クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーの魅力

2011-08-21 06:17:23 | ネコ
昨日の夕方、外から孫の大声が聞こえて来た。玄関を出ると2人は、おもちゃの飛行機を飛ばして遊んでいた。僕が小学生の頃は、厚紙で出来ていたが今は発泡スチロールに素材が変わっていた。
孫達の声が聞こえると、台所に居たクーは、ねこ窓=クーたんの窓に上がり、呼び掛ける。「あたしも遊びたいわ」と。その声で孫は車庫に入り「クーちゃん、クーちゃん」と。「ママ、クーちゃんが見ているよ」。嫁が「クーちゃん」と呼べば「お姉ちゃん」と嬉しそうな声で返事をする。
クーの魅力の一つに、返事をする事だ。名前を呼ばれると可愛い声が帰ってくる。チビニャンの頃「クーたんお返事は」と教えたのが身に付いた。
次の魅力は、スマートな体型。足が長く一見太っていない体。しかし、食べる量はココと余り変わらない。それなのにスマートな体型を保っている。身軽で走る早さもココに勝る。ココが全力で追いかけても絶対に追い付かず、時には立ち止まって振り向き、追い掛けて来るココに鋭いパンチを見舞う事も。
年は取ったが多くの魅力を持つクーなのである。

強引坊

2011-08-20 06:03:24 | ネコ
クーラー要らずの涼しい朝を迎えた我が街。昨日の朝迄煩い程に鳴いていた蝉の声は全く聞こえず、秋の虫の音が。たった1日で突然変わってしまい、少々驚いている。
昨日は高校野球に関東の2校が登場。朝からテレビを点け、テレビを見ながら、ニャンブログも言うながら族。そこに来たのがココ。「ぼくも」と狭いパソコン本体とモニターの間に強引に体を割り込ませる。勤め人の頃、無理を承知で命令をする上司の事を「強引坊」と陰口を叩いていたものである。昨日のココは真に強引坊。大きな腰でモニターを右に寄せて、自分の寝るスペースを作り「ぼく、寝ますから悪戯しニャイでね」と。こう言うように、我が侭を通そうとするからクーに嫌がられる。昨日の午後はクーの後ろに無理矢理付き纏って、振り向きざまにパンチをされ、それが頭にヒットし「くしゅん」となったが。
僕達夫婦が昼ご飯を食べていると、午前中に強引に開けさせたスペースで昼寝を始めた。その可愛い寝顔をパチリしたのが今日の1枚である。

つくつく法師の季節に

2011-08-19 05:48:01 | ネコ
昨夜ブログを見ながら耳を澄ますと、庭からつくつく法師の鳴き声が聞こえて来た。この声が聞かれるようになると、夏の終わりを感ずるのだが、ここ数日は異常な位の暑さが続いていた我が街。昨日は隣の府中で、最高気温が36度を超えたと言う。
暑い茶の間の奥で寝ていたクーも、流石に暑さに耐え切れず、居間のテーブルに登ると「今日も暑いわニャー」と涼んでいた。寒がりなクーが暑いと言う顔をするのだから。クーの真下では、暑がりニャン子のココが何時ものようにヘソ天で引っ繰り返っている。
だが、つくつく法師の声が聞こえて来たのだから、この暑さもまもなく終わり、涼しい秋風が吹き始めるだろう。

慌てたココ

2011-08-18 05:50:04 | ネコ
昨日の午前9時20分過ぎ、本棚のガラス戸感震計がガシャガシャと音を点て始め、直ぐに椅子に座ってブログを見ていた僕のお尻も揺れ始めた。その時ココは写真のように、居間の真ん中でお昼寝の最中。直ぐに立ち上がったが、隠れ場所が見当たらず「何処へ逃げようかニャー」と慌てた。部屋の中を見渡すこと数秒。見付けたのは、パソコンラックの中段の何時もの隠れ家。小走りで僕の足元を潜り隠れ家に身を潜めた。
揺れが収まっても中々出て来ず、僕が水を取りに台所へ行っても、隠れたままであった。ココがこの場所に入ると、そこを通っているマウスやキーボートのコードを引っ張るので甚だ迷惑である。落着いた後も潜ったままで、マウスが移動してしまう。
この地震の時クーは、仏壇の横で手足を伸ばしての昼寝の最中。揺れが来ると身を起こし様子を冷静に見ていたが、収まると昼ご飯も食べず、眠ってしまったのである。
インターネットで検索すると、我が住む街は震度3と言う事であった。
大震災の余震は収まる気配がなく、いつ迄続くのだろうか。もっとも関東地方は元々地震が多いだが。

愛情の飢餓

2011-08-17 06:17:16 | ネコ
朝から日差しが強く、今日も高温多湿の1日となりそうな予感。
昨夜から鼻水が止まらず、夏風邪の前触れだろうか。
昨日のブログでココは精神的な欠陥があると書いたが、それは運命の悪戯から生まれたもの。拾われても母ねこの支えが欲しく、神戸のお嬢さんの口を乳を吸うようにしていたし、我が家に来てからも3ヶ月位は、夜眠くなると僕の腕等を吸っていた。可愛そうな仔猫であった。そして、クーのように力を要れずに噛む甘噛みが出来ない。これらは母から教わる事だ。母から早く引き離されたために、どう行動したら良いのかが知らない。仔猫や仔犬は眠くなると母の懐に包まれ、乳房を吸いながら眠りに落ちるのが自然な行動。生後まもなく母から引き離されると、愛情飢餓状態にもなる。ココを見ていて捨てた人間の残酷さに怒りを覚える。欧米諸国で生後8週令迄母親と引き離してはならぬと言うのには、こう言う大きな意味があると思う。
愛情飢餓状態で育ったココは、その欲求を満たすために、クーに付き纏って甘えようとしたり、人の傍にいて撫でてもらって、その欲求を満たそうとする。それは4歳を過ぎた今も変わらない。このブログを書いている今も、ココは僕の目の前のパソコンの横でマッタリとしている。僕の手が背中を「良い子だね」し撫ぜられると、嬉しくて目を閉じてしまうのである。

パブリック・コメントに+アルファーを

2011-08-16 06:19:24 | ネコ
今年は、動物愛護法の5年に1回の見直しの年。環境省は広くパブリック・コメントを求めており、ジュルのしっぽをはじめ、多くのニャンブログで提出を呼び掛けている。僕もその内容に基本的には賛成である。しかし、幾つかの問題点を感じるので、今日はそれを書する事にしたい。
動物を扱う業者の許可制への移行には賛成するが、闇業者が今以上に増えないだろうか。許可制にしても抜き打ち的に査察を行い、違反者への許可取り消しと罰則の強化。許可を取り消された業者が飼育していた動物の保護と、収容施設の整備の問題。
生後8週未満の犬・猫の販売及び譲渡の禁止。賛成であるが、家庭内で生まれ、公園や河川敷に捨てる者への対策。そしてそれを保護した場合、既に親とは引き離されており、里親への譲渡はどうなるのか。例えば、我が家のココは、3周令位で捨てられていたのを保護された。その後8週令位迄は保護した家庭で暮らしたが、猫的な社会性の欠如は見られる。また、拾った直後に良い里親に回り合ったのに、この法律が壁となり譲渡出来ない場合も。拾った方の経済的な負担も大きくなり、保護活動に水を差さないだろうか。
今回のような天災発生時の動物保護についても、条文に書き入れ、獣医師法も改正し、動物保護を明確に行う事も必要だろう。
最後に幾ら法を整備しても、多くの人々に理解してもらうための啓発活動が必要である。地方自治体の動物保護協会の活発化や、地方自治体の広報誌の活用。広告機構等へ委託し、テレビコマーシャルを放送する事も。その経費は犬・猫用の食料を作っている会社へ賛助金負担を呼び掛ける事も必要になろう。
今度こそ彼らが何の憂いもなく暮らせる社会への第一歩として欲しいと願うものである。

男の子は面白い

2011-08-15 06:08:57 | ネコ
今日は終戦記念日=日本に平和が戻った日。この日を国民の斎日にしないのが不思議でならぬ。今僕達は平和の中にドップリと浸かって、日々の暮らしでは、犠牲となられた方々に思いをはせる事は全くしていない。僕の身近では、母方の伯父が軍属として、硫黄で戦死している。僕もテレビで慰霊式を見ながら、御霊の平安と平和で暮らせる事の感謝の祈りを捧げたいと考えている。
さて今日の本題に入ろう。
僕は今日迄2ワン・2ニャンと暮らした経験がある。しかしココを除いては、みな女の子。女の子は成長するに付け、ベッタリと甘える事が少なくなってくる。人に対しては冷めた眼差しを向けているような気がする。クーも彼女が静かにしている時に、断り無しに背中を撫ぜると振り向きざまに「煩いのよ」と言う目線を向ける。
ココはヘソ天で寝ている時に、お腹の上にマタタビの枝を置いても怒らない。また、人の足元にじゃれ付いて来たので、カリカリを茶碗に入れても食べずにまた足元にじゃれ付く。2回されるとドンな僕でも分かり、一緒に遊ぶ。それをテーブルの上で寛いでいるクーは「ココはやっぱりお子ちゃまなのね」と冷めた視線を投げる。しかし、そんな視線を気にするココではない。
多くのニャンブログに登場する男の子も、ココと同じように人に甘えてたり、我が侭を言いながら楽しい姿を見せてくれる。僕もクー1ニャンだけと暮らしていたならば、一方的な目しか持てなかっただろう。ココが来て真の家ねこの姿が分かったような気がする。

お盆休みなのに

2011-08-14 06:22:00 | ネコ
昨日は朝10時前に家を出て、向った先は千円床屋。今流に言うとカットの店。2月の確定申告以来半年振りの床屋。歳を経たせいか50代の頃に比べて髪の延びが遅くなり、外出で人と会う機会も少なくなり、半年で充分になった。お盆休みと言う事で空いていると思ったが、とんでもない。次々とお客が。3台の椅子はフル回転。
久しぶりに髪を切った後は、新宿へ向った。9月中旬の日曜日に予定している、中学校のクラス会の店の下見と予約である。2年振りのクラス会、どんなメンバーが顔を見せてくれるのだろうか。京王線の西口を出て大ガードに向う坂道も、肩が度々触れ合う程の人。予約した店は料理人、店員共に中国の方のようで、小さい店ながら良い感じ。1人3500円で食べ放題・飲み放題と手頃。新宿・歌舞伎町も、お盆で休んでいる店や、この震災不況の津波に飲み込まれ、閉店となった店も見られた。お客が沢山入っているのは、手軽な価格のラーメン店とハンバーガー店等。
西口地下街も人・人であった。都会の住人が田舎に行っても、地方から東京に遊びに来る人が多いからだろうか。京王線の駅も普段と変わらない。乗降客36万人の駅のすごさを、ねこのように目を真丸にして眺めたのだった。

元気だよ

2011-08-13 06:08:55 | ネコ
今朝も薄曇の空ながら、気温は高く5時の室温は28.8度。
それでもクーとココは元気に朝ご飯を催促し、胃薬の効いているクーはお代わりを強請った。ご飯を食べお水もタップリ飲む。羨ましい程に食欲が落ちない。最近の2ニャンは茶碗を相互利用し、同じカリカリを入れているのに、摘み食いをしたり、自分の茶碗が空になると、平気で隣の茶碗から食べている。小競り合いをする2ニャンだが、食べ物の事で争う事は1度もない。
今朝もクーはソファーの背に跨って、盛大に爪研ぎをし、テーブルに登って手枕で休む。クーの背中には、クーラーからの風が降りてくる。
ココもクーがテーブルに登ると、周りを回って尻尾が垂れて悪戯出来ないかと探すが、残念な事に尻尾は体の脇に畳まれていた。少しだけ部屋を走り回り、今は、パソコンラックの奥で一休み。本当に元気なニャン姉弟である。

暑い毎日だけど

2011-08-12 06:04:32 | ネコ
今朝も室温は29度。ミルクをタップリ入れ、氷も普段より多くしたコーヒーで1息。我が家のニャンズもね冷たい水を飲んで喉を潤していた。
昨日、正午前の居間の温度計は30度を表示。電力事情が少々悪くなろうとも、これではクーラーを止められない。暑いの大好きなクーも、茶の間の両親の写真の下でお昼寝。ココもモニターの前で伸び気って「ここニャラ涼しいよ」と。
頭の思考回路も「お昼寝だよ。お昼寝だよ」のサインを繰り返す。夕立は夢の中。かなり激しかったようだ。今日も暑くなりそうで、昼ご飯の後はみんなでお昼寝の1日になりそうな我が家である。