すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

これ、なーんだ?

2010-11-26 | なんでもあり

                  

 

さて、これは何でしょう?

 

松の種なんですね~!

クリスマスの飾りにしようと
散歩のときに拾った松ぼっくりを置いておいたら
何やらパラパラ落ちている。

ひょっとして・・・?

と松ぼっくりをコンコンとやってみると
パラパラパラパラ・・・

まあ、綺麗!
しかも、形がとっても巧妙!
まさにプロペラだー!
こうやって飛んでいくんですね。

松って、植えるものと思いがちでしたが
本来こうやって自然発生して
日本の針葉樹林ができていったのでしょうね。

あったりまえのことに感動している自分が
可愛くもあり、情けなくもあり・・・^_^;

教室の生徒さんに聞くと、正解は1人だけ。
大人もほとんど知っている方がいらっしゃらない。

そこで、
ちょっと得意になって紹介いたします。

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叱られて、手を合わせて

2010-11-26 | 素老日誌

2010.11.02.(リハビリ日誌 46日目)

部屋に入って行くと、
母は、しきりと手を合わせている。

わー、
こんなにスムーズに両掌を合わすことができるようになっているんだ、
と感心する。

ベットの横の壁が、布団でガードされている。

以前から、
母はベットの横の壁をコツコツたたくことがあった。

ひょっとしたら、あれが高じたかな?

どうも叱られたみたいだ。

「皆さんにお詫びをして、
仲良くしていかなあかんな。
明日は挨拶に行かなあかんで忙しいわ」
と何度も何度も繰り返し言う。
そして、その度に手を合わせるのだ。

引っ越してきた人がどうのこうの・・・という話にも広がっていく。

こうやって近所の人とつきあってきたのか、
と垣間見る思いがする。

それにしても・・・

こうやって人間関係について、
思いが及ぶようになっているんだ。

これは、大きな変化だ。

血圧を測ってみると、140位になっている。

薬を飲みだして一週間目にしてさがってきた。

これは、降圧剤だけの影響ではないようだ。

降圧剤の影響であれば、
使ってすぐに冊圧は下がるはずだ。

しかし、

この一週間ほとんど血圧は下がらなかったのだ。

血圧が下がったから、落ち着いているのとも違うような。
もっと見えないところで
大きな変化が母全体に起こっているように思える。

「人」というのは、どうなっているんだろう?

認知症になってから、
脳梗塞を起こしてからの母を見ていて、
何度そう思ったことだろう。

わかった気になっているな!

どこかからそんな声が聞こえてくるような気がする。

 

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芽の行列は、力持ち!

2010-11-22 | 教室

今日は、久しぶりの雨ですねえ。
畑の芽が喜んでいるだろうなあ。

実は、この11月から畑をすることになりました。

かつて、ほんの少し畑をしたことがありますが、
またするとは思ってもいませんでした。
畑のことなど何も知らないど素人です。
私一人じゃ畑はできない!
そう思い知ったものですから。

ところが、手伝ってくださる方があり、
凝りもせず、始めることになりました。

それで、
グリンピース、スナックえんどう、小松菜、春菊、ラディッシュの種をまきました。

先日、
待ちに待った芽が出たんですねえ。

まるで、重い土の板を持ち上げるがごとく、
小さな芽が並んでいるのです。
(土は、石だらけ・・・^_^;)

あとで、知人から聞いたところ・・・

「一粒一粒には力がない。
だから、たくさんの力を結集できるように
種を縦列にくっつけてまくんだよ」。

なるほど~!
すごい!

種の力もすごけりゃ、
それを見つけた人もすごい!

 

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椅子に楽に座りなおすには?

2010-11-20 | 素老日誌

2010.11.01.(リハビリ日誌 45日目)

今日は、
母の補助用具の相談に乗ってもらうため
豊寿園の方に来ていただく。

母は、ベットから車椅子など移乗のときに、
異常に怖がる。

どうしてこんなに怖がるのかは、
はっきりしたことはわからない。

ただ推測できるのは、
お尻を浮かした状態が不安定であるから怖がる。
また、誰かに抱かれても、
どのようになるかわからなくて不安になる。

母は、何とか自分で行こうとする。
その意欲はいいのだが、
実際にはまだまだ無理なのだ。

レモンさんともいろいろ考えたのだが、
自分で行くための補助用具があるのではないか?
となったのだ。

目の前にバーのようなものがあれば、
自分で立ち上がろうとするのではないか?
つかもうとすれば、
使っていない左手も使うことになり、
返ってトレーニングになるのではないか?

などと私は思ったのだが、
それはちょっと「早い」ということだった。

その前に、「バーをつかむ力をつける練習」など、
何らかの段階がいるということだった。

なるほど・・・確かにそうだ。

しかし、なにやらもやもやするぞ・・・。

「では、今どういう段階が必要か」が
はっきりしないまま終わってしまったということだ。

今の母に必要な段階は?
認知症の母にでもできる方法は?
怖がらせずに、気がついたら練習ができていたという練習方法・・・。

うーん、ここが問題だ。

 

 

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やりたいことして、ほめあいっこして、若返ろう!

2010-11-06 | おむすびティータイム

おむすびティータイム 10月19日

おむすびティータイムも3ヶ月ぶり。
この日の参加者は、5人。
参加者の近況を聞かせていただきました。

私はウツだった(更年期も含めて)お話をしようと思っていたのですが、
その前に「ウツ脱出策・予防策」を教えてもらったようなものでした。

娘の漫画にはまってます!

中学生の娘さんが読んでいる漫画にはまっている、という話。

恋愛物で、すっかり少女の気持ちに戻って
ドキドキしたり、
ポロポロ泣いたりしているというのです。

「そりゃ、若返るわー!」と皆さん。

実際、その方、とっても若返って見えました.

そうそう・・・私の娘が大の嵐ファンで、
私もいつのまにかテレビの前に釘付け・・・
という生活をしていましたが、
大学生になった娘が家にいなくなったら、
とんと見なくなって・・・
確かにあの頃は若かった・・・・?

娘から「若さのツボ」をもらっていたんですねえー。

ほめてもらって、子どもの気持ちがわかる。

ジャズの歌のレッスンを受け始めたというお話。

学生の頃コーラスをしていたときには、
自分の声が嫌いだったのが、
ジャズ向きのとってもいい声だと言われたそうです。

「先生、ほめ方が上手いの。
ほめてもらうと気分がいいのよねー!」

そういう表情にも以前と違う輝きが!

また、「子どももこうやってほめてもらうと、気持ちがいいんだろうな」と
子どもの気持ちがわかって、
子どもへ声のかけ方が変わった、ということでした。

「ほめる」ためには、
観察力もいるし、頭を使うと思いませんか?

「ほめる」人にとっても、
「ほめてもらう」人にとっても
効果があるのでしょうね。

子どもの頃からしたかったことを始めて

「中高年からのバレエ」というのを始めたという人も・・・
実は私なんですが・・・^_^;

なぜ、バレエなの?と聞かれますが、
素敵な舞台を見たからでも、
音楽が好きだったからでもないんです。

なぜか、子どもの頃からバレエをしたかったのです。
でも、お金のかかるバレエのことは親に言い出せないままで、
あきらめてきました。

しかし、この年になってもまだその思いが消えず、
「こりゃ一度やってみないと後悔しそうだわ」
ということで始めてみたところ・・・・

心弾むんですねー、これが!

ただ、体が痛くて・・・・(^_^;)
言われる姿勢も取れなかったのですが、
整体の先生からのアドバイスで、
それができるようになったんです。
そしたら、嬉しくって、
また、心が弾んでくるのですよねー。

行ってみたい風景

「風が心地よく吹く草原に行ってみたい」
と言われた方がありました。

そこで、曾爾高原(そにこうげん)をお勧めしました。

一面ススキの曾爾高原は、
今が神秘的で素敵なのではないでしょうか?

片道一時間くらいかな? 

非日常的な映像を見る。
これは、きっと脳のリフレッシュになるでしょう!


【今回のティータイムのポイント】

更年期、ウツ脱出・予防にもおすすめ!

やりたいこと・好きなことは、やってみる。
ほめあいっこをする。

 

 

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好きな空間で目覚めてきた!?

2010-11-05 | 素老日誌

素老日誌 2010.10.21.(リハビリ日誌 34日目)

今日は、母の87歳の誕生日。

誕生日のプレゼントを何にしようか?
ずっと考えてきた。

誕生日を迎えることができること。
体が元気に快復できていること。

これを何よりお祝いしたいのだ。

ひらめいたのは、
ドライブの好きな母だったので、
よく行っていた母のお気に入りのティーハウスに
車ででかけて、
ティータイムをすること。

倉田さんの承諾もいただけた。

これは、グッドアイデアだ!

体はシャンと、目に眼力が!

お天気は、小雨。母の体調は、どうだろう?

娘:お誕生日おめでとう!
母:ありがとう!嬉しいわ
娘:お誕生日のお祝いにお茶とケーキを食べに行こうと思うんやけど、
  お母さん、行ける?
母:ああ、嬉しいわ、行くわ。

よっしゃ!
体調良し。
小雨決行!


服を着替えて、
髪をとかして、
口紅を塗って・・・

ところが・・・

しばらく走ると吐きそうだと言う。
車に酔ってきたようだ。

車から外の景色を見るのが好きだったが、
外を見ようともしない。

これは、視力の問題かも・・・動体視力も落ちているだろう。
左が見えにくいのだから、空間認識ができにくくもある。

コスモス畑も喜ぶだろうと思ったが、見ようともしない。

ところが!

ティーハウスさんについてみると、急転!
母は絶好調になったのだ。

左に傾いていた体はシャンとしてきて、
眼力も出てきた。

興味津々部屋のインテリアを見るわ見るわ。
食べるし、しゃべる。

退院後、こんなイキイキとした母の表情は初めてだ。

母のこの時間のために付き添ってくださった倉田さんと職員の方もびっくり!

理屈抜きで好きな空間、好きなものとは、
人を癒す力があるんだ。

それをあらためて実感。

思い切って出てきてよかった。

林檎を使ったタルト・タターンは母の好物で私の手作り。
それにろうそくを立てて出してくれたティーハウスさん。
なんて粋な計らいだろう。

レモンさんにしろ、ティーハウスさんにしろ、
個人に合わせて融通をつけてくださる仕事の仕方に、
改めて感謝する。

もろもろの恵みを想い、
誕生日を祝いたい。

この気持ちが自分で嬉しい。

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これが、要注意のサイン!

2010-11-02 | 素老日誌

素老日誌 2010.10.20.(リハビリ日誌 33日目)

今日は、整体の岡先生が来て下さる。

私が行ったときは、
母は、久しぶりに眉間にしわを寄せて、
体を硬直させて座っていた。

これだ!
脳梗塞を起こす前、
この表情がきつくなってきていたのだ。
これは、要注意のサインだ。

整体の施術後、
お昼ご飯も食べずにすやすやと眠り始めた。

そして、一眠りして目覚めてこう言った。

「もう今日は、何にもせんと、バカみたいに寝たいの」。

そして、お茶だけ飲んで、気持ちよさそうにまた眠りに就いた。

「もう今日は、何にもせんと、バカみたいに寝たいの」。

これは、
元気なときの母の休養宣言の決まり文句なのだ。

本当に休んだ方がいいのだろう。

考えてみれば、
ここのところ、行事がたくさんあった。

近いところから、振り返ってみると・・・

母の誕生会、
入院後初めての入浴、
お仲間の葬儀、
国魂神社での合唱(初めての外出)

確かに、これは疲れていても当然だわ。

だけど、そんな状況でも
緊張していると眠れなくて、疲れがたまっていくのだ。
人間誰しもそうなのではないだろうか?

施術の効果だろう。

今日は心身ともに深部から休ませてもらえそうだ。

ゆっくりと眠ってな。
明日は、お母さんの誕生日よ。
お気に入りのお店に
お茶とケーキを食べに行くのよ。
明日出かけられますように。


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