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小田原の端々



神奈川県では洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置を進めていて近頃、小田原市内4ヶ所の河川に危機管理型水位計が設置された。すでに山王川と狩川と仙了川に設置された水位計はこのブログで紹介していて、今回は残り1ヵ所の水位計を撮影に出かけた。小田原市内に設置された4ヶ所の危機管理型水位計の残り1ヶ所は国府津地内の森戸川に設置されている旨、神奈川県のホームページに記載されている。とりあえず親木橋から森戸川沿いを上流方面に探索して県道72号の森戸橋に到着。森戸橋上流側は川岸に木々が生い茂って、その木々に隠れるように水位計が設置されているのを発見。危機管理型水位計が設置されているのは、森戸橋から10mほど上流の右岸側。古びたフェンスの内側に設置されていた。森戸川に設置されている危機管理型水位計は狩川や仙了川に設置されている危機管理型水位計と同じ横河電機製で太陽電池と無線通信ボックスのユニットで構成されている。観測データの伝送はLTE回線を使用しているので配線類が少ない。森戸川の危機管理型水位計は両岸から小さな水路が合流する付近に設置されていて、大雨時にはこの地点は急激に水位が上昇しそうな場所。実際に危機的な水位になるような豪雨が起きないことを願うばかり。

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