チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

第九はエンディングも空虚五度!?

2013-10-05 17:00:42 | 第九らぶ

またベートーヴェン第九です。

 

この前の練習で「第九の第1楽章の始まりは空虚五度だけど、最終楽章の最後も空虚五度になっている」ということを教えてもらいました。

 

スコアを見ると確かに第4楽章の最後から2つ目の小節はDとA(ニ長調なので階名でドとソ)、最後の小節なんてD(ド)だけになってるやん。

 

ってことは第九の最後はドミソが揃っていなくて、ミが抜けてるからニ短調だとも考えられるってことかぁ!

 

歓びの歌のシメが短調に暗転してたらマジこわい!!

 

。。。とか驚いちゃったんですが、念のためベートーヴェンの他の交響曲の最終楽章(全部長調)の最後の小節(音の出てる小節)を調べてみたら。。

 

1番 ドだけ

 

2番 ドだけ

 

3番 ドミソ揃い

 

4番 ドとミ

 

5番 ドだけ

 

6番 ドミソ揃い

 

7番 ドミソ揃い

 

8番 ドとミ

 

9番 ドだけ

 

なんだ、最後にドミソが揃ってないのは別に第九だけじゃないのか。ちょっとガッカリ。倍音を利用してるってことなんですね。 ソ・what? 的な記事になってしまいました。でも音楽って不思議。