。しかし、壁には「ひマックス」などの落書きが多く、しかも背中を付けるとミシミシと音がしてきます。付近は繁華街なので、この駅舎もいつまでもつのだろうか。ところで、付近のセルフを覗いてみると、レギュラーが1Lあたり163円となっていました。岡山県の美作地方は新潟県よりガソリン価格が高いですね。


 17時35分発の2834D(キハ120 355)に乗車し、西勝間田を目指しました。



10分で西勝間田に到着です。下車したのは私1人。片面ホームと待合所のみの駅でトイレすらないですが、常磐線の夜ノ森駅にやや匹敵するくらいツツジの美しい駅で、今が最高のシーズンということで、この日最後の下車駅としました。


 
県道415号から分岐する坂道を下るとホームに出る構造となっています。


駅の撮影を一通り終えたあと、周辺をぶらぶらと。黒坂集落の人々は、見ず知らずの旅人である私に挨拶してくれました。一昔前の日本人は、これが当たり前だったのだろうか。


10数分前に駅に戻り、しばらく中国自動車道を走る車を眺め、18時31分発の2833D(キハ120 340)に乗車しました。18時44分に津山に到着しましたが、5月は日が長く、暗くならないうちに今夜の宿所・津山セントラルホテル・新館アネックスにチェックインを果たしました。

夕食は、地階にある割烹で、富久娘の大吟醸を頂きながら。かなり値が張りました。


つづく


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2008年GWの姫新線駅巡り(その2)~富原駅、坪井駅、美作千代駅~

2008-05-11 18:38:57 | 姫新線&岡山地区

姫新線2827Dは、定刻12時38分に津山駅2番乗り場に到着。地下道をくぐり、3番乗り場から発車する、12時46分発の新見行き861Dに乗り換えました。これまたキハ120 359の単行で、何とか開けてもらって着席を果たせた程度の乗車率。


駅を進めるごとに乗客は漸減しましたが、中国勝山にて高校生だけでなく中学生も大量に乗車してきました。おそらく部活だろうとは思いますが、旧勝山町には中学校が1つしかなく、月田、富原の子供は義務教育が大変そうです。



かくいう私も、勝山中の生徒の一部と共に富原に下車します。集会場付の合築駅舎で、窓口でシルバーの方が乗車券を販売する時間帯があります。しかし、トイレは相当荒れていました。ところで、自転車置き場は、「勝山中生徒専用」と「一般」の2つに分けられています。



かつては交換設備を有していましたが、列車本数の削減により、現在は棒線駅となっています。尚、この近辺はお茶の産地で、5月の第2日曜には富原小学校にてお茶まつりが開催されます。


富原で24分佇んだ後、14時11分発の860Dで津山方面に引き返します。キハ120 329の単行でしたが、運よくボックスを独占。しかし、中国勝山にて部活帰りの高校生が大量に乗り込み、私のボックスに押しかけてきたので、たまらず女子学生の所に逃げました。



14時58分に坪井に到着し、下車を選択。平成7年2月改築のプレハブ待合室のみの無人駅です。交換設備を有していますが、跨線橋はなく、津山方の踏切を渡って反対側に出入りする構造になっています。姫新線ではこれが実に多いです。ところで、ここはもう津山市なんですね。(平成の大合併で編入されましたけどね)

調査を終えた後、美作千代まで駅間徒歩。R181に歩道はないので、再び久米川を渡るまで旧出雲街道を進みます。狭い道に家並みが続いていますが、新道が開通するまでR181を名乗っていたのかもしれません。久米支所前のサンクスでミネラルウォーターなどを調達し再び歩き出せば、15時44分に美作千代駅に到着しました。



大正6年12月からの木造駅舎です。僕がこれまで下車した中でベスト5に入るほど衝撃をうけました。 無人駅で窓口が閉鎖されていますが、これほどまでに保存状態が良好なのは素晴しいことです。



調査を始めてしばらくすると、練習試合帰りの男子中学生の集団がやってきたので、私はホームに出ました。現在は棒線駅ですが、かつては交換設備を有していました。


16時2分発の新見行きを見送り、彼らと共に16時12分発の佐用ゆき1862D(キハ120 340)に乗車しました。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問

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2008年GWの姫新線駅巡り(その1)~余部駅、本竜野駅~

2008-05-08 22:51:11 | 姫新線&岡山地区

姫新線は、山陽本線の姫路を起点として、佐用、津山を経由して、伯備線の新見まで結ぶ、駅数34、全長158.1kmのローカル線です。姫路から播磨新宮まではそこそこの本数が確保されていますが、そこから先は本数が少なく、特定週の土曜日に保守点検の名目で日中時間帯の列車の運行がなくなります。
 姫新線の駅巡りについては、2回の旅行で完遂させる予定です。今回行なったのは、その前編です。5月2日夜に新津を出発し、6日夜に新津に帰還しました。使用したのは「岡山・倉敷ゾーン」の周遊きっぷなどです。



出発は新津23時10分発の急行きたぐに(583系B5編成)で。4月3日にアタックしたので、今回はB寝台上段が取れました。狭い寝台の中で麒麟山伝辛カップを投入しです。


6時45分に新大阪に到着し、駅構内のロッテリアで朝食です。その後、7時15分発の西明石まで快速の709K(221系A9編成)に乗車してひたすら姫路へ向かいます。


 
我が709Kは、加古川にて新快速3201Mに抜かれます。姫新線の駅ではないですが、高架化した駅の様子が気になったので、思い切って途中下車。


 自由通路の神戸寄りには、ビエラ加古川という複合商業施設になっていました。


その後、8時53分発の新快速3203M(223系W7編成+V39編成)で姫路へ急行しましたが、GWの初日とあって物凄い混雑です。


9時2分に姫路に到着。姫路駅は改築工事中のため、乗り換え通路は1本だけ。地平ホームの姫新線に乗り継ぐには、中央改札に繋がる通路を通らねばならないが、ちょうど姫路菓子博2008が開催されており、幾重もの大行列が形成され、思うようには進めません。


 
やっとのことで地平ホームの0番線に辿りつき、9時12分発の937D(キハ40 2036+キハ47 30)に乗車して、とりあえず終点・余部へ。



姫路市内の住宅地に位置してますが、開業当時からのものと思われる木造駅舎が現役で、有人駅です。当駅終着もあることから、対面式ホームを有しています(ただし、跨線橋はない)。


15分後の1921D(キハ47 1054+キハ47 141)で終点・本竜野に向かいますが、車内は龍野の町並みを散策しようという観光客で可也の入りです。



9時51分に本竜野駅1番乗り場に到着です。昭和6年12月築の木造駅舎が今尚現役で、有人駅です。ホームは対面式です。


 跨線橋に書かれている財産票。開業当時から使われていることがわかります。


 うすくち醤油のトップメーカー・ヒガシマル醤油の工場です。


幹線道路沿いにあるファミリーマートで買出しした後、10時37分発の829D(キハ47 2082+キハ47 29)に乗りましたが、京阪神から美作地方へ帰省や観光しようという人たちが多く乗り込み、1921D以上の混雑でした。向かいに座ったママは、家族3人で湯郷温泉に行く途中だとか。

そのままの乗車率で11時24分に佐用に到着。大半の乗客が11時41分発の津山行き2827Dに乗り換え。キハ120 336の単行できたので、林野まで車内は大混雑でした。


つづく

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