書の作品作りにたいそう手間取り、
針仕事に近づけない8月でした。
せめてもと、押入れから
気に入ってる昭和の古布を出しては
何が作れるかなあ、なんて
思いを巡らせ、一息つくのでした。
以前の紫&白よりも
深い紫&白が咲きました。
赤い色のアサガオも咲きました。
赤い色のアサガオは
原種なのでしようか
とても力強く沢山の花をつけます。
9月末締め切りの公募展
一年に一回、これだけは出品する
そう決めてます。
暑さ、体力、集中力の衰え
それでもリズムに乗って
もうヒトあがきしてみます。
ヨウシュヤマゴボウ
白い花はあれよあれよと
実になつて
その小さな実は、カボチャみたいな形
茎は赤味を帯びており
昭和後半のワンピースの布地
この花の模様
誰か考えたのかなんて
思いめぐらせ繕う
何の花なのかよくわからないけど
赤い点々が可愛い
作品作りまでの遠い遠い助走
この夏も庭の端っこ
ヨウシュヤマゴボウが力強く
その姿心惹かれ
花の形、実の形
広がっていく茎
版画の敗北感を抱えつつも
糸と針、手にする時間が出来まして
まずは繕いもの
叔父が祖母のために買った
東南アジアのお土産
どこかのんびりとした花の形
やっと我が小さな庭にも
アサガオ咲き始めました。
中心が赤味を帯びて
なんとも言えない良い色味です。
敗北感も消えていきます。
版画の試し刷りはうまくいつたのに
本刷りは全くだめで
和紙の作品も公募に間に合わず
敗北感いっぱい
和紙画の昔の作品を
パネルから外すと
偶然出て来る色、形
意図したものより何かきれい
またまた敗北感