小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2023年12月の小田原は暖冬の影響で、暖かな陽気の日が多くて過ごしやすかった。カエデの紅葉も中旬くらいまで楽しめたので、秋と冬がせめぎ合うような師走となった。12月1日、夕暮れどきの小田原城址公園。見事な夕焼け空となって、小田原城との組み合わせが神々しく感じる風景だった。小田原の12月の始まりは、穏やかな晴天の一日だった。12月6日、板橋の秋葉山量覚院で行われた火防祭の風景。冬の夜に炎のゆらめく中、行われる儀式が連綿と続く歴史を感じさせる。12月8日、午前8時過ぎのお堀端の風景。小田原城址公園へ朝の散歩に出かけたら、学橋脇の桜の老木が伐採されていた。子供の頃は幾度となく見上げた桜の木なので、なんとも寂しさを感じる眺め。12月10日、昼時の小田原城址公園本丸広場。動物園で最後まで残ったニホンザルを見ることが出来る最後の日曜日。長年、市民や観光客に親しまれた小田原動物園はまもなく閉園。12月14日、午前8時過ぎの小田原城址公園本丸広場。午前中に茨城県に移送されるニホンザル7頭はまだサル舎の中に居た。移送先の東筑波ユートピアで穏やかな余生を過ごしてほしい。12月16日、正午過ぎの飯泉観音境内の風景。翌日から行われるだるま市の準備が行われていた。大銀杏の黄葉や落葉が例年と比べゆっくりだったので、黄葉とだるま市の風景を撮影できるかと期待していたが、数日前の強風ですっかり裸の枝に。12月17日、正午過ぎの飯泉観音近くの巡礼街道沿いの風景。通り沿いには露店が立ち並び、だるま市らしい眺め。露店で売られている食べ物は、私の子供の頃から比べると随分国際色豊かなものへ変わっていた。12月30日、蓮正寺橋近くの狩川の土手沿いの風景。暖冬なので菜の花の開花が早いようで、土手の所々では黄色の花が咲き始めていた。12月31日、正午前の錦通り沿いの風景。年越しそばを売る寿庵の前には買い物客の列。大晦日を感じる眺めだった。

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