クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

平和を願う

2008-11-23 07:13:17 | Weblog
今日はクーやココ、ニャン子の話ではありません。悪しからず。
昨日、世田谷・池の上の、日本聖公会東京聖三一教会で、世田谷宗教者懇話会主催の【世界平和を祈るつどい】が開かれた。これは、さまざまな宗教者がその垣根を越えて一つになり、世界の平和と命の大切さを、一同に会して夫々の宗教の形で、祈りあおうと言うもの。会を重ね、今年で17回目と言う。礼拝堂は、200名を越える会衆で、満堂となり、パイプオルガンの演奏の中、十字架を先頭に、キリスト教、神道、仏教、イスラム教の聖職が入場して開始された。
キリスト教では、聖公会とカトリック教会の司祭が、平和を願う祈りとマタイ伝福音書を朗読し、全員で「いつくしみ深き友なるイエスは」で始まる聖歌を合唱した。
神道は、地元北沢神社の宮司さんが、世界平和祈願祭を行い、若く・美しい巫女さんが、写真のように浦安の舞いを奉奏した。教会の十字架の前での優雅な舞いは、こういう時にしか見られぬが、良く調和していた。
仏教では、2名の導師(お坊様)に合わせて全員で、妙法蓮華経観世音菩薩普門品と言うお経を唱えた。勿論会衆として参列された、聖公会の司祭も唱えられていた。
イスラム教は、代々木上原の寺院から、真っ白な髭を蓄えられた祭司と信徒の方々が祈りをし、コーランを唱えられたのである。
世界中の宗教は、その根底には、平和を願い、命の尊さを訴えている。しかし時には自分の主義主張が前面に出て、宗教戦争や討伐のような悲しい事が起きる。我々は常に、自分と異なるイデオロギーを持つ方の考えを聞き、昨日のような交流を深める事で、殺戮の悲劇を無くすように、努力せねばならない。
可愛いワン・ニャンと幸せに暮らすためにも。
「主よ、我らの足を平和な世界へと導きたまえ。アーメン」