「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県飯塚市  「 小正西古墳 ( おばさにしこふん ) 」

2017-05-23 11:43:52 | 古墳・ 遺跡



















1号石室入り口








1号石室内部








石室天井








石室左側壁








石室右側壁







赤色顔料で塗布された右側壁の加工された石








石が割れた1号石室の梁石








裏側から見た小正西古墳








2号石室の入り口















奥壁の下には加工された四角い石が設置されている








2号石室の天井








古墳を形成している 「 葺石 ( ふきいし ) 」








古墳の周囲を埴輪で囲んでいる






飯塚市小正地区の閑静な住宅街の一角にある 「 小正西古墳公園 」 は、
復元墳高5.5m復元径約30mの2段築成の円墳で、
6世紀頃の当地域を治めた主長墓と考えられる。
墳丘には円筒埴輪が立てられ、上位は茸石が施されている。
墳丘の周りには周溝が掘られ、大量の円筒埴輪片、形象埴輪片が出土している。
この古墳の特徴は一つの墳丘に主軸が直交する2基の横穴式石室が造られ、
石室規模も大きく違っている。

大きい石室 ( 1号石室 ) は盗掘を受け半壊状態で発見され、
奥行4.5mあり、石室壁面及び天井の全面に赤色顔料が塗布されている。
小さい石室 ( 2号石室 ) は未盗掘で、
鉄刀、鉄鏃、鉄鋸などの鉄製品、勾玉、管玉、ガラス玉などの装身具とともに
人骨も残っていた。
周溝から出土した巫女形の埴輪はほぼ完形で大変優美なもので、
出土品すべて福岡県有形文化財の指定を受けている。


普段は施錠がされているが、
4月と10月の特別公開のときだけ内部が公開されている。


所在地  / 飯塚市小正780-2


第4位 みずがめ座 今日のラッキーポイント 「 模様の入ったグラス 」

2017-05-23 06:06:12 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ



琉球ガラスと やちむん






今朝はどんよりと曇っていたが、
時折そんな雲の切れ間から
刺さるように細く鋭く尖った三日月が
東の空に見え隠れしていた。
そんな今日の順位は4位で、
ラッキーポイントは、
「 模様の入ったグラス 」 である。

自主性を発揮して評価アップ
苦手分野にも進んで挑戦しよう!


   今日のコトバ

 雨だれ石を穿つ

 ( あまだれ いしをうがつ )

雨垂れ石を穿つとは、どんなに小さな力でも、
根気よく続けていればいつか成果が得られるということのたとえ。

軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、
長い間同じ所に落ち続ければ、ついには硬い石に穴をあける意味から。

『 漢書・枚乗伝 』 には 「 泰山の霤は石を穿ち、単極の航は幹を断つ 」 とある。
「 穿つ 」 とは、穴をあける、掘るという意味。
「 雨垂れ石窪む 」 ともいう。