3連休初日の23日、天気が良ければ午後から自転車で出かけようかと思っていたが、昼過ぎから時折小雨もぱらつくあいにくの天候。自転車での散策を諦め、本を数冊と洗面道具を携えて午後からお気に入りのお店に出かけた。徒歩で小田原駅に向かう。明日はクリスマスイブだが、街を歩いていても、今年はあまりクリスマスや年末らしくない雰囲気のように感じる。小田原駅で大雄山線に乗り相模沼田駅へ。運賃は160円。午後3時、相模沼田駅の改札を出る。目指すお店まで早歩き。県道を渡り北ノ窪のさくらい食堂へ。ビール片手に本を読む予定。店に入ると、呑兵衛たちで賑わっている。外はまだ明るいが気兼ねすることなく酒が飲める。生ビール450円。350円のつまみを数種類注文。さくらい食堂のつまみメニューは値段の割りに量が多い。いつも3皿くらいで満腹になってしまうが、今日は空腹なので沢山注文したい。ほどなくモツ煮が出てきた。味噌仕立ての濃厚な味。七味をふりかけて食べると美味い。ビールが進む。しばらくしてホルモン焼きもきた。玉葱のこげ加減が絶妙でやはりビールが進む。とても350円とは思えない量。2杯目に梅サワーを注文し、一緒に水餃子も注文。餃子が7個入っていてこれまた美味い。水餃子も350円。4品目はイカ天ぷらを注文。これも350円だがかなりの量。10個近く乗っている。半分ほど食べたところで〆のかけ蕎麦を注文。かけ蕎麦は400円。蕎麦がたっぷり入っている。この蕎麦の上にイカ天を乗せて天ぷら蕎麦にして食べた。これだけ食べて飲んでお勘定は2300円ちょっと。本を読みながら食べて飲んで1時間半ほどさくらい食堂で過ごした。ご主人と少し話したが、なんと今年で創業50年とのこと。27歳で始めたご主人も今年で77歳。今回もとても楽しく過ごせた。これからも末永く続くことを願っている。ほろ酔い加減で狩川の土手を歩く。火照った顔に冷たい外気が気持ちよい。さくらい食堂で飲んだ後はたいてい歩いて小田原まで戻る。狩川の土手道から国道255号に出て小田原方面へ。午後6時前に扇町まで歩いた。だいぶ酔いもさめて体が冷えてきたので田浦湯で湯につかる。田浦湯に入ると、ラッキーなことに先客が居なかった。写真も撮らせてもらい小一時間ほど長風呂。熱い湯が気持ち良い。湯上り、赤提灯の誘惑を我慢して国道1号方面へ歩く。今度は湯上りの火照った顔に外気が気持ち良い。国際通りも昔はこの時季、クリスマスのBGMや歳末の抽選会のアナウンスが流れていたが、今は静かでなんだか寂しい。国道1号を渡り青物町商店街の三政屋へ。冷たいものでも食べて酔いを冷ますことにする。三政屋でソフトクリームと大判焼のウグイスを食べた。冷たく、甘いものがとても美味しく感じる。食べて飲んでの絞まりのない散策だったが、個人的にすごく満ち足りた時間となった。
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