チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

今年最後の第九合唱に参加しての感想

2013-12-16 16:11:35 | 第九らぶ

なんか調子に乗って今度は地元でない、数十年の長い歴史がある第九合唱団にお手伝いで参加してきました。手伝うというより足を引っぱってきただけ?

地元の第九とは全く違うメンバー&アウェー会場でめちゃくちゃ刺激的っす。正直帰りたい。

でもメンバー全員が大学生のオーケストラは100人くらいの大編成で、音量も大きくて元気!音に張りがあって感動しました。(地元のオケには枯れた魅力がありますが)

合唱団は主に市民により構成されており1~3楽章演奏中の合唱団睡眠率(第1楽章の頭からステージ上で着席)は地元よりは低かったように思います。年齢層が若干低いからかも。


合唱指導の人からもいろいろ新しいことを教えていただきました。

1.オーケストラの演奏が素晴らしくても合唱団が客の立場になって感動してはダメ。音楽に合わせて首を振るとかはお客から見たらカッコ悪さの極み。

2.緊張を和らげるためにお客さんをカボチャと思ってはいけない。カボチャに対しては熱い想いを伝える気にならないので気が抜けた合唱になってしまう。「このお客さんに伝えよう」と決めるのもOK。

3.みんながみんな指揮者の方向を見て歌うと宗教みたいになってしまうのでイヤだ。


4.感極まって声が怒鳴り声みたいに割れてしまうのならクチパクのほうがまだマシ。



(その他の備忘録)

1.合唱団のボクの立ち位置のすぐ近くに現役芸大生テノールの人がいたのですが子音の発音が素人より明らかに早い(母音を音符に合わせている)のがハッキリわかりました。特に【str】【br】【tr】とかの二重・三重子音で顕著で、さすが専門家だと思ったんす。

2.11月の地元の本番では直前に親子丼をガッツリ食ってしまったためか立ちくらみがしたのですが今回、コンビニのおにぎり2個だけにしたら全然大丈夫でした!

3.「乗り番控え室」って部屋があって乗り番って何?って聞いたら、単に次の曲に出る奏者のことらしいです(出ない奏者は「降り番」)。それと、「ステージマネージャー」の仕事も直接見ることができてラッキー。現場って感じ。


今年後半は思いがけず第九漬けになってしまいまいましたがめっちゃ楽しかったです。
やってみて本当によかった!反面終わってしまうとすごくサミシー

自分でいうのもナンだけど、ヒネた性格も若干改善されてきたように思います~