電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

メガネのくもり防止の工夫は果樹園の防除作業でも役立つ

2022年04月20日 06時00分27秒 | 週末農業・定年農業
新型コロナウィルス禍でマスク生活になったとき、老眼鏡のくもり対策をいろいろ工夫しました。その結果、最も有効だったのが市販の「メガネのくもり止めジェル」でした。寒さが和らぎ、老眼鏡が曇ることもなくなったとき、逆に「防除メガネが汗で曇る」のを防止できることに気が付きました。

果樹園の防除作業では、完全防水の防除衣を着て防除マスクをつけ、防除メガネをして帽子の上からすっぽりとフードをかぶり、長靴・ゴム手袋スタイルで果樹園の広い園地を動き回りますので、かなりの汗をかきます。訪花昆虫がまだ飛ばない早朝の涼しい時間帯をねらって実施しますが、晩春から夏場にかけての防除作業は、まさに汗との戦い。足場の悪い園地で一本一本の枝を確認して噴霧する必要がありますから、クリアな視界を確保する意味は大きいです。そこで、私の工夫は:

  • 額から汗が流れ落ちて防除メガネがくもりますので、日本手ぬぐいで額にはちまきをして汗が流れ落ちるのを防ぎます。
  • 防除メガネの内と外に、「メガネのくもり止めジェル」を塗りつけ、作業します。
  • 長時間の作業で効果が落ちてきたときは、作業を中断して休憩を入れ、ティッシュペーパーでよく湿気を拭き取った後でもう一度「くもり止めジェル」を塗り、再開します。

だいたいこんな感じでうまくやれるようです。この件、すでに何度か記事にしていますが、今年も役立っていますので、実用記事として早々と再掲載したところです。


 (▲桃の花が咲きました。)

昨日の早朝は桃、リンゴ、スモモ、プルーン等の防除を行いました。今朝は、実は現在サクランボの防除を実施しています。「しています」というのは、この記事は予約更新にセットしていて、実際にはただいま防除作業中だからです(^o^)/

防除作業が終わったら、シャワーを浴びてFM放送でも聴きながら昼寝かな。時間が自由になるのが定年農業のいいところです(^o^)/

【追記】
開花直前期の防除作業を終えて、まずは一段落です。今朝の寒さで、サクランボ果樹園にはかなり霜が降りていました。ちょうど今頃が雄しべの長さが6mm前後で一番寒さに弱い時期でもあり、影響が懸念されます。ぽかぽかお天気はありがたいが、放射冷却が怖い時期です。おそらく影響は避けられませんが、はたしてどの程度になるかが問題か。

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