小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2016年8月末に閉館した小田原アプリ。閉館後に再開発のため解体されるのかと動向が注目されていたが、工事は行われずに6年以上経過していた。しかし小田原EPO跡地の再開発により旧小田原アプリの建物も解体されることになり、GW前から解体工事が始まった。旧小田原アプリの建物は1972年に小田原ショッピングデパートとして開業。ニチイからビブレ、アプリ小田原と運営会社の変更などで何度か名称は変わったが、約43年間に渡り営業を行っていた。小田原アプリの施設は2016年に閉館後、近隣で事業展開している遊技場の関連会社が取得。施設のリニューアルや、再開発が行われることなく6年以上が経過していた。旧小田原アプリの解体工事が本格的に始まったのは4月に入ってから。現地の工事標識によると、内装材等の撤去が夏頃まで先行して行われ建物の解体については来年5月末を目処に進行予定。長年見慣れた屋上のイセトヨやあさひやの看板は、おそらく数ヵ月後には足場に囲われて見えなくなってしまう。旧小田原アプリの建物は周辺の住宅街や通り沿いからもよく見えて、うらちょう商店街からはアプリの看板が大きく見える。旧小田原アプリだけでなく、隣接する小田原EPOも解体されるので、うらちょう商店街から錦通り方面を望む風景は今後大きく変わっていきそうだ。解体工事だけでなく、少し離れた場所からの風景の移り変わりも記録に残したいと考えている。

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