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小出駅新駅舎訪問レポート

2011-09-25 23:14:13 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 新潟地区の駅舎の話題をもう1つ。どこだと思いますか?上越線の小出駅です。
 小出駅は、JR東日本随一のローカル線・只見線の始発駅で、魚沼市の中心にあたる上越線のジャンクションです。地形上の理由から上越新幹線の停車駅からはずされて現在は寂れてしまった感がありますが、奥只見の玄関口としてバスに乗り換えるお客さんも少なくないです。昭和33年12月築の、古レールを利用した、国鉄後期型の平屋の駅舎でした。築53年が経ち老朽化には勝てず、このたび改築の運びとなりました。2011年8月26日に新駅舎が開業し、同28日にセレモニーを開始したので、この時期に取り上げることになりました。
 訪問日は2011年9月17日。黒井駅訪問の前段として訪問しました。



新津駅から乗車した1730Mは、湘南色の115系L6編成 9時4分に小出駅に到着。上越線は2面3線ですが、離れたところに只見線のホームが。



跨線橋をくぐり、改札を抜けました。みどりの窓口があり、営業時間は7:00~17:50(休み4回)です。



改札を抜けて左側の部屋は待合室。24人座れます。ロータリー側がガラス張りで明るくなりました。木目を生かしたつくりで、奥只見の自然を表したステッカーガ所々に貼られています。上部にある輪っかは何だろう。ただ、遺憾なことに、利用可能時間が7:00~17:50となっています。夜間の待ち合わせは大変です。



それでは駅舎撮影。旧駅舎の流れをくんだ、長方形の平屋の駅舎です。面積は200㎡と、旧駅舎に比べ小振りとなっています。(旧駅舎は413㎡。)



凝った形状の駅名板。旧小出町出身の俳優・渡辺謙さんによる揮亳です。



新駅舎の左側では、仮駅舎が解体を待っていました。



一方、新駅舎の右側ではトイレが解体を待っていました。新駅舎のトイレは改札内にしかないから不便です。



駅前の様子。ロータリーの真ん中に花壇があります。周辺は旅館などがありますが、中心部から離れており静かです。付近の酒屋にて、地酒・緑川を購入しちゃいました。


 小出駅には保線区があり、駅舎とは別に職員詰所があります。数字だけを見る限り、全く無駄のない駅舎に変わったなという印象を受けます。駅蕎麦屋はとうの昔に無くなってしまいましたが、KIOSKまで削られて利用客には使い勝手が悪くなってしまいました。商店といえば酒屋くらいしかないので、利用客は事前に買い物を済ませておくことをおすすめします。
 そのことを胸に、9時44分発の1731M(115系S2編成)で後にしました。

 次は、湖西線の駅巡りの模様をお伝えします。


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