ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.7.29 Go!Go!で良いのか

2016-07-29 20:56:26 | 日記
 1961年生まれの私は今年55歳の誕生日を迎えた。Go!Go!Yearで頑張ろう、と同い年の患者仲間と励ましあっている。

 それはさておき、本当にGo!Go!で良いのかどうか、と首をかしげざるを得ないのは、いわゆるスマホのゲームアプリ“ポケモンGO”のこと。
 私はダウンロードをしていないし、今後ダウンロードをするつもりもないので、実際に使ってみて、体験した上で言っているわけではない。だから、やってもみないで何を偉そうにほざくか、とおっしゃる向きもあるかもしれない。
 けれど、既にあちこちで色々な懸念、実際のトラブルや事故が発生しているというのに、このまま放置している他ないのだろうか。

 親年代の大人たちが歩きスマホどころか、立ち入り禁止の区域まで侵入してしまうほど熱中する中、子どもたちにやれ時間を決めてやりなさいだの、今は我慢しなさいだのと言ったところで何の説得力も、ない。しかもタイミングよろしく、子どもたちは夏休み真っ盛りである。
 売れさえすれば何が起こっても良いのか、事故が起こっても自己責任だというのか。私にはやはり理解出来ない。

 もちろんあらゆることにはメリット・デメリットがあるから、今までなかなか外に出なかったのだけれど散歩するようになったとか、知らない人とお喋りするきっかけになったとかそんなプラスの面もあるそうで、もはや社会現象だなどとも言われているようだけれど。
 それにしても・・・である。

 ゲームが全て悪いとは言わない。大昔、スーパーファミコンが発売された時、たまたまレンタルビデオ店のオープン抽選で本体が当たって、夫と夜遅くまで落ち物ゲームやRPGゲームに時間を取られたこともある。だからこそ、知らないうちにどれだけ湯水のように時間を使ってしまうかもわかる。
 そして現在20歳、生まれた時からポケモンと一緒、ポケモン大好き現役息子を持つ母でもある。小学生までは夏休みとなればポケモンの映画も一緒に見たし、その魅力もそれなりに理解しているつもりだ。試験期間中に発売されたことを知り、「試験勉強そっちのけでやらないでね」とは言ってみたものの既読スルーである。

 けれど、冷静に考えればやはり・・・、なのである。
 取り返しのつかない大きな事故が起こってからでは遅いのではないだろうか。
 夫曰く「通勤電車の中でも、多くの大人がポケモンGOやってるよ。扉が開くと俯いたままホームに降りて行って、誰かにぶつかるんじゃないかと余計な心配をしてしまう。」と。歩きスマホ、自転車スマホ、そんな危険も増えそうに思えてならない。

 さて、ようやくの金曜日。長かった梅雨も空け、今日は美しい夏空が広がった。土日はあれこれ実家関係の予定でギッチリである。
 そして週明けからは早くも8月。体調管理をきちんとしながら、この夏を無事に乗り切りたい。
コメント
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