電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

風邪とこのごろの通院事情

2022年04月14日 06時00分21秒 | 健康
この頃、新型コロナウィルス禍により風邪をひいた時の通院事情がだいぶ様変わりしています。以前は、風邪を引きましたと言って通院し、ふつうに診察・処方してもらえたのですが、最近は風邪症状の場合は別ルートになってしまいます。ふだん通っている耳鼻咽喉科では、電話で事前連絡しておき、医院の駐車場に到着したら電話で連絡して車の中で診察の順番を待ちます。医院の構造上、ゾーニングが難しいようで、プレハブ棟で診察を受けますが、場合によっては先生が外に出てきて屋外診察となることさえあります。コロナの検査は実施していず、冬場などは寒さをこらえて車内で順番を待つことになり、かえって悪化するということがわかってから、風邪で受診するのをやめていました。



ところが先日から喉が痛くなり、発熱はなく36.2℃くらいで鼻水も出ますが、日中も夜中もかなり咳こみますので、いつもの鼻風邪による症状とは違うようです。気候も良くなっているし、車内で待つこともそれほど苦痛ではないだろうといつもの耳鼻咽喉科医院に電話したところ、先生が都合で不在でした。翌日ならば受診可能だけれど、症状によっては他の医院を受診してはどうかとの言葉もあり、一昨日、老母のかかりつけ医院を受診しました。



こちらは二代に渡って地域医療に貢献した先生が引退後、別の先生がいわば「居抜き」の形で引き継いだ医院ですので、構造的にも余裕があるのでしょう。電話で連絡しておき、玄関のインターホンで到着を知らせるとすぐに別の出入口から別室に案内されました。看護婦さんに既往症やコロナ感染者との接触の有無などを説明、検温(36.4℃)してしばらく待って先生に診察してもらいましたが、喉がだいぶ赤く腫れていること、咳込みがかなり激しいことなどから抗原検査も実施、検査結果が出るまでその部屋で待つことができました。

結果は幸いに陰性で、新型コロナウィルス感染症ではなさそうです。喉がだいぶ赤く腫れているので、咳止めと抗炎症剤、感冒薬を処方してもらいました。

  • フスコデ配合錠 気管支を拡張し咳を鎮める。1日4回×@2錠
  • トランサミン錠 喉の炎症や腫れを抑える。 1日3回×@2錠
  • レボフロキサシン錠 感染症を治療するニューキノロン系の抗生物質。1日1回@1錠
  • 小青龍湯顆粒 鼻水・喘息などの症状を緩和。1日3回×@1包

風邪にはとにかく寝ることが最良と考え、一昨日から夜は8時に就寝、二度寝、三度寝をしています。



うーむ、風邪でこの医院を受診したのは初めてですが、先生の治療姿勢はかなり積極型のようです。老母のときも、二種の検査結果の数値から大動脈弁の不全を疑い、基幹病院に紹介状を書いてもらったところ、それがピタリだったこともあり、老母の信頼度は高いものがあります。私の場合も、過去のアレルギー既往から漢方薬を中心として抗生物質を出さない耳鼻咽喉科の先生の姿勢とは少々異なるみたい。たまたま違う医院を受診したことで、施設の対応度や先生の姿勢というか方向性の違いも感じられ、良い経験でした。

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