すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

生活・支援サポーター養成講座で私が講師?

2011-12-09 | セミナー・イベント

12月2日(金)より

安心が一番!

津北部西地域包括支援センター主催の
「生活・支援サポーター養成講座(5日間)」
の一コマで
私が母との体験から学んだことをお話しする
という機会を頂きました。

これも縁側の日のご縁からです。

私にしたら、
ちょうど母の介護の節目でしたので、
母と暮らした5年間の整理になるなと思ってお引き受けしました。

その都度その都度、
感じたことは、
縁側の日でしゃべったり、
ブログや通信で書いて発信してきていたので、
自分では整理してきているつもりでした。

でも、
こうして振り返ってみますと、
流れを通して初めて見えることがあるものですねえ。

その中の一つからつけたタイトルは、
「『安心が、一番!』~ 介護から学んだこと ~」

これは、介護する者にとっても、
介護される者にとっても言えること。

そして、それは、どんな人間にとっても言えること。

この5年間で、
日々の小さなことから 事あるごとに、
私は母から
「安心が一番」「どうしたら、安心できる?」
と考え工夫することを
叩き込んでもらっていたことに気づきました。

私の場合、
今それが教室で大いに生かされているのを感じています。

いつも「介護」と「子育て」が同であることを痛感していました。
ところが
何がどう同じなのかをうまく言葉にできずにいたのです。

それが、この度
「安心が一番」
というフレーズが浮かぶと共に、
このベースが同じだったんだ!
と、私自身がすっきりしました。

2時間の講師なんて、初体験です。
どれくらい話せるものなのかも、さっぱり・・・!

お陰さまで、
用意したお話しは全部できましたし、
皆さんとお話しする時間もとれて、
楽しく無事終えることができました。

何より皆さんの真剣に聞こう、知ろうという態度が嬉しかったです。

私の母の実話を通して、
「認知症とは?」
「安心するには?」
「私にとってのサポーターとは?」
が伝わればと思ったのですが、
アンケートでは、20名ほぼ全員の方が
「よくわかった」にをつけてくださってありました。

それを見て、やっとほっとしました。

本当にこんな貴重な機会を頂いたことに感謝です。

ありがとうございました m(__)m m(__)m m(__)m

認知症の人たちへの理解も含め、

地域で「安心」が拡がっていくことを願います。

 

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4年目、みんな自分を大事にしているんだわ。

2011-12-07 | 縁側の日

皆さん、またまたご無沙汰してしまいました。

あれから、私がまず始めたことは、
家の中の荷物の大処分でした。

世に言う「断捨離」です。

封印にしていたものを開くこともでき、
本当に心の整理までできました。

元気に縁側の日もやっておりましたよ。

ご報告致しますね。

2011.12.1.より


今日は、12月でおしゃれなロールケーキを二種類も用意しました。
一年よく頑張ったよね、という気持ちです。

最近の縁側の日は、話題が随分変わりました。

体調が悪い話で始まったのですが・・・。

みなさん、話も聞くけど、ロールケーキも味わっている。

そして、そのあとは、

フランスに行った話、
ホノルルマラソン出でる話、
ドイツに行く話、
オーロラを見にノルウェーに行く話、
そして、ヘルパーの免許を取った話
と続きした。

縁側の日は、4年目になりました。

当初から来てもらっている人が多いのですが、
介護が終わったわけではありません。

ただ、皆さんが「介護」の枠の中にいながらも、
その枠にとらわれずに
自分のことを大事にできるようになっているのですね。
それは、人のことを大事にできるということにもつながります。

そのことを実感しました。

長い時間をかけないと見えてこないことがある。
親がいてこそ、自立できる。

そういうことを共有できると言うのも頼もしい話です。

これからこそ、
私たちの未来に向ってこそ、
その力が発揮できるのではないか。

そんな予感がしました。

縁側の日をやってきてよかった~~~!

あらためて実感した日でした。

 

 

 

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