「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

北九州市小倉南区 ・ 雪の平尾台を歩く 「 中峠から広谷湿原 ・ 滝不動ドリーネ 」

2013-02-20 06:34:34 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



中峠へ向かう道









中峠手前にある大平山登り口








中峠までの道をふり返ると自分の足跡だけがついていた








土の上には鳥の足跡がついていた















広谷湿原からの眺望







広谷湿原の入り口







雪の広谷湿原








雪の広谷湿原の一望






雪のため途中で車を停めて中峠を目指して歩くこと約30分。
誰もいない一本の雪道を進むのは気分がいい。
冷たい風も歩くと体温が高まって丁度いいくらいだ。
左に大平山の登山口を過ぎて中峠を越えると
右側に広谷湿原が広がる。

広谷湿原は、青龍窟から西に600m、平尾台自然観察センターから東に2500mの位置にあり、
北九州国定公園内にある、福岡県唯一の湿原である。
キセルアザミ、チョウセンスイラン、ウメバチソウ、サワギキョウなどの
湿原特有の野生植物が自生している。


晩秋の茶色の季節よりも、緑が揺れる春から夏がいいのだろうが、
登山やハイキングの人のいない季節となると、この時季に限られるから仕方ない。






滝不動ドリーネ ( 田代の岩屋 )







独特な空気が漂っていた滝不動周辺





広谷湿原を通って青竜洞に向かう途中の小高い丘の上を見上げると、
花崗岩が貫入した風景を見る事が出来る。
白色等粒状の主に石英・長石からなるアプライト岩脈が見れる場所が 「 鬼の唐手岩 」 である。
この付近は等覚寺の僧侶の修験の場のひとつであった。
この小山の下にある滝不動ドリーネ低部の洞窟は青龍窟へ続いていて、
広谷湿原や周辺の湧水を集めて綺麗な草花を咲かせて流れ込み、
2~3m程度の小さな滝となり青龍洞窟の地下川として流れ込む。
( 基本的には洞窟は複雑な迷路状になっているので、
入洞するには、自然観察センターに届出して経験者同伴でないと入洞できない。 )
そして、かなり水量が有ります。
洞窟の内部には30mくらいの見事な黄金柱があるそうです


明日は、この探訪の最終目的地である 「 鬼の唐手岩 」 を紹介しますので、
お楽しみに・・・




熊本県天草市牛深   「 東天紅 」

2013-02-20 06:32:37 | ラーメン・うどん・そば



天草市牛深 「 東天紅 」
























ボリューム満天のギョーザ








五目焼そばと並べてみるとギョーザの大きさがわかる













天草市牛深の久玉にある中華料理専門店の 「 東天紅 」 。
無量寺橋の写真を撮った帰りに立ち寄ったのだが、
「 どぎゃんだろうか? 」 と、思ったいたら、
まうごつ ( ものすごく ) 旨かった。

もし、天草 ( 牛深 ) に行かれることがあったら、
是非とも寄って食べてもらいたい店である。

ただ、ギョーザは大きいので2人一皿で丁度いいかも?




沖縄県宮古島 ・ 平良綾道 ( ピサラアヤンツ ) 「 ウプムイ御嶽 」

2013-02-20 06:30:53 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



東に向って建つ御嶽の鳥居







コンクリートで造られたマツカマを祀る祠






西側にある三ヵ所の祭壇









平良は ( ピサラ ) と称し、人の住むにふさわしい地。
綾道 ( アヤンツ ) は 「 美しい道 」 の意味で、それぞれ宮古コトバである。
平良五箇 ( ピサラグカ ) は、旧藩時代の間切りで、
西里、下里、荷川取、東仲宗根、西仲宗根の五村のことである。
この平良五箇の歴史を探して綾道を歩いたものを紹介して行きたいと思っている。


ウプムイ御嶽は、荷川取の里御嶽として民間の医者によって仕立てられた御嶽である。
東に向って鳥居が建ち、御嶽の境内はコンクリートで舗装されており、
その北側に主神マツカマを祀る祠が設けられている。
また、境内の西側には3ヵ所の祭壇があって、それぞれに香炉が置かれ、
真玉御嶽 」 「 ツカサヤー ( 張水御嶽 」 、
「 下地の赤名宮 」 等の神々を遥拝する場所となっている。

御嶽の名称は、御嶽の西側から北側にかけてガジュマルやクロツグなど、
雑木の御嶽林が広く茂っていることから、ウプムイ ( 大森 ) と名付けられたようである。
主な祭祀行事として、旧6月の 「 ユーダミ 」 、旧9月の 「 ユークイ 」
旧12月の 「 トウスヌバンクウニガイ ( 1年の終りの願い ) 」 などがある。


所在地 : 宮古島市平良 荷川取