小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



晩秋から初冬にかけてのこの季節、色付いた銀杏を眺めるのを楽しみにしている。残念ながら今年は9月の台風で小田原市内の銀杏の大木はかなり葉を落としてしまったのと、銀杏の色付く時季に個人的に色々あって落ち着いて眺める余裕もないまま見頃が過ぎてしまった。それでも何ヶ所かの銀杏の黄葉の風景を撮影することができた。11月29日、小田原フラワーガーデン入口ロータリーの銀杏。台風の影響で今年は半分ほどしか葉が無い状況。まだ見頃には少し早かった。12月2日、小田原市久野の総世寺参道の銀杏。2本並んだ銀杏のうち、小さい方の銀杏が綺麗に黄葉していた。12月10日、小田原市扇町の池上稲荷神社。ここの銀杏は台風の被害が少なかったようで例年と変わらないくらいの枝ぶり。この池上稲荷神社は個人的に一番好きな小田原市内の銀杏スポット。狭い境内に2本の銀杏があり、風の強い日には境内一面に黄色い落葉が積もる。境内の社の前には苔むした稲荷様と銀杏の落葉。参拝者もほとんど訪れない静かな境内で大好きな風景を堪能。足元から上を見上げると2本の銀杏が空に向かって伸びている。来年もまた同じ風景を眺めたい。同じく12月10日、小田原市飯泉の飯泉観音。ここの大銀杏は台風で大きな枝が何本も折れてしまい、今年は少し痛々しい姿。それでも残った葉が綺麗に黄葉していた。大銀杏の下には落葉が西日をうけて黄金色に輝いていた。これもとても好きな風景。12月11日、小田原市田島付近の銀杏畑。見頃は過ぎていてほとんど落葉していたが、地面に積もった落葉がなんともいえず綺麗だった。12月17日、小田原フラワーガーデン入口ロータリーの銀杏。久しぶりに訪れたら、すっかりと裸の枝になっていた。今年は色々とあったので、来年の初冬は、心穏やかに銀杏の黄葉をのんびりと眺めたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )