「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県天草市牛深   「 ハイヤ大橋から天附ループ橋へ 」

2013-02-16 00:05:22 | 橋 ・ 鉄橋 ・ ダム ・ 隧道・道



蛇腹を連想させる 「 ハイヤ大橋 」の向うに通天橋が見える








ハイヤ大橋から下須島へ分かれた天附ループ橋







天附側から見たループ橋






下須島の通天橋付近から見たハイヤ大橋






牛深港の岩壁から見たハイヤ大橋







夜のハイヤ大橋






ハイヤ大橋から望む「 牛深の夜明け 」












のどかな漁港に突如として現れた牛深ハイヤ大橋は、
関西国際空港を手掛けた、イタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏の設計によって平成9年8月に完成。
全長883mと県内最長を誇り、車道と両側歩道を合わせた幅員が16mという大きさを
感じさせない繊細さとしとやかさは、
自然景観と調和した世界に類をみない美しい橋で、どことなく蛇腹を連想させるのである。


新熊本100景にも選ばれ、牛深ハイヤ大橋をとりまく 「 うしぶか海彩館 」 とともに
牛深観光のメインスポットとなっている。




沖縄県多良間島  ・ 沖縄の文化財 「 寺山の遺跡 」

2013-02-16 00:03:48 | 沖縄の文化財



トゥンバラ岩の上にある拝所








〈 密之心海盛山拝書敬白 〉 文字が刻まれている拝所の石







伐り拓かれた山に大岩の拝所がある







拝所に上がる階段に手摺りが付いている







拝所の手前に 「 コンクリートで造られた滑り台 」 がある







寺山の遺跡の説明板






寺山の遺跡の入り口




寺山遺跡は、塩川集落の大道里に所在し、現在は拝所となっている。
ここは昔から 「 寺山ウガン 」 と称し、
那覇波の上護国寺二十四代の住職、真言宗の僧心海が居住し、
修行をしながら島民たちを教導したと伝えられている場所である。
心海は1697年(尚貞29)から1711年(尚液)までの14年間滞在している。

布教中は島民の天災地変の災害を救うために、
トゥンバラ岩(大岩)の上に碑が建てられている。

拝所の向って右側には、〈大清康熙四十年(一七〇一年)辛巳九月吉日〉とあり、
中央には梵字が、そして左側には〈密之心海盛山拝書敬白〉と刻まれている。

多良間では、心海は流刑されたとも伝えられているが、
何のために渡来したかは不明である。
土原氏家譜によれば、第八代春倫は少年の頃、
康熙五十年(一七一一年)辛卯、上国の折、心海は奥武山龍渡寺の住職にあり、
時の尚 益王に願い出て春倫を中城御殿御奉公勉をさせている。
それは心海が寺山の巨岩の上に碑を建ててから十年目に当たる。




芋焼酎 「 石の蔵から 」

2013-02-16 00:00:52 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒






バレンタインの日、現場から帰ると事務所で 「 石の蔵から 」 という焼酎をもらった。
他の者はチョコレートだったが・・・
「 「 ○○さんは酒が好いちょうけ 」ち、事務員が言いよったぞ!」と、現場監督から受け取った。
アルコール度数17度の芋焼酎の小瓶だが、初めて飲む銘柄だし、
義理でもチョコよりも焼酎の方が良かった。
それに石橋や文化遺産などが好きな者からすれば、嬉しくなる名前である。

で、夕べ早速お湯割りで飲んでみると
芋焼酎が苦手な方でも飲みやすい初心者向けの芋焼酎であった。

ちなみに「 石の蔵から 」 は、鹿児島県南さつま市加世田 津貫の本坊酒造津貫工場の芋焼酎である。