「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県宮古島市   「 川満マングローブ遊歩道 」

2013-02-15 05:46:04 | 離島めぐり



宮古島にある 「 川満のマングローブ 」 遊歩道


































石垣の宮良や吹樋川。
沖縄本島の慶佐次などでマングローブを見る事はあるが、
こうして宮古でマングローブを見れるとは思わなかっただけに
思わぬ景色との出会いに感激であった。

旧下地町時代に隣接する川満漁港の漁港整備事業の一環として整備されたマングローブ遊歩道である。
平良から下地地区に向かう県道沿にあり、川満集落に隣接する。
川満集落最後の方にあるため、車の場合は見逃すこともある。
遊歩道にはオヒルギ、ヤエヤマヒルギ、メヒルギなどのマングローブが多く植生されており、
野生の鳥なども休んだり、エサを求める姿を見ることができる。
 
また潮が引いた干潟はカニが主役。
宮古にはオオアシハラガニモドキやヒメシオマネキ、ルリマダラシオマキネギ、
クマドリオウギガニ、ニナミコメツキガニ、ミナミベニツケガニ、フタハオサガニ、
ハクセンシオマネキなどが生息している。


場所は、県道390号線を平良から下地方面に向って行き、
川満集落を出てすぐの右側になる。
左にある沖縄製糖工場の250mほど手前になる。
遊歩道の入り口に無料の駐車場があり、10台ほど停められる。



長崎県平戸市田平  ・  道の駅  「 昆虫の里たびら 」

2013-02-15 05:43:29 | 花・鳥・虫・魚・猫



巨大カブトムシのモニュメント

































道の駅 「 昆虫の里たびら 」 は、全国有数の観光地ハウステンボスと、
平戸市に至るオランダ街道(国道204号)に接する場所にあります。
目印は巨大カブトムシのモニュメント。
農水産物や特産品を販売する物産館には、
特殊カメラで撮影した昆虫のパネルが展示されており、
夏場には昆虫の販売も行っている。





沖縄県宮古島 ・ 平良綾道 ( ピサラアヤンツ ) 「 真玉御嶽 」

2013-02-15 05:40:39 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所















平良は ( ピサラ ) と称し、人の住むにふさわしい地。
綾道 ( アヤンツ ) は 「 美しい道 」 の意味で、それぞれ宮古コトバである。
平良五箇 ( ピサラグカ ) は、旧藩時代の間切りで、
西里、下里、荷川取、東仲宗根、西仲宗根の五村のことである。
この平良五箇の歴史を探して綾道を歩いたものを紹介して行きたいと思っている。


真玉御嶽 ( 真玉神社 )

祭神
男女神かねとのまつ免か(御嶽由来記)
ウンキヌス(運気主) ユーヌカン(世=豊穣の神) 水ヌ主(竜宮の神) 子宝の神

由緒
昔、御嶽内には井戸(泉)があって、またガマ(洞窟)があり、気立ての優しい夫婦が住んでいた。
神として祀られている。
 
また宮古で初めて潮水でアイズゥ ( 和物 ) を作った神として祀られている。
 『 御嶽由来記 』 は真玉御嶽の祭神を 「 男女かねとのまつ免か 」 と伝え、
貧しい夫婦であったが、ふだん怠りなく精進し朝夕天道を拝していたので
神徳が降り子孫繁盛し富貴の身となった。
夫婦とも白髪の翁となるまで天道を祈り天寿を全うしたので、
死後真玉山に葬り御嶽を仕立て神と崇めた。
子孫繁栄の神として崇敬されていると伝えている。

 今日でも子宝の神として、また人の運気を司リユー ( 世=豊穣 ) を授ける神、
航海安全の神として祀られている。